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紅蓮山観音寺だより 第74号 令和2年 9月吉日





紅蓮山観音寺だより 第74号 令和2年 9月吉日


島根県浜田市にある曹洞宗観音禅寺様より、「紅蓮山観音寺だより 第74号 令和2年 9月吉日」が届きました。


例年、夏休みには浜田に帰省して、花吉方丈様の元で参禅させていただいていましたが、今年はコロナの影響も考慮してまだ行けていません。


年内には伺いたいとは思っていますが、コロナの状況次第です。








三春同様、浜田でもまだ新型コロナに感染した方が0人ということで、安心はしています。




山陰浜田は、三春より約1200キロほど離れておりおいそれとは参禅することはかないませんが、時間をつくって参禅したいと思っております。








文中、近藤蓮華和尚の寄稿があり、静岡県袋井にある曹洞宗修行道場「可睡齋専門僧堂での四年に及ぶ修行を終えて観音寺に帰山された由。

また、観音寺の副住職となられた事、誠におめでとうございます。


今後ともよろしくお願いいたします。



観音寺だより本号の冒頭に記された方丈様の医療従事者に対する感謝の仏師をご紹介させていただきます。





医王成佛現
白服急観音
誓願施安楽
治愈救生心

医王 成仏を現じ給う
白服の観音さま急しし
誓願す安楽を施さん
治愈救生の心



医王仏さま出現す 衆生無辺誓願度せん
安楽浄土拝まん 山深く緑濃やかなり
薬師如来さま 応病与薬し給う
無病に気付きなされ 紫陽花笑う
白衣観音さま 自未得度先度他忙し

和顔愛語慈しむ 山百合花香しし
白衣観音さま 世界を飛び回り
十一面におなり 千手で救度なさる
七夕星祭り 治療医 治す
予防医 防ぐ 無病安心 覚む







今年はコロナウイルスで地球顛倒し、医療従事者の皆様の御苦心労苦、いかばかりかと拝察申し上げます。

穆清 拝



「無所得にし去れ。 蔵心しろと。 それ無償の献身でやてみろ」

方丈さまも雲水時代に老師様から叱咤された教えとして記されていました。


参禅の折に朝の接心にて方丈さまよりご教授いただく教えです。


理解は易く、行いは難しです。


日々精進と心がけ「無所得にて去れ」を探求したいと思います。





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| ryuichi | 06:06 | comments (x) | trackback (x) | 🌸島根石見國浜田 曹洞宗紅蓮山観音寺記::紅蓮山観音寺だより |
紅蓮山観音寺だより 第73号 令和2年 2月吉日




紅蓮山観音寺だより 第73号 令和2年 2月吉日


島根県浜田市にある曹洞宗観音禅寺様より、「紅蓮山観音寺だより 第73号 令和2年 2月吉日」が届きました。







方丈さまの「年頭のあいさつ」をはじめ、お寺総代長、心華会会長のご挨拶から、お寺の行事報告等々そして檀家の皆様方からのの寄稿なども沢山あり楽しく拝読させていただきました。


「朝参りの勧め」と題して観音寺監寺から、本堂に上がって御本尊様、お釈迦様への参拝の勧めが記されていました。


朝の散歩がてらのお墓参りの時にぜひ本堂に上がって御本尊様にお参りください。

尚、観音寺では毎朝4時より座禅、5時より朝の勤行をしています。

参禅はもちろんご自由にお上がりいただきお参りができます。

どうぞお越しください。

また、春四月の降誕会、夏八月の施食会、秋九月の高祖忌祠堂法要、初冬十一月の宗祖忌と年四度の法要のご案内も併せて記されています。





山陰浜田は、三春より約1200キロほど離れておりおいそれとは参禅することはかないませんが、時間をつくって参禅したいと思っております。







本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。




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| ryuichi | 05:31 | comments (x) | trackback (x) | 🌸島根石見國浜田 曹洞宗紅蓮山観音寺記::紅蓮山観音寺だより |
「紅蓮山 観音寺だより」第72号(令和元年9月吉日発行)が届きました。



