2020-10-17 Sat
友人の八王子で法律事務所を経営されている吉田幸弘様より、製本されたご自身の著書「2700年前の先祖がわかった! 吉田氏」が届きました。
吉田さまは、父方の祖先が常葉吉田氏、そして三春城下大町の影山氏ということで三春に題材を求めた小説「影山一族」とその派生小説を出品してこられました。
先にも、「吉田家の系譜」をまとめられ、その改訂版で小説仕立てになっていて大変読み易くなっています。
今回は、法律事務所・行政書士という仕事内容にもある先祖探しということで自分のご先祖様を探求ということ田村市常葉の墓所へたびたび出かけられ資料集めに奔走して「吉田家の系譜」をまとめられました。
大国主命、アハラバキ、安倍安東一族、朝倉義景、赤松円心、伊達家、三春秋田家などの関係が端的、且つ詳細に、わかりやすく記されています。
行政書士という、先祖探しのプロの目線とそのノウハウがぎっしり詰まった本となっています。
本気でご先祖探しの際は一報ください、吉田さんをご紹介いたします。
店内に配してありますので、興味のある方はご覧ください。
先祖探しのハウツー本を書き上げました。
小説風に仕上げたので読み易いと思います。
私自身の先祖探しをベースにしていますが、フィクションも取り混ぜています。
先祖探しのキーポイントは何なのか?
どんな過程をたどるのが合理的なのか?
調査で分かった事実はどう解釈すべきなのか?
先祖探しを進めて行くと、色々なことが分かってきます。
しかし、それらがどう絡み合うのか? どう解釈するのが正しいのか? そこで立ち止まってしまうことが多いと思います。
そんな状態を打開するヒントになればと思い、書き始めました。
現在、Amazon Kindle版を準備しています。188ページになります。もう少しお待ちください。
吉田幸弘さんのFacebookより
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:39 | comments (x) | trackback (x) | 🌸小説「影山一族」~滝桜 |
2020-06-03 Wed
八王子で法律事務所を経営されている吉田幸弘様より製本された「吉田家の系譜」が届けられました。
吉田さまは、父方の祖先が常葉吉田氏、そして三春城下大町の影山氏ということで三春に題材を求めた小説「影山一族」とその派生小説を出品してこられました。
今回は、法律事務所・行政書士という仕事内容にもある先祖探しということで自分のご先祖様を探求ということ田村市常葉の墓所へたびたび出かけられ資料集めに奔走して「吉田家の系譜」をまとめられました。
安倍安東一族、朝倉義景、赤松円心、伊達家、秋田家などの関係が端的、且つ詳細に、わかりやすく記されています。
下記は、著者である吉田幸弘さんからのコメントです。
先祖探し完結
父がやっていることを横目に見ているだけでしたが、それを引き継ぎ、本格的に始めてから約20年が経ちました。
そしてようやく父の先祖も、母の先祖も、
平安時代まで遡ることが出来ました。
国会図書館に何度通ったことでしょう。江戸時代に先祖が住んでいた土地を8度訪れたり、役場、法務局、図書館、氏神、同姓のお宅、そして江戸時代の墓標を詳しく調査した結果です。
これらの手段はどれも重要でしたが、私の場合は口伝、墓域、墓域にあった近世墓、家紋が役に立ちました。ただこれらの事は父や祖父の方が全然詳しかったはずです。それなのに私が先行したのは何故でしょうか。
今から100年、150年前に生まれた人より私が先に行けたのは、先祖を知りたいという思いの差だったのかもしれません。
ですから皆さんも決して諦めずに頑張って欲しいと思います。そしてそれは20代、場合によっては10代の方にも、決して後に生まれて来たペナルティは無いんだぞと申し上げたいのです。そして、寧ろ後に生まれたからこそ達成出来るアドバンテージがあるのです。それはインターネットです。
私が両親の先祖を平安時代まで遡れた手段を色々挙げました。そして最後の仕上げは、色々な手段同士を繋ぎ合わせた仮説を打ち立てることでした。
