2022-06-26 Sun
小学館発行の人気雑誌「サライ」の取材がありました。
「function is beauty」&「Light&Fast」
montbell×三春町×サライ!
三春を掘り下げて紹介するという企画ということで「三春産馬」を取り上げるということで、三春産馬=セリ市場=おたりまんじゅうという図式です。
もちろん、城下荒町の馬頭観音堂も組み込まれています。
発行は9月ごろみたいです。
お楽しみに!
尚、当店ではおたりまんじゅうと三春昭進堂の紹介、そして、下記のような説明をさせていただきました。
三春城下旧磐城海道沿いの水芭蕉の咲く寺として知られる藩主祈願寺真照寺の門前、そして三春駒の名で知られる三春産馬や牛の「競り市場」の目の前に立地しています。
商売の始まりは、明治の終わり頃、私の曾祖父の初代民四朗の妻おたりが、競り市に集まる博労(畜産農家)達に、売ろうと作った素人饅頭が美味いと評判になり、おたり婆さんが造る三春名物「おたりまんじゅう」として三春内外の方々に親しまれています。
三春産馬(三春駒)
三春駒の起原は古く、伝説をたどってみると、後冷泉天皇の天喜年間、 安倍貞任を八幡太郎義家が攻めた「前九年ノ役」に、八幡太郎の軍馬として従軍したと記録されています。
更に田村義顕の頃、三春城下荒町と堂坂(現郡山市西田町堂坂)に、馬頭觀世音を建立、信仰したといわれていますから、三春地方の馬は千年近い歴史を有していることになりましょう。
天正年間、三春の人渡辺助左エ門が、徳川家康小山陣の折に、乗馬14匹を奉献したと伝えられ、正保2年、秋田河内守俊季公三春入府後には、ますますその増殖がはかられています。

江戸期秋田藩政では、馬奉行を設けて産馬殖産され、代々藩主参勤交代の際には、黒毛駿馬を献上していました。
この地は、三春馬せり市場として、昭和のはじめごろまでは、付近には馬宿を兼ねた商家や弓町遊郭があり大いに繁盛したといわれます。明治維新後、陸軍納入の軍馬として最盛期を迎え、戦後は馬の需要の減少と共に和牛、羊の三春畜産組合家畜せり市場として平成7年までせり市が開催されました。
三春盆踊りの「三春甚句」に「駒の手綱も夜露にぬれて 三春甚句の流し唄」と歌われていまが、
田村麻呂の三春駒伝説以来、江戸時代秋田藩政での独特の馬政が功を奏して、三春産馬は、農耕馬や軍馬のかつては全国有数の産地をして知れ渡っていました。

江戸中期より昭和の初めまで、旧三春藩領の馬・牛の競り市は、現在と同じ新町真照寺下の広場でおこなわれてきました。
ここは通称「せり場」と呼ばれ、馬市が隆盛だった頃は、雌馬の市が五月、雄馬の市が十一月に大々的に開かれ、全国の馬喰たちが訪れて、三春の城下は馬市一色の賑わいを見せたと云われています。
競り市の開催時に新町筋には、茶店や露天商の屋台が大元帥明王下の山中まで建ち並びました。
夜ともなれば遠来の馬喰や馬を売りに来た百姓たちが繰り出す「遊郭庚申坂」からは、お囃子の太鼓が鳴り響き、この界隈は祭礼のごとき賑わいでごった返しの人出があったといいます。
今でも、新町筋で「相模屋」「長門屋」「仙台屋」「谷屋」などと屋号で呼ばれている家がありますが、当時の馬喰宿の呼び名で、それぞれに庭先に馬小屋をおいて宿としていた。
三春昭進堂は、旧三春家畜市場(通称セリ場)に隣接し、旧三春畜産組合と共に、明治、大正、昭和、そして、平成から令和へと四世代に亘り時代を乗り越えてきた和菓子屋です。

三春城下 市の神様 「市神様」
大町の鳥文肉屋の裏庭に市神様の祠が鎮座されています。
三春城下各町での市「七拾二市」(往古は六斉の市と称した)が隆盛になり市の繁栄を祈願する村人の心の結集が戎神の奉斎となったものでしょう。
この市神様は、市神の総本社である摂津西宮(西宮市)の蛭児(恵比寿)様、いわゆる「お西さん」(現西宮神社)より分霊を受け当地に勧請鎮座せられたと考えられ、俗称いわゆる戎神とはこの蛭子命であり、由来商業の神として市の立つ日には商人の参拝が絶えなかったといわれています。
尚、三春城下の市日は、享保二十年の「所々市日之覚」によれば、
大町(二日)、新町(七日)、八幡町(十二日)、荒町(十七日)、中町(二十二日)、北町(二十七日)
各町で、二日と七日に「市の日」があったと記されています。
どの町内でも、月に一回市が立ち、近郷近在の方々で盛況だったことが覗えます。
また、新町の競り市場にも一の開催される日にはこの仮小屋が設置されています
各市の会場には「市神様」の御仮屋に恵比寿様を祀り、市の無事と盛況を祈願していたようです。
大町の市では、四筋制札場へ一間四方の仮殿を作り、伊勢皇太神宮御玉串を奉安置するもので、正月十二日が例祭日でした。
後この御仮屋の社は大町小若連の御神輿として祭礼に担がれていました。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:00 | comments (x) | trackback (x) | 菓匠蒼龍 焦心録::メディアで紹介されました |
2022-06-13 Mon
先ごろ、高屋敷稲荷神社さまのお田植え祭が挙行されました。
尚、この模様は、私が三春担当をしていますkfb福島放送「シェア」故郷リポーターにて6月13日の月曜日午後4時15分ごろからオンエアされる予定です💕
お楽しみに!
