2021-10-09 Sat
本来であれば、昨日10月8日の金曜日より10日の日曜日まで、三春城下鎮守三春大神宮秋季例大祭でした。
この新型コロナウイルス蔓延防止の観点から今年も神事のみの挙行ということになりました。
画像は、三春小学校第二学年の児童さんによる総合的な学習の時間から”お祭り探訪”での様子です。
毎年、中町若連様にはご協力をいただいています。
中町の花車(山車)の説明や太鼓披露、そして、山車運航綱引き体験・・・
お疲れ様でした。
本来ならばお祭りです。
あっちで、ドッコイ💖 こっちで、どっこい💖
朝から晩まで、ドッコイ💖 ドッコイ💖 ドッコイ💖 ドッコイ💖
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
2020-10-12 Mon
新型コロナウイルス拡散防止の観点から三春大神宮の秋季例大祭が神事のみとなりました。
例年ですと、三春大神宮の神輿渡御に合わせて、三春城下各町内より神輿や花車・山車が供奉、城下はお祭り一色になっていました。
中町若連では、川崎浜町より遷宮した宮神輿の屋根や飾りの砲金磨きを定期的に通年数回実施しています。
この日は、三春大神宮祭礼宵祭りの日でした。
神輿磨きの後に中町公民館で直会をしているということで、先の塵壺に中町愛宕神社中段にあるお地蔵様修復の文章を記載させてもらった御礼もかねてお邪魔してきました。
直会後、中町花車倉庫にお邪魔して花車を拝見
中町若連では、町内への木札の配布のみということです。
昨年も台風直撃ということで祭礼は神事のみでした。
今年も新型コロナ~
来年こそは盛大な例大祭神輿渡御が出来ればいいなあと一同で祈願しました。
中町の花車には龍が鎮座しています。
とても気に入っています。
おたりまんじゅう本舗 三春昭進堂 菓匠蒼龍
2019-08-06 Tue
今年も、「桑原商店」さん、三春城下中町若連さんと共に、川崎市は浜町二丁目の「夏祭り」、そして、大島の八幡神社祭礼神輿渡御での神輿担ぎに行ってまいりました。
メンバーは、桑原親子、中町若連会長、渡辺太鼓保存会会長以下15名!
若松屋のバスを借りて川崎までひとっ走り~
中町若連にある御神輿は、浜町商店街の旧第一屋洋品店社長”勝ちゃん”こと橋本勝通さんと粳田三郎さん、秋元長吉さんが心血を注いで造られた御神輿でした。
この第一屋さんというのは、中町桑原商店で永年大番頭を務めたさん勝ちゃんのお父様が「のれん分け」で出店した大都会の衣料品屋で日本の高度成長を支えていました。
そのご縁で桑原商店の御曹司は一人で川崎の神輿を担ぎに行っていましたが、ご縁があり桑原商店経由で中町若連に嫁いできたという次第です。
そして浜町睦会の御神輿が三春来て以来、中町若連として有志がここ20年余にわたって川崎へ神輿担ぎに出頭し、秋の三春大神宮祭礼には、川崎から三春へその神輿を担ぎに来るといった交流が続いています。
昨年の秋に、中町若連による山車倉庫落成・山車奉納30年・御神輿三春奉納20年を記念して撮影された写真を持参!
“写真界の芥川賞”と呼ばれる第44回(2018年度)木村伊兵衛写真賞を受賞した新進気鋭の写真家岩根愛氏の作品です。
中町若連太鼓保存会による太鼓演奏披露~
大島の八幡様祭礼
12~3の御神輿の奉納です。
小さな祭りですが活気があり迫力満点です。
ここにもあの神輿を作った第一屋さんとの思い、そして、「大切に使わせてもらう」といってもらってきた桑原商店の思いなど人と人、男と男の絆がありました。
標記の慰労会の中で、この神輿が中町に来る段になって中町若連である程度のお金を用意したみたいですが、「これはお金じゃないんだ、人と人の心で譲るんだ!大事にしてくれればそれでいい!」と第一屋さんにぴったり断られた話しを伺いました。
さらに、第一屋さんも、この神輿を自分たちで造るという段になって板金屋さん大工さんにお金の話をしたら、上記の「お金じゃないんだ!~」の言葉で叱られたという話をされていました。
男気ってやつですね!
