2021-03-31 Wed
昨日、宇賀神様山内の側溝を詰まらせていた葉っぱを除去すべく、掃除に伺いますと、宇賀神様の桜が開花していました!
昨年の初夏の頃から、ご縁があり周辺整備等に拘わらさせていただいてきました。
宇賀神様、そして山内にある「宇賀神桜」と呼んでいますが、エドヒガン系の三代継承している子孫繁栄の桜が気にかかっていました。
高屋敷に集う方々の御奉仕により桑の木や雑草除去、そして、根っこの掘り起こし撤去、駐車場整備等~ 沢山の御縁をいただいてきました。
春を迎えて、その桜が可憐な花弁をのぞかせ開花と相成った次第です。
春に備え晩秋から厳冬期にかけて、周辺の状況把握を兼ねて、水路を掘って水を逃がし、側溝を掃除して泥水の流入を抑え、なるべく農道ができる前の状態を確保したくアレコレ画策してきました!
春が来て桜が咲くのはあたりまえの事なんでしょうが、紆余曲折の中で手をかけて来た事もあり、開花の喜びはひとしおです。
うれしくて、うれしくて涙が出ました~
宇賀石の福ノ神「宇賀神(うがじん)」様
創建は室町末期の戦国時代まで遡ると考えられています。近世では旧鷹巣村庄屋であった松崎氏が氏神としてお祀りし、近郷近在の福徳を祈願する人々から宇賀石の福ノ神「宇賀神」様、“うげいっしゃま”と称され、信仰を集めて来ました。近年では鷹巣や近在のご縁のある方々によってお祀りされています。
諸説ありますが、宇賀神様は弁財天様の頭頂部に載っているとされ弁財天様と同一視されています。その福徳は「立身出世」を含む、金運、財運、智恵、五穀豊穣、芸能等の御利益をもたらしてくれると伝わっています。
当宇賀神様の御姿は、長い歴史の中で風化が進んでいますが、本来は「蛇神・龍神」の化身と伝わっているように、頭は若い女性か翁、そして胴体には蛇(龍)がとぐろを巻くという容姿であらわされています。
御縁日は、弁財天様と同じ「己巳(つちのとのみ)」の日で、その昔は所願成就の御利益を願う参拝者で溢れ御賽銭をカマス袋に入れて担いで降ろしたと伝わっています。
「宇賀神桜」
境内にある桜の巨樹は樹齢500年と目されるエドヒガンザクラです。一つの株から老若3本の幹が天に向かって生える姿から、お婆さん、お母さん、娘さんと3世代を紡いだ「家庭円満」「子孫(家門)繁栄」を象徴しています。
橋本史紀著「田村の庄 鷹巣に里を辿る」地名の由来について「宇賀神様」宇賀石地区参照
令和三年○月吉日 宇賀神奉賛会
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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2021-03-10 Wed
春本番を前に宇賀神様の掃除をしてきました。
側溝の泥上げ、手水場の手直しと水路確保等、自分なりの掃除と整備です。
運動も兼ねて、せっせと金のシャベルを振るいます!
ここ一年の朝の散歩など、この宇賀神様周辺整備の準備運動だたかなぁと思えるくらいです。
湧き水を引いた手水場です。
蹲を置いてみました。
その水場の排水の確保も一仕事です。
水の流れを追い水末祖掃除をして水路確保!
累計ですと、もうなん10袋になったかわかリませんが、コレは今日のごみ回収の成果です。
今年は桜の開花が早そうです。
この宇賀神桜は、よく見ると幹回りの実測法が解りませんが、5メートルは越えています。
宇賀神さくらの開花が待ち遠しい今日この頃です。
「宇賀神桜」
境内にある桜の巨樹は樹齢500年と目されるエドヒガンザクラで、一つの株から老若3本の幹が天に向かって生える姿から、お婆さん、お母さん、娘さんと3世代を紡いだ「家庭円満」「子孫(家門)繁栄」を象徴しています。
昨年の五月の連休明けに、お客様からの問い合わせがある迄、この宇賀神様の存在を知りませんでした。
ご縁があり、整備等に奉賛させていただくようになりました。
ちょうどこの日、小原田で理容店「104」を営む高校の同級生がバイクで通りかかり、激励がてらお参りしてくれました。
その友人から、「神様に奉仕作業をさせてもらえるなんてすばらしい事じゃないか!」と・・・
そうなんです、中々寺社の掃除というのは出来そうで出来ないもので、こうして早春の晴れた日に泥と汗にまみれながら無心になって掃除をする~
心身ともに清々しい気持ちになります。
宇賀神様、そして、ご縁に感謝です。
心地よい筋肉痛と顔の日焼け、そして紫外線アレルギーのブツブツが、お土産についてきてくれました!
