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三春藩主秋田氏の祈願所 真照寺 別当古四王堂毘沙門天「初寅会」 令和7年




三春藩主秋田氏の祈願所 真照寺 別当古四王堂毘沙門天「初寅会」 令和7年


令和7年の初寅(旧暦の日程)は、2月2日でした。


節分会と日程が重なる日程ですので、”二ノ寅”である2月14日に初寅会を行います。


この日は真照寺古四王堂の毘沙門様で初寅会。


古四王堂のご本尊の一つである毘沙門天は、招福と勝負、鬼門を守護する神様です。






毘沙門天は、四天王の一柱、多聞天の別名です。

日本では財宝や福徳を与える神様としてお奉りされ七福神の一神としてお奉りされているのは皆さんもご存知でしょう。


また、吉祥天の夫ともされ信仰を集めました。

特に、戦勝を祈願する神として武士階級の人々の信仰を集めたようです。






寅の日を縁日とし、一年で最初の寅の日である初寅には、毘沙門天より大福を授かろうと多くの参詣者らが訪れます。


上杉謙信の旗印「毘」の旗は、文字通り謙信が信仰していた毘沙門天の一文字をとったものです。

謙信は、自らを毘沙門天の生まれ変わりだと信じていました。


戦の神である毘沙門天を自分の前世だとするも、戦国時代の最強の武将と言われていましたので、毘沙門天と自分自身を重ね合わせて見ていたのかもしれません。






古四王堂

古四王堂は、鎌倉期から戦国末期にかけて「日ノ本将軍」「蝦夷探題」として青森から蝦夷にかけて覇を唱えた海将阿倍安東氏の直系三春藩主秋田氏が、三春国替えの際に祈願寺真照寺とともに建立したものです。


本拠地である青森十三湊時代は、出羽柵(後に秋田城)に近く、城の守りとして創建されたと見られる四天王寺と習合し、中世を通じて古四王大権現として崇敬されていました。
三春藩主秋田家の祖安東氏の寄進も受けている。

真照寺は、古四王別当(管理長官)です。







護摩焚き祈祷に続いて、梵天のお祓いです。






この梵天は参拝者や役員の方が持ち帰り、福徳のお下がりとして檀信徒祈願者の配布します。






直会は真照寺名物の初寅うどんのふるまいです。










当店も商売繁盛祈願です。








三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍

| ryuichi | 04:17 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩主秋田家祈願所 真照寺::節分会・初寅会 |
三春城下紅葉ライトアップ 真照寺 2024






三春城下紅葉ライトアップ 2024 眞照寺


※ 画像は昨年の模様です





令和6年10月26日(土)~落葉まで

時間
17:00~21:00








場所

三春大神宮 三春藩秋田家五万石藩社

真照寺  三春藩主秋田氏祈願所

役場裏 桜川沿い







三春城下には、春の桜だけでなく、美しい紅葉を見ることのできるスポットがあります。

紅葉の時期に合わせてライトアップを実施しますので、昼間の鮮やかな紅葉もさることながら、明かりに照らしだされ、夜の闇に艶やかに浮かび上がる紅葉を、ぜひ見に来てください。






三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍

| ryuichi | 03:00 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩主秋田家祈願所 真照寺 |
令和6年 三春城下藩主祈願所眞照寺山内のヤマユリが見頃です。




令和6年 三春城下藩主祈願所眞照寺山内のヤマユリが見頃です。



この時期の三春城下は、暑さのあまり人影もまばらでひっそりとしています。

旧三春藩主秋田家祈願所日乗山東門院真照寺山内の山百合が咲き始めています。



気高く咲き誇るその姿は凛と咲く姿がとても美しく、妖艶で高貴な山百合の華香りが境内にただよいます。






ひるの暑さが幾分和らいだ蜩の蝉しぐれの中、ヒグラシの声に誘われて、夕暮れの真照寺の山内を歩いていますと、この山百合の妖艶な香りが境内に立ち込めて幻想的な雰囲気が楽しめます。

これからの時期、山内は、素晴らしいヤマユリの花の饗宴です。








この山百合の華香りの云うのは、言葉通り甘く危険な大人の香りと感じるのは私だけでしょうか?

可愛い小娘と思えば、艶っぽい大人の色気もあり、あの何とも言えない香りにはオトコ心にグッとくる来ます。






つかみどころのなさそうな雰囲気、しっかりつかまえておかないと、ふわ~っとどこかに行ってしまいそうな感じ。

そして、ちょっぴり儚げななところも・・・ん?話が違うか

自分の意思をはっきり表現するような気概を感じます。







避暑という言葉がぴったりな真照寺山内です。

ひと時の涼を求めて花々たちとアバンチュール的感覚?を求めて真照寺参拝は如何でしょうか?






本堂裏の墓地にも一面山百合が咲き始めています。







そして、ヤゴの抜け殻も・・・・

蜩などのセミの声、そして早朝にはカッコーや夏鶯、山鳩など野鳥もお出迎えいたします。







合掌











春陽郷三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 03:04 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩主秋田家祈願所 真照寺::祈願所の四季 |
真照寺の紫陽花が見頃 2024




なんとなく梅雨らしい三春城下

この雨、どうやら本降りの様相・・・


少し憂鬱な時季でもありすが、雨が多いからこそ美しい梅雨だけの情景に出会いることもあります。

その一つ、雨空に映えるように三春藩秋田家祈願所「東門院日乗山真照寺」の紫陽花が見ごろを迎えています。








真照寺は、その季節によって様々な花が顔を覗かせ、参詣者する者の心を和ませてくれています。



「梅雨」(つゆ、ばいう)とは、6月半ばから7月にかけて、北海道を除く日本全域に見られる雨期のことで、「五月雨(さみだれ)」とも呼ばれます。








そしてお寺は、何故か雨や雪と云った世間一般で云う「あいにくの空模様」が似合うと思いませんか?