ただし、ここで重要になるのは、仮説を正当づける根拠です。緻密な調査に基づく論拠、正統性、権威が絶対に必要になります。
私はそれを大学や考古学協会の論文に見つけたのです。予め仮説を立てて臨む場合もありましたし、論文を漁っていて、偶然出会う時もありました。そうしてようやく手段、仮説、論文がお互いに呼応し合い、現代から平安時代まで一本の線に繋がったのです。
そしてそれを探し出せたのはインターネットが使えたからです。祖父や父より先に進めたのは、情熱だけではなく、インターネットを依るものが大きかったでしょう。
今回、それらをまとめて上製本にしました。
あまり学問的な書物にすると後年誰にも読まれないので論拠は最小限にしてありますが、写真を数点入れ込んで60ページほどに仕上げました。系図より、このような仕上げの方がわかりやすいと思ったからです。
行政書士という、先祖探しのプロの目線とノウハウがぎっしり詰まったコメントとなっています。
本気でご先祖探しの際は一報ください、吉田さんをご紹介いたします。
店内にはいしてありますので、興味のある方はご覧ください。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:10 | comments (x) | trackback (x) | 🌸小説「影山一族」~滝桜 |
2019-09-22 Sun
当店発行の塵壺330号 「三春版ファミリーヒストリー調査の顛末記」
平成31年1月発行でご紹介した東京のN様のご先祖探しが一つの形を迎え、その第一弾として先ごろ「三春影山一二・キクのルーツを辿る」~ミッション1:戸籍を遡れるだけ遡れ!~という報告書にまとめられました。
当店にも送付いただき、感心しながらも楽しく拝読させていただいています。
“三春の滝桜は1000年以上もどっしりと根を張って生き続けています。
先祖が代々眺めています。人間はそうはいきませんから、短い命のバトンリレーです。
バトンを繋いできたご先祖様に感謝して、自分はこの瞬間を精いっぱい生き、次のバトンを子に渡したいと思います。”と記されていました。“
これぞご先祖探し、そして、地域の歴史探訪の原点なんだろうと思います。
まだ、途中経過の報告ということですので今後の展開が楽しみです!
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:28 | comments (x) | trackback (x) | 🌸小説「影山一族」~滝桜 |
2019-03-19 Tue
NHKファミリーヒストリーに代表されるように、昨今は先祖を訪ねることがブームにもなっているようです。
私たちの三春昭進堂ホームページにも、「春陽思ひ附阿津免草」というブログに三春の歴史を記載しているということから三春に所縁のある遠方の方より問い合わせがあることがあります。
友人で、小説家でもある東京八王子にて法律事務所を経営する吉田幸弘さんは、昨今の先祖の墓が年に11万基も廃棄され、墓じまいがブーム化しつつあることを危惧して、破棄される先祖の記録を残せたらと思い立ち、「傳の会」を立ち上げています。
吉田さんは「吉田家の本」、 「舟形墓標の魅力」、「ゼロからわかる近世墓入門」なども記しています。
傳の会では、戸籍の取得、系図作成、史料の確認、墓拓の採取を行っています。
吉田さんの「傅の会」創設には色々な理由でお墓を整理するのは仕方ないとしても、その前にせめてご先祖の生きざまを記録として残す家系図を作るお手伝いが出来たらという思いからだそうです。
吉田さんは、先祖を三春、そして常葉にご縁があり、影山ゆきひろというペンネームで三春を題材とした小説「影山一族」という作品も執筆されています。
「相続と黄金伝説」吉田幸弘
また、吉田さんは、先祖探しをしていると、身内や、親しい友人、そして仕事で知り合った方の中に強い因縁を感じる方がいることに気付かされることがあります
正に、先祖が取り持つご縁なんでしょう。
曾祖父が何をしていたか? 意外に皆さん、知らないものです。
みなさんは、曾祖父母の名前を知っていますか?