宇賀石の福ノ神「宇賀神(うがじん)」様
創建は室町末期の戦国時代まで遡ると考えられています。近世では旧鷹巣村庄屋であった松崎氏が氏神としてお祀りし、近郷近在の福徳を祈願する人々から宇賀石の福ノ神「宇賀神」様、“うげいっしゃま”と称され、信仰を集めて来ました。
近年では鷹巣や近在のご縁のある方々によってお祀りされています。
諸説ありますが、宇賀神様は弁財天様の頭頂部に載っているとされ弁財天様と同一視されています。その福徳は「立身出世」を含む、金運、財運、智恵、五穀豊穣、芸能等の御利益をもたらしてくれると伝わっています。
当宇賀神様の御姿は、長い歴史の中で風化が進んでいますが、本来は「蛇神・龍神」の化身と伝わっているように、頭は若い女性か翁、そして胴体には蛇(龍)がとぐろを巻くという容姿であらわされています。
御縁日は、弁財天様と同じ「己巳(つちのとのみ)」の日とされ、その昔は所願成就の御利益を願う参拝者で溢れ御賽銭をカマス袋に入れて担いで降ろしたと伝わっています。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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2021-01-17 Sun
三春城下在鷹巣宇賀石にある「宇賀福神」さまが鎮座する境内に、御布施として敷石を設置奉納してみました。
かねてよりの、令和の宇賀石様周辺整備の中で境内の土質が粘土質ということで雪や雨が降るとぬかるんでいました。
それを改善して、大勢の方々に参拝していただこうと、思案していました。
そこで、当店女将の同級生で友人、中田町で石材業「MSコーポレーション」を営む佐久間氏に頼み込んで平らな切り石を分けていただきました。
おまけに、宇賀神様に配達も依頼して~
本当にありがとうございます。
当初は、茶の路地「茶室」へのアプローチのような丸い自然石での飛び石を考えていましたが、神様の社へ通じる参道です。
参詣に来られる老若男女の方々に参拝していただくのに足元の安心と安全を考えて、平らな切石をご覧のように敷き詰めてみました。
饅頭屋の私が見様見真似でしたもので恰好が悪いかもしれませんが、足元の安全を確保しました。
これも、”乗り掛かった舟”ではありませんが昨年の5月に宇賀神様の問い合わせがあったことから始まり、塵壺掲載やナニコレ珍百景に採り上げられ、三春町への珍百景採用謝礼金寄付、そして三春広報や、福島民報・福島民友にも掲載、そして、白岩高屋敷稲荷神社宮司様とも懇意にさせていただくようになったという、有り難いご縁がございます。
禅の師匠より「無一物中無尽蔵」ということを教えていただいています。
禅的な行為というものは、いっさいの果報を求めないことです。良い事、人のためになる事は自分自身のために行うものであり、功徳を求めての行為は布施ではありません。
心清らかな行為は、その行動の最中にすでに徳を積み幸せを感じているはずということだそうです。
先の駐車場整備に於いても三春城下で水道屋「吉村管工所」を営む吉村君にお世話になり駐車場整備もお世話になりました。
お陰様で、新型コロナウイルス感染拡大防止「コロナ禍」という昨今にあって、商売をさせていただけるのも、宇賀神様、そして高屋敷稲荷様のおかげと感謝しています。
高屋敷稲荷神社の鈴木宮司をはじめ、地主の橋本様、そして、隣の桑畑の地主の影山様、さらには迎えの空地の地主の佐久間様等々様々な方々の御縁と御奉仕、ご支援をいただき令和の宇賀神様周辺整備が進んでまいりました。
さらには、高屋敷稲荷神社に集う方々の様々な奉仕作業・・・・
そして、何かと奉仕していただいているLCサービスの佐久間君、根元看板店の根本君~
私はそれらの方々の少しでもお役にたてればとの思いで関わらせていただきました。
これで多くの方々に福の神「宇賀神」様に参拝いただき、その御利益が届きますようご祈念申し上げます。
ご縁と塵壺等での現代の皆様への紹介者の責任として、駐車場整備での交通安全確保、そして、ぬかるみ対策の石畳整備等々で参拝飲み仲間の安心安全に少しはお役立ていただければ幸いです。
この春には、樹齢500年と推測される「宇賀神さくら」も可憐な桜花を見せてくれることでしょう~
エドヒガンザクラの大きな桜です。
よく見ると一つの株から老若3本の幹が天に向かって生えています。
樹齢500年と目されるお婆さん、お母さん、孫娘と3代に亘る宇賀神桜です。