今回は、郡山市舞木町にある「高屋敷稲荷神社」宮司 と「御田植祭(おたうえさい)」をご紹介します。
五穀豊穣、商売繁盛祈願!
・宮司 鈴木廣一
・禰宜 鈴木健史(たけし)神事の際の司会進行・龍笛・朝日舞奉納
高屋敷稲荷神社 郡山市白岩町字高屋敷277-2 tel 024-943-6396
明治維新より昭和30年代の町村合併まで三春町岩江村だったということで今でも三春の方々には「舞木の稲しゃま(もうぎのいなっしゃま)」と親しまれています。
さらには、県中地区にあたる仙道(現郡山市・須賀川市岩瀬村・田村市・三春町)の方々には「五穀豊穣」そして「商売繁盛」の神様としてご利益があり、舞地に大勢の方々は参拝
に訪れる大変賑わっている神社様です。
週末には県外からも多数の参詣があります。
大勢の方々が奉納された「紅い鳥居」が多数建立されている景観も圧巻で、近年ではインンスタ映えする神社として人気もあります。
また、社務所裏手にある「御神石(ごしんせき)」は、パワーポットとして毎日大勢の方々がそのパワーを頂戴したいと直接巨石に触れてそのパワーを貰っていきます。
手に触れる時間はその人にもよりますが数秒から数分、長い方は10分くらいは両手で触れているようです。
http://otarimanjyu.com/blog/index.php?e=4308
・「高屋敷稲荷神社」
高屋敷稲荷神社の赤い鳥居。田植え直後の田圃の水面に赤が映えています。
この時期しか見ることが出来ない逆さ鳥居が⛩見れます。
【高屋敷稲荷神社】は、福島県の中央に位置する郡山市にある神社です。
参道の朱鳥居は崇敬者の方々の祈願成就と神恩感謝により奉納いただいた≪奉納鳥居≫です。現在、鳥居は約100基ですが、戦前は約4,000基もの鳥居が舞木駅(もうぎえき)まで連なっておりました。拝殿までの石段を登りきって見る景色は壮観です。
・令和四年度「御田植祭(おたうえさい)」
本年度のお田植祭ですが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、規模を縮小して斎行致します。
拝殿で祝詞を奏上申し上げた後、神饌田に移動、斎苗を植え付けます。
初めての参列でしたが神事の際に代表玉串奉奠(だいひょうたまぐしほうてん)を勤めさせていただきました。
・「御神石」
昭和9年に現拝殿が造営されるまでご神石のところにお社があったとされ、古くから磐座(いわくら:神様がいる場所を称える語)としてお参りされてきました。
江戸に創建されて以来、明治、大正、昭和、平成、そして令和を迎えた現代でも多くの方にお参りいただいているところに神様のお働きの強さを感じる今日この頃です。
社務所山側にあり、少しわかりにくいかもしれませんが、どうぞご参拝ください。
・かわいい烏骨鶏たちのお出迎え
・高屋敷稲荷神社境内整備
御田植祭に間に合うように工事を進めてきました。
境内のある稲荷山の麓に巨石群を設えました。
私、髙橋の妹みたいな三春磐梯造園代表で女性庭師橋本瞳氏による作庭です。
お下がりの神饌赤米と赤米シホンケーキ!
#高屋敷稲荷神社 #お田植え祭
三春城下 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:13 | comments (x) | trackback (x) | 菓匠蒼龍 焦心録::メディアで紹介されました |
2022-05-30 Mon
KFB福島放送 シェア第二部 「あばれる君の熱血まち自慢!」 in 三春 削蹄師修行 目黒削蹄所
KFB福島放送シェア県民リポーター三春担当の私の処へ今回のお話が来た時に一番最初の頭に浮かんだのが目黒君でした!
私の感に狂いはありませんでした。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
| ryuichi | 20:22 | comments (x) | trackback (x) | 菓匠蒼龍 焦心録::メディアで紹介されました |
2022-05-23 Mon
KFB福島放送 シェア第二部
「あばれる君の熱血まち自慢!」 in 三春 馬場の湯温泉「三ッ美屋旅館・若女将体験編」
ちび女将がいい仕事してくれています!
