2024-09-06 Fri
三春町立中郷小学校 職業講話 2024.9.5
三春町立中郷小学校第6学年の職業講話に三春の商人・和菓子屋として講師依頼があり、三春で商売をすることを話してきました。
・職業に就いたきっかけ
4代にわたっての家業 ひいおばあさんより 髙橋家 込木柳作 本家
商売の仕組み 材料を仕入れて 加工して、販売する セブンイレブン 仕入れ
和洋菓子屋・四季に応じて商品を変える 季節の先取り
・職業に就くための方法 (学校、資格、試験等)
製菓衛生師 調理師 現厚生労働省
食品衛生指導員・管理師 食品衛生法による営業許可 保健所
製菓・専門学校 コース料理のデザート
商いの基本 情報(世の中の経済、マーケティング、マネジメント) アンテナ
・やりがい
お客さんに喜んでもらえる 三春での商い
テレビ・新聞、雑誌など「春」 世界中から注目を浴びる 最高の営業マン 滝桜
・仕事とは、生きてる時間。
「近江商人の教」“三方良し”仕事お客さんに良、会社に良、そして地域に貢献する。
なんのために生きてんのかと言ったら、やっぱり楽しみたい。遊びたい。
しんどい仕事があっても、楽しいことあるなあと思うたら、頑張れます。
しんどいことばっかりやったらなんも意味ない。頑張りすぎないことも大事!
そら、しんどいこともありますよ。でも、そこをどう乗り越えるか。
なんべんやってもダメと思うたり、悔しいな、まだまだだなと思うたりもするけど、それがあるから続けられる。
・苦労 など 神社 お寺 お参り 感謝 責任
季節(春の花見・クリスマス)や歳時(お彼岸や月見)などの時節には早朝より
身体は疲れますが、儲かれば嬉しい・楽しい 売り上げが一番の栄養ドリンク
60になってもワクワクして朝目覚める
人生は長いよ、何回でもやり直しや修正が効く。
しかし、芯がブレちゃダメ、人間なんて、どっかでちゃんと 帳尻が合うようになってる。
10代は10代の青さとか未完成な部分がある。そこを恥ずかしがったり隠したがったり、うまくごまかしたりしてきた人は、あとで絶対しっぺ返しが来ます。
今の勉強とはその基礎作り。
大人って案外楽しいヨ!責任とのバランス。楽しいことがしたいなら楽をしてはダメ!禅の教え“照顧却下” しっかりと地に足をつけて勉強してください。
とにかく 人生を楽しんで生きてください
頑張れ三春・中郷健児!
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂
| ryuichi | 03:28 | comments (x) | trackback (x) | 🌸菓匠蒼龍 心洗洞刹記::地域貢献 学校支援 |
2024-07-08 Mon
福島県校長会の発行機関紙
田村市校長会事務局様より取材がありました。
令和 6 年 6 月 28 日 「福島県小学校長会会報」 第 259 号
1◦教育ニュース 令和6年度 県小・中学校長会合同開会式挨拶
2◦特集「福島に誇りをもち 多様な他者と協働しながら 持続可能な社会を創る子どもの育成」 3~6
◦支会だより 7~10
◦ふくしま人この道に生きる 11
◦表彰,役員・事務局員名簿 12
窓口には当家次男坊の恩師である田村市美山小学校校長です。
私が三春小学校学校運営協議会の委員長当時、協議会の運営や研修等でお世話になったかたです。
「前向きなうぬぼれ」 自他を大切にする
三春町 三春昭進堂代表 髙橋龍一 さん
三春町出身であり、同町にて和菓子店を経営する高橋龍一さんにお話を伺いました。明治時代より続く店を現代に至るまで守り、三春町を代表する和菓子店にまで繁栄させました。
田村、三春町をこよなく愛し、商いを通して人と関わり、地域の活性に日々尽力なさっています。
また、城下町三春町に係る歴史探訪を趣味と称する一面ももっていらっしゃいます。
和菓子店「三春昭進堂」の看板品は「おたりまんじゅう」。こだわり抜いた厳選小豆を丹念に煮込んでつくった餡を、地元三春の醤油と味噌を使った薄皮に包み込み仕上げる。
素朴な見た目とは裏腹に、ついついまた手に取り口に運んでしまう逸品です。これまでの経緯や思いについて伺いました。
一現在に至るまでの経緯をお聞かせください
高校を卒業後、湘南茅ケ崎で洋菓子、そして、バブル真っ盛り時期に郡山で和菓子と結婚式関連の営業職などを通じて師匠から商人道を学びました。
三春に戻ってからは町消防団や神社祭礼や三春盆踊り団体、商工会経営塾など各種団体に加盟して防災や防犯、祭礼、そして、街づくり等々に携り、それらの経験を生かして三春小学校学校運営協議会、同会会長も務めました。
現在観光協会副会長や福島県菓子組合理事などを務めています。
―信条としていることや活動の原動力を教えてください
三春は「春陽ノ郷」「東北の鎌倉」などと呼ばれる小さな城下町です。