尚、宇賀神様の縁日は、弁財天の御縁日と同じ己巳(つちのとみ)の日で、60日に一回巡ってきます。
今年2021の初己巳は1月21日です。
2021年の己巳の日は、
1月21日(木)、3月22日(月)、5月21日(金)、7月20日(火)、9月18日(土)、11月17日(水)になります。
御賽銭もって商売繁盛、金運、出世祈願です。
尚、芸能の神様でもありますよ~
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:27 | comments (x) | trackback (x) | 旧中妻村::宇賀石 福の神「宇賀神」さま |
2021-01-08 Fri
三春城下在、鷹巣の宇賀石にある宇賀神様の駐車場を示す看板が立てられました。
斜面になっていますが、自動車の方向転換もできます。
車3~4台は止められますので、ごゆっくりと御参拝くださいますようお願いいたします。
福ノ神「宇賀神(うがじん)」様 宇賀石
創建は室町末期の戦国時代まで遡ると考えられており、近世の記録では旧鷹巣村庄屋であった松崎氏が氏神として祀り、福ノ神の“うげいしさま”と信仰を集め、近年では鷹巣の方々によってお祀りされています。
諸説ありますが、宇賀神様は弁財天様の頭頂部に載っているとされ弁財天様と同一視されています。その福徳は「立身出世」を含む、金運、財運、智恵、五穀豊穣、芸能などの向上と、様々な御利益をもたらしてくれると伝わっています。
その御姿は、長い歴史の中で風化が進んでいますが「蛇神・龍神」の化身と伝わっているように、頭は若い女性か翁、そして胴体には蛇(龍)がとぐろを巻くという容姿であらわされています。
御縁日は弁財天様と同じ「己巳(つちのとのみ)」の日で、古には所願成就の御利益を願う参拝者で溢れ、御賽銭をカマス袋に入れて担いで降ろしたと伝わっています。
境内にある巨大な老桜は、「宇賀神桜」と親しまれるエドヒガンザクラで、樹齢は宇賀神様と同じく約500年と推測されています。
一つの株から老若3本の幹が天に向かって生える姿から、お婆さん、お母さん、娘さんと見なされる三代に亘る子孫繁栄の宇賀神桜です。
令和三年○月吉日 宇賀神奉賛会
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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2020-11-26 Thu
福の神「宇賀神」さまの周辺整備竣工記念直会
先ごろ、鷹巣宇賀石にある宇賀神様の周辺整備が一段落を迎えました。
その竣工記念の直会を、高屋敷稲荷神社神主 鈴木廣一宮司様、吉村管工所代表の吉村剛様、CLサービス代表の佐久間政重様、根本看板店の根本康一様と共に、宇賀神様と御縁がある馬場の湯若松屋様で行いました。
今年、令和2年の5月ごろに、当三春昭進堂の塵壺やHPをご覧いただくお客様からの「あの祠は何ですか?」「鬱蒼としているので勝手に掃除をしてもいいのでしょうか?」がすべての始まりだったように思います。
様々なご縁を経て、高屋敷宮稲荷神社神主の鈴木宮司、そして、佐久間様、根本様と共に「ナニコレ珍百景」へ出演、当店塵壺にも掲載しました。
私も、様々の御縁の中で塵壺に掲載させていただいたという関係と、その責任の中で微力ながら関わらせていただきました。
その間、高屋敷稲荷神社様に集う方々の草刈りや掃除といった御奉仕があり、少しずつきれいに整備されていきました。
先には周辺整備工事安全祈願祭を行い、工事の安全を祈願。
「宇賀神様及び周辺がきれいになるなら自由に使ってください」と、宇賀神様はじめ周辺の土地を有する皆様方のご協力を得ました。
友人である吉村管工所代表の吉村様からは「亡くなった親父が言っていたんだけど、神社の事にはには協力すっぱい!」と御奉仕をいただきました。
お陰様で、無事一連の工事が終了することができました。
宇賀神様門前の広域農道は交通量も多く、急な坂道、その上S字カーブが連続する状況です。
さらに冬期間は日当たりが悪く、路面凍結が発生しやすい場所です。
これらを少しでも改善したいとも思いがあり、周辺の草刈りや雑木・桑木の伐採を行ってきました。
さらに、根本的に地形の整地を行い、地盤を下げて見通しの悪さを改善を試みました。
また、見通しの観点から、農道の宇賀神様の対岸側に3~4台収容・切り返し可能な駐車場を整備しました。