「紅蓮山 観音寺だより」第72号(令和元年9月吉日発行)が届きました。

冒頭の「只今観音寺」方丈様の寄稿住持 穆清(雅号)には、「お慈悲と行持」と題されて典座のお布施、不染汚(ふぜんな)の浄行、そして、一文不知(いちもんふち)の御信心の功徳が記されていました。






典座のお布施

不暁不露の御台所 おゝ忙しし
エプロンの観音さま
包丁の音 軽やかに お鍋 沸騰す
身土不二の作食が 安らけき願をこめて
法喜禅悦食に飽満し 和顔寂静たらん
穆清

方丈さまは、「御台所のお仕事を典座(てんぞ)と申しますが、典座の働きがご信心の佛行に転じたれば、食材も調理人も道具もみな佛さまのお仕事となると、それを浄土と申します。」とご教示されています。
日頃から台所を司っている女房殿へあらためて感謝の意を示し背筋を伸ばして拝読いたしました。








不染汚(ふぜんな)の浄行

開枕罷(かいちんは)の東司掃除(とうすそうじ) 密やかに
玉襷(たまだすき)の観音さま
清々と御厠は 光明発つ
潜行密用は無功に 陰徳積みませり
浄穢不二(じょうえふに)と解脱して 浄土現わる
穆清

修行道場の雲水衆のリーダー首座和尚が行すべき大切な修行の一つに、夜就寝後、修行僧が寝ている間に一人静に東司、お便所掃除を密かに行ずることがあります。
方丈さまは、明治の高僧西有禅師を例に挙げてご教示されています。
西有禅師は八十才まで東司掃除をなされていて、お弟子方が遣らせていただきますと申し上げると、貴様にはまだ東司掃除は出来ぬと云われ、何故ですか?と申し上げると「浄汚の二見、煩悩がまだ解脱しておらぬから」と一言策励されております。
きれい汚いを超越してお掃除をし、私がお掃除をしていますよと見せず密やかに掃除をして、陰徳を積みたいものであります。








一文不知の御信心

宏大無辺のお経一句知らずとも ただ手を合わす
南無南無の観音さま
御佛の御座す御堂に畏まり ひたすら拝む
一切衆生悉皆成仏(いっさいしゅじょうしっかいじょうぶつのお示しあれば あな有難し
恭くも御佛に拝まれし 我が凡夫身なるぞ
穆清

因縁を見つけお寺にお参りください。
本堂に入り佛さまの尊前にしばらく畏まり頂き、合掌礼拝申し上げてください。
遠慮なく思いの丈、煩悩をお話しなされ
御佛さま 慈悲心は無量無辺にて全てをお聞き届けくださいます。
微笑て瞬き、手を差し伸したまう・・・

我ら一切衆生、皆なことごとく成佛しおりと、早く気付き覚めよとお示しあれば、あな不思議。







われら凡夫が佛さまを拝むから救ってくれる前に 佛さまが先に我ら凡夫を拝んでくささっています。私たちが拝むことを得れば 尊き良結縁があります。
さてお彼岸です。
お寺に参って御本尊様の尊い前でしばし拝んでみてはいかがでしょうか?









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| ryuichi | 04:46 | comments (x) | trackback (x) | 🌸島根石見國浜田 曹洞宗紅蓮山観音寺記::紅蓮山観音寺だより |
紅蓮山観音寺だより 第71号 平成31年新年 1月吉日



紅蓮山観音寺だより 第71号 平成31年新年 1月吉日


島根県浜田市にある曹洞宗観音禅寺様より、「紅蓮山観音寺だより 第71号 平成31年新年 1月吉日」が届きました。



秋分の日と新年月号との合弁号となっています。



今回から、編集長が俵保恵様なった旨が記されていました。

この観音寺だより発行の任を担う観音寺教化会役員の方々には、その労に対しまして心より御礼申し上げます。
また、長い間に数多くの編集に携わった方々がいるかと存じます。