三春滝桜のお陰で毎年、春先にはテレビ雑誌等のメディアの方々からの当店へ問い合わせや取材依頼が多数寄せられ、桜開花の時節になると全国、近年では世界中から脚光を浴びるようになっています。
当店のような地方の小さな饅頭屋の知名度を全国区にするのは途方もないお金と労力がかかります。
しかし、「三春滝桜」という最高の広告塔の力をお借りして「三春」をメインに宣伝すれば「三春の饅頭屋」として全国区に成り得るのではないかと考えて「三春の宣伝が9割、饅頭が1割」の情報発信を続けています。
例えば、三春昭進堂でもHP、そして平成3年より毎月発行の新聞折り込みチラシ「塵壺」(旧三春藩領内1万5千部発行)内に記載の三春の歴史関連や日常の事柄をつづったコラムなどを通じて三春の魅力を紹介しています。
最近は地方局の“三春町ふるさとリポータ”として時々テレビに出演して三春の名所や歴史、名店などを紹介しています。
また、これらに付随して“三春”をテーマに、町内の小中学校や経済団体、そして、高齢者学級などから講話依頼を受けて毎月のようにどこかでお話をしています。
これらの活動の経緯や商売柄もあって、三春滝桜や三春の歴史や寺社仏閣の恩恵を一番受けていると思っていますので、感謝と御礼の意も込めて片道4キロの滝桜までの道をウォーキングしながらごみ拾い、そして、当店が藩主祈願所真照寺の門前ということもありその参道石段を掃除しています。
―福島の子供たちへ伝えたいこと
表題の「前向きな己惚れ」矢沢永吉さんの言葉で、私の座右の銘としています。
「うぬぼれと言うといやらしく聞こえるけど、考え方一つ変えていい取り方すれば、うぬぼれ屋ほど自分の主張を大切にしているんですよ。
前向きなうぬぼれなら、いくらうぬぼれてもかまわないんです。
それは言い換えれば自信だから。自信ということは何かといえば責任なんですよ」
人生、立ち止まることも、涙することも、つまずいて、落ち込んで、自分自身がいやになってしまうこともあります。
しかし、みっともなくても、這いずり回ってでも“前を向いて生きていく“というそれ自体に意味があるんだということを伝えていきたいと思います。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
| ryuichi | 03:38 | comments (x) | trackback (x) | 🌸菓匠蒼龍 心洗洞刹記::地域貢献 学校支援 |
2024-04-11 Thu
三春を旅するあなたに 2024
春・・・・
心のふるさとを求めて、旅に出たくなる・・・
春に梅、桃、桜の花が一時に開花し、それが地名の由来となったとされる「三春」の町は、その土地柄に、そしてその人情に、幼い頃に感じた母親のぬくもりにも似た、きっと温かな旅情を抱かせてくれるはずです。
すでにこの町をお歩きになった方なら、お気づきのことでしょうが、小高くうねる阿武隈の隆起準平原の谷間に沿った街並みは、そのここかしこに寺社の伽藍を抱き、蔵や武家屋敷のたたずまいとともに、歴史を秘めた古い城下町であることを偲ばせてくれます。
花を愛でる方には、ここは「「花の町」。
日本三大桜 の一つとされる紅しだれ桜の巨木「三春滝桜」の薄紅色の艶姿には誰もが驚嘆されることでしょうし、時同じ頃、真照寺境内に咲く可憐な水芭蕉は趣深い情緒を感じさせてくれるはずです。
紅しだれ桜が町の木なら、町の花にはさつきの名花である「三春松波」が、そして町の鳥には春告げ鳥とされる「うぐいす」が制定されています。
三春は古い城下町だけに、歴史的な文化財も多く、なかでも仏像や寺社仏閣の建造物など室町期から文化文政の頃に開花した仏教文化の数々。
戦国時代の画僧「雪村」の作品や三春駒、三春張子人形など、町人、農民による文化の遺産が、有形、無形問わず数多く遺されています。
また、ここは近世の自由民権運動発祥 の地となった町で、「三春町歴史民俗資科館」内に設けられている「自由民権記念館」には、その指導者、河野広中らの著作や書簡など資料が数多く集められており、新しい日本を目指して決起した旧三春藩の若者たちの熱い息吹きをとくと感じられることでしょう。
現代では、旅行も目的対応型の時代だとか、そのスタイルも人それぞれ異なります。
寺社を巡ってみたいという人、三春張子との出会の旅だという人、三春で何かおいしいものをという人、それに、ただばんやりと城山あたりで“お昼寝でも”という人もどうぞ、この心に残る三春の旅をお楽しみください
開店を 午前9時予定 (当日の注文製造工程により変更有)
閉店は 午後6時予定 予約の状況に依ります。
山内蒼龍櫻も開花しました。
そして、水芭蕉も見頃を迎えています。
坐禅草はまだ見当たりません・・・
当店前では桜が満開です!