お参りの際は道路横断となりますが、こちら側は上下とも見通しが良く、安全に車の出入りができると考えました。
鈴木宮司を中心と維した宇賀神様周辺整備の会を、仮称「宇賀神様奉賛会」としました。
宇賀神様、そして、高屋敷稲荷神社さまの元で、奉仕した仲間です。
改めて、人と人の御縁や繋がり、そして感謝の心の大切さを学びました。
樹齢5~600年は経ているであろうエドヒガン系の「宇賀神さくら」
こちらも、周辺の桑の木を伐採しその根っこもとりのぞきました。
また、桜の絡んでいた太い藤や蔦を取り除きました。
この「宇賀神さくら」は、よくよく見ますと、子供と孫と寄り添うように3本の桜が共生しています。
来春の」桜の時節には、きれいな桜花を咲かせて、道行く方々の心を和ませることでしょう~
戦国時代末期より続く宇賀神様です。
その長い歴史の中で、長年に渡り衛伝えられてきた「福の神」を次世代へ伝えるべく、三春在の”無名の市井の衆”として関わらせていただきました。
皆さま、損得勘定なし
誰かのためというのではなく、ただ無心での奉仕作業です。
この世知がない世の中を、半世紀近以上を生きてきまして、何やら先の見通しがおぼろげながら見え始めた年代に到達したからでしょうか、今迄の生き方を振り返ってみるようになった気がいたします。
忙しい毎日を送っている私たちは、つい自分を見失いがちですが、そうならないためにも、意識して反省をする習慣をつけなければならないと思いますが、現実にはなかなかできません。
この宇賀神様の周辺整備は、自分を顧みる良い機会になったような気がいたします。
「宇賀神さくら」と呼んでいますが、この桜のようにしっかりと大地に根を張り、目立たなくても人知れず、可憐な桜花を咲かせるような生き方~
このいかにも愚直にも見える方法が、実は満足した人生を送り、幸せをもたらす一番の方法だと「宇賀神様」に教えていただいたような気がいたします。
そして、勧請以来500年は過ぎたであろうと考えている宇賀神様です。
その時々で手を加え補修や整備をして来たんだろうと思います。
世界的な規模のコロナ禍である令和2年に、この宇賀神様を整備させていただくのも何かの御縁です。
次世代へ、つなぐ役目をさせていただいているという感覚で奉仕させていただいています。
宇賀神様にかかわるすべての皆々様に感謝を申し上げ、ご報告とさせていただきます。
心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
福ノ神「宇賀神(うがじん)」様 宇賀石
創建は室町末期の戦国時代まで遡ると考えられており、近世の記録では旧鷹巣村庄屋であった松崎氏が氏神として祀り、福ノ神の“うげいしさま”と信仰を集め、近年では鷹巣の方々によってお祀りされています。
諸説ありますが、宇賀神様は弁財天様の頭頂部に載っているとされ弁財天様と同一視されています。その福徳は「立身出世」を含む、金運、財運、智恵、五穀豊穣、芸能などの向上と、様々な御利益をもたらしてくれると伝わっています。
その御姿は、長い歴史の中で風化が進んでいますが「蛇神・龍神」の化身と伝わっているように、頭は若い女性か翁、そして胴体には蛇(龍)がとぐろを巻くという容姿であらわされています。
御縁日は弁財天様と同じ「己巳(つちのとのみ)」の日で、古には所願成就の御利益を願う参拝者で溢れ、御賽銭をカマス袋に入れて担いで降ろしたと伝わっています。
境内にある巨大な老桜は、「宇賀神桜」と親しまれるエドヒガンザクラで、樹齢は宇賀神様と同じく約500年と推測されています。
一つの株から老若3本の幹が天に向かって生える姿から、お婆さん、お母さん、娘さんと見なされる三代に亘る子孫繁栄の宇賀神桜です。
令和三年○月吉日 宇賀神奉賛会
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:42 | comments (x) | trackback (x) | 旧中妻村::宇賀石 福の神「宇賀神」さま |
2020-11-22 Sun
先ごろ、三春郊外鷹巣宇賀石にある、福の神「宇賀神」さまの周辺整備に際し、工事の安全を祈願して、工事安全祈願祭を、高屋敷稲荷神社宮司さま、そして、何これ〜仲間の佐久間さまと共に挙行してまいりました。
神事は、高屋敷稲荷神社の神主さんによって厳かに進められていきます。
修祓(しゅばつ)の儀、降神の儀、献鐉(けんせん)の儀、祝詞奏上、四方祓(しほうはらい)の儀と続き、私たち関係者が順に安全を祈願し玉串を奉奠しました。