以前、ブータン国からの御一行様が来山され磐梯造園の親方の説明で方丈庭園を見学していた折に、小雨が降りだしました。

「お寺で雨に会うと仏縁が深まり、縁起がいい」という趣旨のことが言っていたのを思い出します。







春にはあれだけ賑わいを見せた境内も、今がひっそりとして参詣に訪れる方々の癒しを演出してくれています。



人間にとって梅雨はうっとうしいと感じますが、木々や野草にとては水分をたっぷり吸いとても元気そうです






山内ではいたるところで山野草花が楽しめます。






梅雨明けと共に山百合の花が咲き始めます。







店舗メンテナンスに伴う3連休の知らせ



7月1日(月)

7月2日(火)

7月3日(水)


上記の3日間は連休いたします。



お客様にはご迷惑をおかけいたしますがどうぞよろしくお願いいたします。





春陽郷三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 04:14 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩主秋田家祈願所 真照寺::祈願所の四季 |
三春物語419番真照寺山内 「宝筐印塔」





真照寺山内 「宝筐印塔」



宝筐印塔とは、三蔵法師が印度から持ち帰って訳した「一切如来心全身舎利宝筐印陀羅尼経」・「宝篋印陀羅尼」を写経したものを納めるための塔が原型とされています。








「宝篋印陀羅尼経」に説くもので、安置すれば、塔はすなわち七宝所成となり、その功徳は、極楽往生、百病萬悩が一時に消滅するといわれています。


この宝篋印塔を礼拝すれば重罪が消え現世に災いが無くなり、来世は仏のみもとに生まれる。

或いは、塔の姿を見る、その鐸の音を聞き、その影にあたることがあれば罪障消滅する。


或いは、悪人がいて、死後地獄に落ちて絶え間なく苦しみをうけても、子孫が亡者の名前を唱えてこの陀羅尼を7遍唱えれば極楽に生まれることができる。










經不云乎若有善

男善女爲夭上道

造搭安置神呪所

得功徳説不可盡

若人暫見是搭能




江戸時代の宝篋印塔で、基礎正面に胎蔵界大日如来の梵字を刻み、他の3面にも銘文があります。

寛文五年 真照寺 法印朝雄の奉納

「罪障消滅・寿命長養」「現世安穏、後生菩提」

ご先祖様の供養に加えて、子孫繁栄を祈って建立したものです。



宝篋印塔銘文

 「経云 況有衆人 或見塔形 或聞鐸声

   或聞其名 或当其影 罪障悉滅 所求如意 現世安穏 後生極楽」  


  








 「経にいわく いわんや衆人ありて あるいは塔形を見、あるいは鐸声を聞き、あるいはその名をして後に極楽に生ずと」










宝篋印陀羅尼(呪)の功徳


浄土への往生(極楽往生

仏家への生まれ変り(成仏)

死後の苦しみの救済

この世での現世利益やあらゆる願いをかなえる





経には「この陀羅尼を書写し読誦するか、この陀羅尼を納めた宝篋印塔を礼拝すれば、罪障を滅して三途の苦を免れ、寿命長延なるを得る」と説かれています。








經不云乎若有善

男善女爲夭上道

造搭安置神呪所

得功徳説不可盡

若人暫見是搭能

除一切災難當知

以此寶篋印陀羅




三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍

| ryuichi | 03:28 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩主秋田家祈願所 真照寺 |
真照寺方丈庭園の池に鴨が2匹 2024.6




いつものように、早朝に滝桜まで散歩をしながらゴミ拾いをしてkました。


そして、毎朝の日課である真照寺へ参詣・・・・







方丈庭園の池に鴨が二匹小島の上にいました。



般若心経を唱えていますが、気にも留めていない様子です。







さらに紅枝垂れ桜の蒼龍もご覧のように力みなぎる真夏の装いです。


パワーを貰っています。







さあ、今日も一日お頑張りましょう!




三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍




| ryuichi | 08:04 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩主秋田家祈願所 真照寺::祈願所の四季 |
新緑の三春城下 2024



初夏、新緑の滝桜よりおはようございます。


三春城下は気持ちの良い初夏を迎えています。


田植えも一段落して、ウォーキングには最適な季節です。








三春藩主祈願寺「真照寺」も山内が鮮やかな新緑に包まれています。


老紅枝垂れ桜「蒼龍」も怪獣のように元気もりもりです。









菖蒲の花も刹那の美しさを謳歌してみるものを楽しませてくれています。








山内の静寂の中に小鳥の声や鯉の飛び跳ねる音・・・暫し幽玄の世界へ誘い浮世の喧騒を忘れさせてくれます。







縁側を拝借して、しばしの休息を楽しんでいます。




三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍


| ryuichi | 03:08 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩主秋田家祈願所 真照寺::祈願所の四季 |