生まれた年をご存知ですか? 父方・母方を問わず、先祖を辿る上で先ずしなければならないことは戸籍を遡ることです。
戸籍には「平成6年式戸籍」、「昭和23年式戸籍」、「大正4年式戸籍」、「明治31年式戸籍」、「明治19年式戸籍」があります。
今現在手に入れることが出来る最も古い「明治19年式戸籍」まで遡ってみましょう。
そしてそこに記載されている本籍・戸主の名前を記録します。
「続・家族信託のススメ」遺言書はもういらない!~吉田幸弘
1.先祖探しは、まず戸籍を遡ります。
今の本籍の土地は明治維新以後である場合が多いです。特に現在、大都市に本籍がある場合は、
その可能性が高いです。
2.取得出来る最も古い、明治19年式戸籍では、
江戸時代後期の先祖を知ることが出来ます。
中には1790年代、
寛政年間に生まれた人も載っています。
ここまでを系図にして、
書道家に氏名を書いてもらい、
巻物にして、いくら? という商売もあります。
中には先祖の地を訪れ、現地の人に話を聞いたり
する場合もあるようです。
3.私は更に先祖の地にある墓を訪れ、墓から江戸時代の先祖の身分や暮らしを判断します。
古い墓は刻まれた字が読めないので、拓本を採ります。
これには技術が必要です。
また、戒名や俗名から、一族の名前に共通する、漢字一字、通字を調べ、次に、市史から、同じ苗字、同じ通字の人物を探します。
その方が先祖である可能性が極めて高いからです。
国会図書館や、先祖の地にある図書館が重宝します。
4.武士であれば城下絵図に、その人物の名前を探します。
住んでいた場所が、今のどの辺りか、がわかりますし、広さから、身分もわかります。
勿論、家臣録から、系図、身分を探ることも出来ます。
系図があれば、仕官する前、どこに住んでいたかが、そこに書かれている場合もあります。
そちらの市史から、更に昔の先祖を探します。
5.更に様々な古文書から、市史と同じ作業をします。
どれだけの古文書に当たるのかが、勝負所です。
運良く江戸時代前期に辿りつけば、戦国時代、中には鎌倉時代まで、先祖を辿ることが出来ます。
鎌倉時代まで辿れれば、平安時代までは簡単です。
みなさんも、役所に行って先祖探しの第一歩を踏み出してはいかがでしょうか?
傳の会 吉田幸弘
先祖の墓を知ろう
問い合わせは、greenair2007@nifty.com 「傳の会」吉田まで
もしくは、三春昭進堂 髙橋まで
春陽郷三春城下 御菓子司三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 05:09 | comments (x) | trackback (x) | 🌸小説「影山一族」~滝桜 |
2018-01-17 Wed
八王子で法律事務所を経営されている吉田幸弘様より「吉田家の本」、 「舟形墓標の魅力」、そして、「ゼロからわかる近世墓入門」と題された3冊の小冊子が届けられました。
吉田さまは、父方の祖先が常葉吉田氏、そして三春城下大町の影山氏ということで三春に題材を求めた小説「影山一族」とその派生小説を出品してこられました。
今回は、法律事務所・行政書士という仕事内容にもある先祖探しということで、自分のご先祖様を探求ということ田村市常葉の墓所へたびたび出かけられ資料集めに奔走してまとめられた同小冊子「吉田家の本」をまとめられました。
また、お墓探索から 「舟形墓標の魅力」、そして、「ゼロからわかる近世墓入門」もまとめられました。
吉田様からは以前より天正年間戦国期の常葉城主には三春城主平姓田村氏の親族である播磨赤松円心の孫·赤松越前守顕則から後に常盤氏に改名した5代常盤甲斐守貞久まで居城して常葉地方を治めていたことは伺っていました。
「甲斐守公御家中」の中に常葉城主配下に知行170石を有した知行百七十石吉田隼人御用人の名前があり、この吉田氏が先祖ということになるそうです。
尚、この吉田隼人は、71歳の年(1622年) )に「元和老人物語」(常葉町史(27ページ)」)にて、蒲生氏松平下野守忠郷の命により、天正時代の戦争状況を述べている人物でもある。
また、吉田さんは多彩な方で・・・・
「三春へ行きたい プロジェクト」~三春の観光パンフレットを小説で!・・・
三春城下大町、常葉荒町に祖を持つ八王子在住の法律家吉田幸弘さんこと、小説家の影山ゆきひろさんが、壮大なプロジェクトを構想されています。
「三春へ行きたい プロジェクト」~三春の観光パンフレットを小説で!というもので、読んだら是非三春へ行きたいと思わせるような小説を書き上げていただきました。
ストーリーは小説と旅行パンフレットの融合のようなものです。
ベースとなる小説「影山一族」は、“滝桜”にまつわる言い伝えに端を発する因縁と、三春という神の郷に翻弄される影山家の何代にもわたる宿命のフィクションで、”滝桜”を神格化し、そこで懸命に生きる男女が地域の風習などに揺さぶられながら、人生とは何かを考えるという作品になっています。
以前紹介した「影山一族」のスピンオフ版である小説「39年前」でもそうでしたが、
な、なんと!私らしき三春昭進堂の主人がキーマンとして登場し大活躍するというストーリー展開です。
吉田さん曰く
「三春へ行きたいと思わせる動機付けの短編小説で、三春へ行った後は小説の追体験をしてもらうことによって旅行パンフレットという意味になる」とのことです。
また、吉田さんは元行政マンで、長く行政の中枢にいた経験をもとに、外部という他所の、特に都会の人は地方に、旅行に求めるものは何かを改めて考えていただきました。
町全体を潤うようにするにはどうするか?