重ねて、心より御礼を申しあげます。







念頭にあたりて

佛教徒の願い
佛さまに まみえん 
山門を通り 手を洗い
口を漱(すす)ぎ 礼拝申さん 
合掌を捧げ 本尊前に畏(かしこま)り
南無釈迦牟尼佛
佛音(ぶつとん)を称敜(しょうねん)せん 
身心調ひ 大安楽なり あなかしこ

自未得度先度他の ご誓願ぞ
如来さま 此に出まします
御懐に抱かれし 吾(あ)そ
かたじけなくも有難し 涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)なり
佛恩報謝に催され 細やかなれど
ただひたすらに 御奉仕申さん
御堂 清掃浄め奉らん
御斎 供養作食(さじき)申さん
御信心の道 手とり合て歩み申さん
皆ともに 華蔵世界(けぞうせかい)お浄土を建立申さん
住持 穆清 







今日地球上に人間娑婆世界は、科学が発達し社会制度も調い、物資的生活も豊かに暮らせるようになりましたが、そこですべての人々が心安らかに平安な日々を送っているかと云えば、相変わらず何千年の間無明流転、混迷凡夫の日暮しであります。

その中でお釈迦さまの佛教のみが、唯一絶対の安楽浄土の生活で暮らせる道をお説きなされております。

どうぞ、その佛さまにめぐり遇い頂いて、ご安心の日々をお過ごし頂くようお願い申します。


観音寺方丈花吉道久老師のご挨拶より








昨年は、五月の連休明け、夏のお盆明け、そして、10月中頃の2回ほど浜田に帰省するご縁をいただきました。

三春から、山陰石見の浜田までは約1200キロ、日本海ルートを高速道路で10時間くらいかかります。

せめて京都ぐらいならもう少しの頻度で帰れるんですが・・・






観音寺門前に家内の実家があり、近年その老朽化も進み、その補修修繕のために帰省しています。
其のたびに観音寺様にて朝の参禅に参加させていただいています。





平常心是道と禅では教えています。

仏道といっても特別なことは何もありません。

日常生活の全てが仏の教えそのもので、日々の事柄ひとつひとつに真剣に向き合い、こなしていくことこそが、正しい、しかも唯一の生き方となると方丈様に教えていただきました。





息子とその友人、そして、三春城下の看板や根本看板店の専務と~





また一つ、心が洗われました。





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紅蓮山観音寺だより 第70号 平成30年新年 1月吉日




紅蓮山観音寺だより 第70号 平成30年新年 1月吉日


島根県浜田市にある曹洞宗観音禅寺様より、「紅蓮山観音寺だより 第70号 平成30年新年 1月吉日」が届きました。







方丈様の年頭にあたりを拝読しますと、檀信徒向け会報誌である「観音寺だより」は昭和56年正月第一号発刊から、37年続いたとありました。

この70号という節目の発刊には、心よりお喜びを申しあげます。


また、長い間に数多くの編集に携わった方々がいるかと存じます。

重ねて、心よりお喜びを申しあげると共に、御礼を申しあげます。






昨年は、夏のお盆明けと台風一過の10月中頃の2回ほど浜田に帰省するご縁をいただきました。






夏の帰省の折には、子供たちや義母と予定が合わず、帰省をあきらめていました。

しかし、浜田新真光町の義父方の家補修修繕や、津和野にある義母方のお墓掃除が気がかりで夏休みを利用して一人帰省させていただきました。






十月の帰省は、夏に下調べをしていた修繕箇所を、根本看板店お根本専務、そして、本ハウスメーカー勤務のポリシス山口代表の3人での2泊3日弾丸ツアーでした。





夏の参禅の折には、趙州和尚「盋盂洗鉢(ほうせんばつ)し去れ」をご教授していただきました。
腹一杯ご飯を頂いたなら、食器をきれいに洗っておきなさい
これは、食事の際には真剣に食を頂く。
食後に真っ先にやるべきことは、いただいた器を真剣に洗うという当たり前の事・・・・。即ち、目の前のことに手を抜くことなく真剣に向き合うということ。

