CALENDAR
S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30    
<<  2020 - 09  >>
CATEGORIES
ARCHIVES
PROFILE
    k1
OTHERS




文久三年、城下中町「山崎屋」奉納石灯籠 愛宕神社




三春城下中町鎮守である愛宕神社

その境内、参道階段の最上部にある石灯籠です。

文久三年、城下中町「山崎屋」治兵衛の奉納名があります。






文久年間といえば江戸幕府末期、いわゆる幕末です。

京都では、幕末動乱の真っ最中です。

先の生麦事件の報復である「薩英戦争」が勃発し、京都では、三条実美・沢宣嘉など尊王攘夷派公家「七卿」と長州藩兵千余の人が長州に落ち行き、後に「七卿落ち」で知られる薩摩・会津主導による「八月十八日の政変」が起きて、畿内より長州藩が一掃されたころです。








また、これに関連して尊王攘夷による蜂起の「天誅組の変」・「生野の変」などが発生しますが、いずれも討伐されています。

そんな血生臭い情勢も、三春城下にも届いていると思われる時期と思います。







灯篭奉納の十年前にペリー来航以来があり、国難が囁かれはじめ、三春藩でも藩軍備の西洋化が図り新式カノン砲実弾訓練などが行われていました。

また、藩の借財も五万三千五百両と膨大な金額に膨れ上がったころでもあります。





先の本陣川又氏の灯篭奉納が文久二年ですので、世情不安の中で三春城下の守り神である愛宕神社(当時は愛宕権現)に城下平和祈願方の奉納かなあと考えています。

尚、子の翌年の元治元年には、水戸天狗党の乱が発生し三春藩は日光警備を命じられ藩主以下三春藩兵が出張しています。








中央では、新選組による浪士捕縛「池田屋事件」がおこり、先の政変で殻の禁門の変(蛤御門の変)は勃発し、長州藩が御所を攻撃しますが敗走します。
そして、第一次長州征伐、アメリカなどの四国艦隊が長州藩の下関砲台を占拠等々、戊辰の変、そして、明治維新へまっしぐらに突き進んでいきます。







春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍


| ryuichi | 04:36 | comments (x) | trackback (x) | 三春城下中町::愛宕神社 |
「第九十三国立銀行株主帖」 三春城下中町 桑原紋治商店




三春城下中町、呉服・足袋取り扱い「山九桑原紋治商店」に残る「第九十三国立銀行株主帖」です。







桑原商店の土蔵に飾ってあります。





桑原紋治商店は、足袋、そして、学生服の東日本地区の代理店として商いを南関東にも広げていた豪商です。







日本橋にも店を構えていたようです。






三春町史の資料にも「金百円二株の者」の項に桑原清作の名前が見えます。








春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 04:07 | comments (x) | trackback (x) | 三春城下中町 |
三春城下馬場の湯温泉  若松屋旅館へ泊まろう !  キャンペーン実施中です。




三春城下馬場の湯温泉  若松屋旅館へ泊まろう ! 


残景お見舞い申し上げます



日頃より若松屋旅館をご利用いただき、心より感謝申し上げます。


現在、福島県及び三春町より宿泊料金から5,000円割引となる

お得なクーポン券等が発行されております。










この機会に、三密を守りながらも連日の暑さや日頃の疲れを癒しに

若松屋旅館へおいでください。






尚、別途福島県民割(県民限定)も別途取扱しています。









もちろん、おたりまんじゅうも販売しております。








三春名物おたりまんじゅう本舗 御菓子三春昭進堂







| ryuichi | 04:01 | comments (x) | trackback (x) | 三春城下中町::馬場の湯 若松屋 |
愛宕神社 二ノ鳥居




愛宕神社の100段ある石の参道階段

その険しさは三春城下でも有名で、愛宕神社か!八雲神社か!といった具合で運動する学生には持って来いの修練場となっているようです。

その中段に石で造られた二ノ鳥居が奉納されています。





年号は戊寅としるされています。

風化の具合からして1818年の文化15年(文政 元年)かな?と想像しています。

寄進者・世話人の欄を見て驚きましたが、城下中町の「白根屋」の文字が読み取れます。






三春怪奇伝説の中にある「白根屋事件」の白根屋です。

この話は、江戸中期の元禄から天保にかけて繁盛していた、三春城下の旅籠白根屋の物語です。
白根屋旅館は三春城下中町にあって、大体出入りの激しい旅商人相手に、大変繁盛していました。