その後、撤鐉(てっせん)の儀、昇神の儀を経て、無事、全ての神事を終え翌日から工事を実施しました。
翌日からの工事は同級生で友人にお願いしての工事です。
友人は、「よく、亡くなった親父から、神社の事は奉仕しろよ!」と云われていたということで、「工事費はお初穂とします。奉仕として工事を行います」「何かご利益あっぺ~!」と、御奉仕していただきました。
ありがとうございます。
持つべきものは友達です。
さすがプロです。
てきぱきと桑の木撤去や道路の資格各府の為の土手の土砂撤去等を進めてくれています。
これで見通しが良くなり、宇賀神様周辺での交通事故が少しでも減ればという思いでこの主変整備を実施しています。
また、「道路の見通しが良くなるなら好きなようにつかって!」と、周辺整備にご協力いただいた地主様には感謝申し上げます。
一日で終わりませんでしたので、来週も引き続き工事をして就航を迎えたいと考えています。
冬季間の路面凍結による交通事故防止、及び抑止になれば幸いに存じます。
己巳(つちのとみ)の日は、60日に一回巡ってきます。
今年2020は、11月22日(日)です。
宇賀神様の御縁日はというと、弁財天の御縁日と同じ「己巳(つちのとみ)」の日と伝わっています。
巳の日は、弁財天に縁のある日のことで、十二支の1日で、12日ごとに巡ってきます。
巳(み)の日に弁財天の遣いである白蛇(巳とは蛇の事)に願い事をすれば、その願いが弁財天に届けられると言われており、金運・財運にまつわる縁起のいい吉日のひとつとされています。
また、宇賀神様の縁日、己巳(つちのとみ)の日という日は、巳の日のなかでもさらに縁起の良い縁日です。
三春名物「おたりまんじゅう」本舗 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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2020-10-03 Sat
「田村の庄 鷹巣の里を辿る」橋本史紀(本名 橋本吉正)著
この著書は、著者橋本吉正様の生家である鷹巣の橋本家、及び江戸期には鷹巣組頭を務めた本家の橋本家に残された資料を基に、原戸籍、旧墓地を調べ鷹巣にお住いの方々のお話を丹念に聴取してまとめられた渾身の一冊です。
販売目的ではなく、鷹巣の歴史を記し資料としてまとめられたとの事で、後世の方々に役立てていただきたいとの事でした。
表紙の宇賀神様の水彩画は、実妹で飯坂在住の水彩画家岸波きい子氏の作画です。
戦国期の三春城主田村家に縁を持つ鷹巣橋本家。
橋本家は、「そばの田村」田村家を、本家の本家、つまり大本家というつながり、戦国大名田村氏の一族であったとのこと。
三春田村氏の改易時に鷹巣に土着し、修験となり般若院を興し六代まで継ぎ、後に威徳院として明治に至るまで、神仏に仕えることになる。
現鷹巣村社の八雲神社は、明治政府による神仏分離令により、明治十年に正式に村社となりますが、その際、鷹林家と共に神官を拝命している。
尚、現在はありませんが、鷹林家は、江戸期を通じて鷹巣の村社であった大元帥明王の別当職であったと思われるとのことです。
さらに、驚いたことに橋本吉正様の御祖父様は、明治期に活躍した中村寛亭の弟子中村寛晃。
また、絵画繋がりですと、独特のタッチで仏画を描く画僧としても知られていた天台宗ハワイ開教総長、ハワイ、およびアメリカ本土で活躍しておられた故荒了寛様も、遠縁にあたります。
表紙の絵も実妹の岸波きい子氏の作画ということで、中村寛晃画伯のDNAがしっかりと受け継がれているんだと感じます。
主たる部分には、明治の初め頃に鷹巣の里人が俳句を嗜んだことを示す「鷹巣俳諧人名録」を中心に掲載され、当時の鷹巣の風雅な文化度の高さを示しています。
ここには鷹巣の先人たちの御尊名がその作品と共にずらりと記載されています。
この冊子は、鷹巣回顧という側面もございますが鷹巣の歴史をまとめられた第一級の貴重な資料です。
そして、橋本様が一冊の本にまとめられて出版された事、その労力を察するに尊敬の念をもって敬意を表したいと思います。
尚、橋本吉正様より、ご自身の著書である「田村の庄 鷹巣の里を辿る」をお預かりして、三春町図書館、三春中学校、中妻小学校、三春町歴史民俗資料館へ寄贈してまいりました。
三春名物おたりまんじゅう本舗 三春昭進堂 菓匠蒼龍
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