三春城VR/三春城下ARのスタンプラリーも始まっています!
三春城下散策に持って来いの季節の到来です!
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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2024-02-08 Thu
三春小学校 第3学年 総合的な学習の時間「三春町の達人に話を聞こう」 2024.2
「三春の達人」外部講師としてお招きを受けまして「三春城下の和菓子屋」の話をしてきました。
4つのグループに分かれて、それぞれのブースで「三春の豆腐屋」「三春の大工」「三春の寿司屋」そして「和菓子屋」のそれぞれの達人がお話を聞きます。
和菓子屋の仕事、三春で商いをする意義、そして、利点・・・・
かつて私たちが子供の頃に地域の方々に教わったように、今の子供たちの役に立てればという思いと恩返しで講師を務めています。
がんばれ三春健児!
文部科学省では異彩された平成23年度 学校運営協議会委員・学校関係者評価委員研究協議会に三春小学校学校運営協議会会長としてパレリスト登壇した模様です。
7分55秒から発言が記録されています。
塵壺3月号「新しい公共型の公立学校」コミニティー・スクールの挑戦
「新しい公共型の公立学校」コミニティー・スクールの挑戦
以前、三春の某医院の院長先生と同席した際に、院長の同級生諸氏の東大や慶応・早稲田などの有名大学卒業という高学力、そして戦後日本の復興の中心をなした方々が多いことについて質問してみました。
すると、「戦中から終戦後にかけては、優秀な教職員が疎開して、三春の小中高の学校で教鞭をとっていた先生方が優秀なのだから生徒の学力が上がるのは当然です」「戦後の日本復興のために、三春・田村から優秀な人材を輩出するために地域を挙げて協力してもらった」との返答に、教育の資質向上の重要性を考えさせられたことがありました。
私の所属する三春学校運営協議会(コミニティー・スクール)委員は、子供たちのより良い教育環境の整備のために、保護者や地域住民が、一定の権限と責任をもって「新しい公共」としての公立学校の運営に参加する法整備された仕組みです。現在は全国で600余校に設置されおり、福島県では唯一、三春小学校に平成16年度より設置されています。
先日も、東京霞ヶ関の文部科学省本館で行われた「学校運営協議会委員・学校関係者評価委員研究会」に参加してきました。本会は、日本全国から集まった約400名の学校関係者の方々と、「子供たちのために学校・地域・家庭が連携してより良い教育を推進するには」というテーマで、聴講や、グループに分かれて学校運営協議会の問題提議とその改善策を「熟議」をして方向性を話し合ってきました。
その中で、三春の小中学校での取り組みを発表する機会に恵まれ、「地域の子供を守る」「自分たちの学校」「自分たちの地域」を良くするという意識で、学習支援ボランティア、防犯見守り隊、各家庭での通学路の雪かきなど、地域住民や保護者、自治体や警察など、小さな町だからこそ出来る取り組み方を、事例を交えて説明しました。
また、学校や教職員の方々においては、公共学校の説明責任の中で、学校評価システムによるアンケートの実施とその分析と公表、新しい教育課程編成作成、校内授業研究会や三春中学校区小中連携授業研究会、そして三春町教育研究発表会の開催などを通じての教職員の資質向上を目指し「子どもたちが三春で学んだことを誇らしげに語れる教育」
として児童生徒の学力と人間性の向上に寄与していただいていることを地域住民代表の委員、そして親として感謝している事を、胸を張って発表してきました。
校長のリーダーシップのもとで教職員の教育に対する情熱と真摯な取り組みをふまえて、三春小学校運営協議会としては、学校の教育課程や行事そして施設設備などをどうするかなどを一緒に話し合って決めていることを保護者や地域の方々に、周知していきたいと考えています。
昨今、子育てに悩む保護者の方々は、実は本心を打ち明ける相談相手がいなくて、孤独感の中で、苦しんでいる場合が多いと聞きます。
そんな時、気軽に相談できる「公の場」になっていれば、思い余って学校や教師に怒りや不安をぶつけ理不尽な抗議をする「モンスターペアレント」と呼ばれる方々の存在など無くなるのではないかと思います。
相互のコミュニケーションの活発化を通じた学校と地域との連携・協力の促進により,学校を核とした「新しい公共」が広がっていくことでしょう。
蒼龍謹白 合掌
ブルーハーツのボーカル甲本ヒロトが格好いいこと言っています!