天保12年の頃、この物語の登場する白根屋の女将は淫奔多情で、用心棒に雇っていた若い浪人者と恋仲となり身を持ち崩すようになりました。

二人は、共謀してある夜宿泊していた絹商人の枕を探して莫大な金子を盗み取ります。

翌朝、その絹商人の客が騒ぎ出すと、永年召し使っていた実直者の女中に罪を擦り付け犯人に仕立て上げてしまいます。

挙句果てには、その女中をがんじがらめに縛り上げて松の根っこに据え付け、浪人者とともに責め苦を与え続けます。

三日目には失神した女中を藁菰で巻いて土蔵の床下に埋め、その客に「この通り懲らしめてやりましたと・・・」ひたすら詫びて、その場を何とか繕いました。







数日後、「白根屋の土蔵から怪しい唸り声が聞こえる!」という噂が城下に広まります。

噂は波紋のように広がり、町検断、与力同心の書留帳にも載り、奉行所の厳しい追及が始まり、白根屋の家宅捜査が進められました。

そして、遂に土蔵の床下から変わり果てた姿でしたが仮死状態の女中が掘り出され救出されました。

女中は、懸命の手当の結果、一命はとりとめることが出来ました。





この女中の証言により、犯人は女将とその若い浪人者であると真犯人が判明し、罪が明らかとなって女将は牢獄につながれます。

秋風肌寒い日、薄い肌着一枚の女将は、御城大手前の責め所お白洲の砂の上に引き出され、黒山の見物人の罵声と役人の責苦の中に狂い死んだということでした。
一方、若い浪人者はいち早く逃げて行方はついにわからなかった。









春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍



| ryuichi | 04:06 | comments (x) | trackback (x) | 三春城下中町::愛宕神社 |
愛宕神社参道階段中段の灯篭 文久二年 川又彦左衛門




愛宕神社参道階段中段の灯篭


三春城下中町にある愛宕神社







その参道の100の石階段の中間に文久二年に奉納された石灯篭があります。






当時、三春城下検断職の「御本陣」当主川又彦左衛門氏が奉納しています。






文久二年(1862年)と云えば、江戸徳川幕府の末期、いわゆる「幕末」です。


この年、生麦村(神奈川県横浜市鶴見区)で、江戸に上った薩摩の島津久光の大名行列に、女性を含む4人の英国人が馬に乗ったまま割り込み、薩摩藩士に切られたという生麦事件が発生しています。

その11年前の嘉永6年(1853年) には浦賀沖に黒船来航。
そして、安政5年(1858年)からの安政の大獄、そして、翌々年の桜田門外の変~と幕末の動乱が次々と発生して行きます。






そのような世の中の不穏な様子も三春藩国元へは伝わってきていた時期です。

火伏の神様である「愛宕神社(当時は愛宕宮大権現)」へ城下の禍・戦乱回避を祈願して奉納されたものかもしれません。








春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 04:23 | comments (x) | trackback (x) | 三春城下中町::愛宕神社 |
福聚寺庫裡落慶法要のおすそ分け 





戦国時代の三春城主田村氏三代(義顕公・隆顕公・清顕公)の菩提寺、臨済宗福聚寺の庫裡落慶法要があり、その引き出物をおすそ分けということでいただきました。



コロナ禍の三密回避、拡散防止対策の自粛の中で、役員さんと小人数で執り行ったそうです。


純米大吟醸原酒 三春「一と口(ひとくち)」です。。








三春「一と口」は、福聚寺桜の天然酵母と三春町産のコメ、水で醸造したお酒です。

特別仕様のラベルには、三春「一と口」が漢文で記載されていました。









そして、高乾院さまより臨済宗方広寺派新管長(方広寺第四九三世)安永祖堂老師のDVD禅僧が語る 安永祖堂老師 「法は人によって尊し」をいただきました。


安永祖堂老師は、天龍僧堂・平田精耕老師の膝下で、同じく平田老師膝下の三春藩主菩提寺高乾院住職岡祖伸和尚の先輩でにあたります。


インタビューは以前、法蔵寺ですがお世話になった女優の金子あいさんです😊


金子あいさんは「平家物語」の朗読に取り組まれています。








尚、御菓子三春昭進堂は明日まで春休みの連休となります。


ステイホームということで、温泉入浴や行楽地巡りを自粛しています。

朝は早朝より城下町の散歩を楽しんでいます。


朝日をバックにした三春城址 三春町歴史民俗資料館より



春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 04:24 | comments (x) | trackback (x) | 三春城下中町 |
三春城下「金水と銀水」



三春城下「金水と銀水」

「金水」







神明宮「二の島居」(今はない)と「三の鳥居」の間に湧く清水がありました。

現在、三春大神宮の手水に用いられている「神明水」が金水と呼ばれていました。



「銀水」

近世、馬場脇に湧き、神明宮の脇参道沿いにあります。

藩主参詣の際のお茶屋場の清水で、藩主の喫する茶を点てるに用いたと伝わっています。

神明水の金水に対し、銀水と称されました。(所在の馬場天野氏定地内)


春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍




| ryuichi | 05:28 | comments (x) | trackback (x) | 三春城下中町 |