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破衣破笠一草鞋


20年前、私が三春昭進堂入社時に作成したしおりです。

高杉晋作の詩を刷り込んでありました。

今思うと、少し気負いがありました。

   破衣破笠一草鞋  到処青山骨欲埋
   石枕夢冷孤渓月  古寺魂暗五更懐
   見生如死死即生  自言我是方外客
   無情淡心玩咏歌  曽拠高位不肯惜
  
   休道老仏虚無術  天下能害幾何人
   雖然使僧不学仏  千載誰称西行僧

     破衣破笠一草鞋 到る処の青山骨を埋めんと欲す
     石枕夢は冷かなり孤渓の月 古寺魂は暗し五更の懐
     生を見ること死の如く死は即ち生 自ら言う我は是方外の客
     無情淡心咏歌を玩ぶ かって高位を拠ち肯て惜しまず
     
     道(い)うを休(や)めよ老仏虚無の術 天下能く幾何の人を害す
     然りといえども僧をして仏を学ばざらしめば 千載誰か称せん西行僧 



| ryuichi | 05:50 | comments (x) | trackback (x) | |
「紅蓮山」観音寺だより第五十二号
 

本日、「紅蓮山」観音寺だより第五十二号(平成21年1月吉日)を拝領しました。
この観音寺だよりは、島根県浜田市にある曹洞宗の古刹「紅蓮山観音寺」から、正月とお盆の年二回発行している檀家さん向けの会報小冊子です。
 わが師である花吉道久方丈様の挨拶に始まり、総代会・教化会・婦人会である心華会の各たよりや、法話、そして檀家の皆様の寄稿による「話したいこと」「歌壇」「俳句・川柳」など全36ページの楽しい小冊子です。
 また、本年は花吉道久禅師方丈が観音寺に入山されて30年目ということで、「花吉住職の三十年史」、そして「めぐり会いの一期一会」と題されて、花吉方丈様からの特別寄稿があり、梅の清香漂う様な素晴らしい「観音寺だより」となっていました。

正月号には、「立春大吉」の御札が添えられています。
観音寺から送付いただいた由来によると、
 立春は、はじめて春の気配が感じられてくる日、春立つ日で、一年二十四節気の一つです。寒苦を経て清香を漂わせる梅の開花もこの頃です。
永平寺の道元禅師さまは、永平寺を創建されてから三年目の寛元五年(1247年)のこの日、立春の大吉祥(めでたきさいわい)を八十五文字に書き記され、この世の福祉を祈願されました。その翌年十一月一日、永平寺を吉祥山と名づけられ、「華厳経夜摩天宮品」に由来して「諸仏如来の大功徳。諸吉祥中、最無上。諸仏倶に来って此の処に入る。是の故に此の地、最吉祥」と謳われ、「立春大吉」を記されてから丸一年(鎌倉下向を除く)、大吉祥の揺るがなき消息を示されました。
 「立春大吉」の御札は、このように、如来さまが皆倶にこの処にお入りになる大功徳の大吉祥を表徴し、お寺では、此のお札を立春の朝、ご拝殿の柱や、山門、玄関の柱に貼ります。
と記されていました。
私も、当店の入り口に早速張らせていただきました。

また、観音寺だより方丈様の挨拶の中にあった、観音寺管理部長の中村敬様の、出家得度を聞き及び心よりお祝いを申し上げます。
がんばってください!

北国三春の饅頭屋が、何故、山陰の浜田のお寺さんと?とお思いになるでしょう。
我が女房殿の父母とも、島根県浜田市出身で、菩提寺が観音寺です。
家内の実家である島根県浜田市に帰省の折には必ず、浜田の家の菩提寺である曹洞宗観音寺にご挨拶方々、あさの勤行並びに坐禅に参加させて頂いております。
この観音寺の方丈様の人となりは、「越後の禅僧良寛さん」の様だと形容したほうがわかり易いと思います。
毎回の帰省には、花吉方丈様の下、朝の坐禅・勤行に参加させて頂いています。
 優しさの中にもその仏教観と修行で鍛えられた厳しい方丈様のご指導の元で、丁寧に坐禅の所作をご指導いただき、曹洞宗開祖道元禅師の「普観坐禅儀」にある「坐禅は習禅には非ず、ただこれ安楽の法門なり」をご教授いただいています。
 
方丈様の云う
「一期一会」この一期とは、私たちの一生のことで、生れてから死ぬまでの生涯をいい、そして一会とはただの一度の出会いということで、即ち、この一期一会とは、一生のうちで、たった一度しかない出会いということだと思います。
私たちは必ず死を迎えなければなりませんが、それならば、どのように生き、どのように暮したらよいかを学び、自分も社会も共に心が豊かになるよう努めるべきと考えます。
「二度とない今を精一杯生きよう」と自分自身に強く言い聞かせながら、他人との出会いを大切に、価値ある生き方をしたいと思います。





| ryuichi | 19:21 | comments (0) | trackback (x) | |