「居場所あるよ。席あるじゃん。そこに黙って座ってりゃいいんだよ。友達なんていなくて当たり前なんだから。友達じゃねぇよ、クラスメイトなんて。たまたま同じ年に生まれた近所の奴が同じ部屋に集められただけじゃん。」
「趣味も違うのに友達になれるわけないじゃん。山手線に乗ってて、『はい、この車両全員仲よく友達ね』って言われても、『いや、偶然今一緒に乗ってるだけなんですけど』って。友達じゃねぇよ。」
「ただ、友達じゃないけどさ、喧嘩せず自分が降りる駅まで平和に乗ってられなきゃダメじゃない?その訓練じゃないか、学校は。友達でもない仲よしでもない好きでもない連中と喧嘩しないで平穏に暮らす練習をするのが学校じゃないか。だからいいよ、友達なんかいなくても。」
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:06 | comments (x) | trackback (x) | 🌸菓匠蒼龍 心洗洞刹記::地域貢献 学校支援 |
2023-10-29 Sun
可愛らしい小さなお客様に御来店いただきました。
保育園の子供たちのお買い物体験です💕
扉を全開しアルコール消毒して、ソーシャルディスタンスの確保ということで入店は4人ずつ。
合計20数名の御来店です。
引率の保育士、そして保護者の方にはお疲れ様でした。
毎度ありがとうございます😊
またのご来店をお待ちしています。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
| ryuichi | 03:55 | comments (x) | trackback (x) | 🌸菓匠蒼龍 心洗洞刹記::地域貢献 学校支援 |
2023-07-03 Mon
先にご来店いただいた三春小学校2年生の児童から、お礼の手紙が届きました。
このお便りが読みたくて学校の支援をしているのかもしれません~
児童の皆さんの手紙を読みながら、どのように伝わったか?
そして、皆さんの反応は?などいろいろ推測しながら読み返しています。
どの子供さんも真剣に聞いてくれていましたが、その思いが文面に表れていまして安堵した次第です。
自分たちがそうであったように、成長過程の中の時期、“人として人生を生きる上で必要な事柄”を学校の内外に於いて、町の人、先人からどれだけ教えてもらったことかわかりません。
私たち三春城下に住む者、地域に住んでいる者が、三春の先輩である先人から学んで受け継いできたものを、未来を担う次世代にどう伝えていくかということを常に考えています。
この様な小学生の学習場で、親とも違う大人と出会い、職業の話や三春の歴史に関する話や思いを聞くことによって、少しでも三春町を誇りに思う気持ちや町の人に対する尊敬の念を持ってもらえることが理想です。
そしてそれが私たちに様々な事柄を教示してくれた先輩方々への恩返しだと思っています。
少しでも自分に誇りをもって成長て、将来に向かって大きく羽ばたいていってくれればいいなあと考えています。
「三春で学んだことを誇れる教育」
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:14 | comments (x) | trackback (x) | 🌸菓匠蒼龍 心洗洞刹記::地域貢献 学校支援 |
2023-07-02 Sun
三春小学校の校門「明徳門」の写真が,6/18付朝日新聞の朝刊に掲載されました。
この写真は,三春町在住の写真家 中村邦夫さんが2年前の朝日新聞社の写真コンテストで朝日新聞社賞を受賞した「登校」という作品です。
今回,朝日新聞の「声」のコーナーにふさわしい写真として選ばれたとのことです。
雨の中、傘をさして登校する小学生(低学年)の後ろ姿がかわいらしく映っています。
中村さんが、カラーコピーを持参してご来店いただきました。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:32 | comments (x) | trackback (x) | 🌸菓匠蒼龍 心洗洞刹記::地域貢献 学校支援 |
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