他の観光地との差別化はどうするか?
現地の方が当たり前だと思っていても、外部の人が驚くようなものは何か?
運命や食に関心が高い女性をターゲットに、それをより具体化した小説型観光パンフレットに仕上がりました。
今後これらをもとに、漫画化や毎年作成し当店でも配布している「影山一族」かんれんのポストカードの配布、および東急ハンズでの販売、そして映画会社やテレビ局へアプローチからドラマ化や映像化・・・
これからの展開が楽しみです。
観光案内も人の心をどう打つかだと思います。
綺麗な場所、豪華な場所、美味しい料理、それはどこにでもあります。
しかしそこで感じる人の心は、今はなかなか出会えません。
そしてその心の感動は、自分の中にあるものが再現されるからだと思います。
ここが難しいのですが、人は所詮自分勝手ですから(笑)、自分が求めるサービス、愛情、こだわり、それを追体験して初めて感動するのです。
すると自分の目論見とは違う所に、それらの答えがしばしばあるものです。
三春という古より北国の続く小さな城下町
神が棲むからこそ神社仏閣の存在、古からの町が生きて来るのです。
しかしそこが京都などとは違うのは、そこに流れる人情です。
変に気高いというかつての京とは違って、愛に溢れています。
それで滝桜が生きて来るのです。
「うわ、きれい!」だけの花見ではないのです。
あの木には運命を感じさせる神がかり的なものがあります。
するとそこに人の縁なり宿命が出て来るのです。
三春へ行きたい!というツールとして
「影山一族」をどんどん拡散して行きたいのです。
それがその人の求める「旅」の価値観を確立する作業だと思うからです。
吉田幸弘
春陽郷三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 05:24 | comments (x) | trackback (x) | 🌸小説「影山一族」~滝桜 |
2017-06-12 Mon
八王子で法律事務所を経営されている吉田幸弘様より「常葉吉田家の話」と 「近世墓の写真集」と題された小冊子が届けられました。
吉田さまは、父方の祖先が常葉吉田氏、そして三春城下大町の影山氏ということで三春に題材を求めた小説「影山一族」とその派生小説を出品してこられました。
今回は、法律事務所・行政書士という仕事内容にもある先祖探しということで自分のご先祖様を探求ということ田村市常葉の墓所へたびたび出かけられ資料集めに奔走してまとめられた同小冊子「常葉吉田家の話」をまとめられました。
吉田様からは以前より天正年間戦国期の常葉城主には三春城主平姓田村氏の親族である播磨赤松円心の孫·赤松越前守顕則から後に常盤氏に改名した5代常盤甲斐守貞久まで居城して常葉地方を治めていたことは伺っていました。
「甲斐守公御家中」の中に常葉城主配下に知行170石を有した知行百七十石吉田隼人御用人の名前があり、この吉田氏が先祖ということになるそうです。
尚、この吉田隼人は、71歳の年(1622年) )に「元和老人物語」(常葉町史(27ページ)」)にて、蒲生氏松平下野守忠郷の命により、天正時代の戦争状況を述べている人物でもある。
吉田様より
吉田家の先祖探し報告書をお送りしました。
一点、「代々伝わる日本刀を祖父がどっかへ持って行った」
ということを書き損ねましたが、このような報告書が出来るという
見本だと思ってご覧いただければ、と思います。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
| ryuichi | 05:38 | comments (x) | trackback (x) | 🌸小説「影山一族」~滝桜 |
2016-06-06 Mon
遂に小説 「影山一族」 ~滝桜神戯~抄漫画付き プレミアム・ヴァージョンの漫画版が登場しました!
「影山一族」は樹齢1000年超の滝桜がある「神の町」三春町を舞台にした壮大な小説です。
小説「影山一族」ホームページ
その序章部分の漫画版となります。
漫画は、MooHoo氏の手による力作です。
今後、逐次ページを増やし、完成を見ます、とのこと。
「三春町」の名前の由来である、「梅と桃と桜が一緒に咲く」年には、
恋に落ちてはいけない・・・
その過ぎ越し(すぎこし)の年の掟を破ると、
とんでもないことが起きるというのです。
まだ始まりの章だけですが、順次続きを出版して行きます。
ご期待ください。
※amazon にて「影山ゆきひろ」で検索ください。
※小説第5巻の巻末に漫画版(始まりの章)を掲載しています。
「影山一族」は、福島県三春町、田村市、須賀川市、フランス・リヨン日本人会に寄贈されています。
Amazon 著者影山ゆきひろのページより
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
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