ただこれだけのことだが、こういうことが自然に無心にちゃんとやれているかどうかが修行僧には大事なことなんです。






そして、秋の家の補修の際には「喫茶去」

帰り際、出発前のあわただしさの中、方丈様の下へご挨拶に行った際、あえてお茶を勧めていただきご馳走になってきました。

私が、疲れのせいで朝の参禅に来れなかったことを悔やんでいるだろうと、強いてお茶を勧めてくれたんだろうと解しました。


喫茶去(きっさこ)はと“まあ、茶を飲みなさい”ということですが、方丈様は、お茶を飲む、家の修繕をするこれらすべての日常生活の中に仏道修行があるということを教えようとするものです。

正に禅でいう「修行こそが悟りであり、悟りこそが日々の修行」ということを教えていただきました。






観音寺だより70号にもありましたが、「一切衆生悉有佛性」そして、精進料理の教えを教えていただきました。


平常心是道と禅では教えています。

仏道といっても特別なことは何もありません。
日常生活の全てが仏の教えそのもので、日々の事柄ひとつひとつに真剣に向き合い、こなしていくことこそが、正しい、しかも唯一の生き方となると方丈様に教えていただきました。

また一つ、心が洗われました。






春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 05:39 | comments (x) | trackback (x) | 🌸島根石見國浜田 曹洞宗紅蓮山観音寺記::紅蓮山観音寺だより |
「紅蓮山 観音寺だより」第69号(平成29年9月吉日発行)



「紅蓮山 観音寺だより」第69号(平成29年9月吉日発行)が届きました。

冒頭の「只今観音寺」方丈様の寄稿住持 穆清(雅号)には、「禅寺と掃除作務」と題されて掃除の功徳が記されていました。

草取とけよと、雲水の仕事として命じられています。
それはただの雑草取りではなく、一草取り除くごとに煩悩妄想の草を取り除いているんだと老師は教えています。




 
禅宗の掃除についての考え方は、汚れていれば美しくすることはもちろんですが、汚れの有無にかかわらず、日々清掃することが修行であり、掃除が日課とされています。

夏は草の成長が早く、取っても取っても直ぐに生えてきます。

秋には、落ち葉が・・・

冬には、雪が・・・

春には・・・

というように、かくのごとく雑念もまた然りです。

このように人々の心の中に生えてくる様々な煩悩妄想や雑念は振り払っても直ぐに湧いてきます。

その煩悩妄想などの雑念という”雑草”を毎日取り除くのが修業です。

そして、取り除くことによって佛性が出現するとご教授していただきました。






これは夏の草取りだけではありません、家や店舗は今生における修行の場ですので、毎日掃除をして不染汚(汚れなき清らかな場所)を保ちなさい。
そのために毎日の掃除は欠かしてはいけないということなんだと思います。
正に、日々掃除するのは、掃除そのものを不染汚の修行としているからということなんですね。

また一つ心が洗われました。




今回も38ページにも及ぶ編集作業。
編集に携わっている小笠原正克様はじめ編集員の方々には大変お疲れ様です。
お陰様で、楽しく拝読させていただいています。



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| ryuichi | 05:32 | comments (x) | trackback (x) | 🌸島根石見國浜田 曹洞宗紅蓮山観音寺記::紅蓮山観音寺だより |
「紅蓮山観音寺だより」 第六十八号



島根県浜田市の曹洞宗紅蓮山観音寺さまより、観音寺暦、「立春大吉」のお札と共に、平成29年1月吉日発行の「紅蓮山」観音寺だより第六十八号を受領いたしました。




方丈様、そして板野総代長はじめ総代の皆様方からの新年のあいさつから始まります。

方丈様からの年頭にあたりてでは、夏の参禅の折にはいつもお世話になっている定岡蔵心和尚の伝法式、そして竹原祖燈和尚の静岡焼津の旭伝院さまへの掛塔されたことが記載されていました。




おめでとうございます。


また、夏の帰省の際にはよろしくお願い致します。


春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂



| ryuichi | 05:23 | comments (x) | trackback (x) | 🌸島根石見國浜田 曹洞宗紅蓮山観音寺記::紅蓮山観音寺だより |