若女将のコメントに感動、そして、イカツイ男は・・・・?
| ryuichi | 19:07 | comments (x) | trackback (x) | 菓匠蒼龍 焦心録::メディアで紹介されました |
2022-05-11 Wed
Kfb 福島放送「シェア」第二部「あばれる君熱血町自慢!」in三春 五月の月曜日は三春です!
Kfb 福島放送「シェア」第二部「あばれる君熱血町自慢!」というコーナーで、5月の月曜日4週にわたって三春特集、あばれる君が三春を散策します。
当三春昭進堂は、トップバッターとして本日5月9日(月)午後6時20分ごろから放送されます💕
ナビゲーターはkfb岩渕葵アナウンサーです💕
シェアの三春城下リポーターとして、三春城下の厳選したディープなスポットをご案内させていただきました。
子供たちへのサインも気さくに書いてくれます!
内容は見てのお楽しみです!
時間を見て、あばれる君や岩淵アナとお話しすることが出来ました。
眞照寺を見て岩淵アナが開口一番「パワーを感じる場所ですね!」と・・・
そこでこのお寺さんは、化け猫騒動関連の三春城下大火の際に、城下を焼き尽くしお城も焼け落ちたの壊滅的な被害を受けますが、真照寺門前で消火の陣頭指揮の為に出坐した殿様を追うように延焼した火炎が収まったというお話や、東日本j大震災の際にもビクともしなかった城下で一番売る位記録がある木造建造物「古四王堂」と私がこっそり「蒼龍」と呼ぶ老紅枝垂れ桜のお話をさせていただきました。
そして、帰り際ですが丸一日のロケでお疲れだと思いますが、学校の帰りに見かけたあばれる君に会いたいと自転車で駆け付けた中学生が居ます。
しかし、その中学生は恥ずかしくて帰りを待つ旧セリ場駐車場のロケバスにことが出来ずに、当店の周りでぐずぐずしていますと、あばれる君は車の窓を開けて「オイ、そのの自転車の君~
こっちに来なよ、握手しようぜ!」と手招いてもじもじしていた中学生に握手をしてくれていました。
このやさしさがあばれる君の人気の秘密だと思います。
もちろんスタッフがアルコール消毒しています。
素敵なご縁と経験をさせてもらたことに感謝いたします。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
| ryuichi | 20:44 | comments (x) | trackback (x) | 菓匠蒼龍 焦心録::メディアで紹介されました |
2022-05-09 Mon
Kfb 福島放送「シェア」第二部「あばれる君熱血町自慢!」というコーナーで、5月の月曜日4週にわたって三春特集、あばれる君が三春を散策します。
当三春昭進堂は、トップバッターとして本日5月9日(月)午後6時20分ごろから放送されます💕
ナビゲーターはkfb岩渕葵アナウンサーです💕
シェアの三春城下リポーターとして、三春城下の厳選したディープなスポットをご案内させていただきました。
子供たちへのサインも気さくに書いてくれます!
内容は見てのお楽しみです!
時間を見て、あばれる君や岩淵アナとお話しすることが出来ました。
眞照寺を見て岩淵アナが開口一番「パワーを感じる場所ですね!」と・・・
そこでこのお寺さんは、化け猫騒動関連の三春城下大火の際に、城下を焼き尽くしお城も焼け落ちたの壊滅的な被害を受けますが、真照寺門前で消火の陣頭指揮の為に出坐した殿様を追うように延焼した火炎が収まったというお話や、東日本j大震災の際にもビクともしなかった城下で一番売る位記録がある木造建造物「古四王堂」と私がこっそり「蒼龍」と呼ぶ老紅枝垂れ桜のお話をさせていただきました。
そして、帰り際ですが丸一日のロケでお疲れだと思いますが、学校の帰りに見かけたあばれる君に会いたいと自転車で駆け付けた中学生が居ます。
しかし、その中学生は恥ずかしくて帰りを待つ旧セリ場駐車場のロケバスにことが出来ずに、当店の周りでぐずぐずしていますと、あばれる君は車の窓を開けて「オイ、そのの自転車の君~
こっちに来なよ、握手しようぜ!」と手招いてもじもじしていた中学生に握手をしてくれていました。
このやさしさがあばれる君の人気の秘密だと思います。
もちろんスタッフがアルコール消毒しています。
素敵なご縁と経験をさせてもらたことに感謝いたします。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:13 | comments (x) | trackback (x) | 菓匠蒼龍 焦心録::メディアで紹介されました |
2022-05-05 Thu
KFB福島放送「シェア」 令和4年5月5日端午の節句放送!
ふるさとリポーター三春!

スタジオでアナウンサーの方々に食べて食レポももらいました!
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
| ryuichi | 19:58 | comments (x) | trackback (x) | 菓匠蒼龍 焦心録::メディアで紹介されました |
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