カッコのいい粋な大人がいるもんです。
休憩所兼宴会所に店(英語教室)を提供していただき、昼食後、そして、神輿還御終了後からの大宴会が始まります。
忘れてはならないのが、第一屋の操業を支えた今は亡きチャキチャキの祖母ちゃん・・・・
もうすっかり自分の故郷みたいな感じです。
人と人のつながりって本当に良いものですね!
昨年の夏、35年ぶりに川崎へ中町若連様と神輿担ぎにお邪魔した折、第一屋さんで茶の間にある仏壇に手を合わさせていただきました。
その瞬間に時間が一気に巻き戻り、毎年ここへ来ていたような感覚になっていくのは不思議です。
それだけ第一屋さんのご家族、そして、川崎浜町の方々の人情の温かみがあってのことだと思います。
第一屋の皆々様、川崎二丁目皆様、そして、中町若連の皆様、大変お世話になりました。
ありがとうございました。
そして、お隣の辻さんには大変お世話になりました。
“旧知の中”?というくらい温かく迎えていただきましたこと、改めて御礼を申し上げます。
走ってはいませんよ~ 休憩中です。
ホイさ〜〜 !ホイさ〜〜!
https://youtu.be/zyItF4O54C8
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
2019-06-24 Mon
先日、ポン友の城下中町の桑原君が来店し「見せたいものがある」とこの真鍮(しんちゅう)がきらきら光った調度品を拡げてくれました。
この真鍮の板金細工、そして三つ巴紋、いい塩梅の角材ときたら~ そうです、御神輿の花棒です。
しかもミニチュア?
お話を伺うと、三春大神宮秋季例大祭に於いて御祭神御神輿巡幸還御の折に城下中町が供奉する御神輿は、ご縁があり川崎は浜町から三春へ輿入れした御神輿で、川崎市浜町は浜町商店街に店を構えていた旧第一屋洋品店社長”勝ちゃん”こと橋本勝通さんと粳田三郎さん、秋元長吉さんなどその一派浜町睦会の面々による手作りの御神輿でした。
この第一屋さんというのは、中町桑原商店で永年大番頭を務めたさん橋本氏がのれん分けで出店した衣料品屋さんです。
手作りといっても大工と板金屋のいずれも棟梁が精鍛込めて作った本物以上の本物の宮神輿です。
その完成後も粋でイナセな御神輿にすべく試行錯誤の改良が加えられていました。
その際に、四本ある神輿花棒の内、外側の2本が少し短いほうが”粋”ということになり、前後を少し詰めたました。
その前後計四本の部材を板金屋棟梁の粳田さんが装飾を施し第一屋、粳田さん他二名で記念に分けたものだそうです。
この度、その御神輿が三春中町若連に遷宮して20年という節目ということで、第一屋にあったこの飾り花棒を桑原君へ寄贈されたということでした。
以前よりこの話は合ったそうですが、桑原君は「これはあの御神輿の創設者である勝通さんの第一屋にある神棚に置くべきだと!」と再三辞退されていたようですが、平成から令和のなったということもあり、一つのけじめとして勝通さんからのたっての希望ということもあり、ありがたく拝領したということでした。
それを二か月かけて磨き上げ私に見せるべく持参いただいた次第です。
お気使いいただきありがとうございます。
この写真から外側の花棒が短いのがわかりますか?
今から30年余前に桑原君と二人、二泊三日でこの神輿を川崎に担ぎに行ったというご縁もあります。
第一屋の勝ちゃん、粳田さん等々の満足げなお顔が思い出され感無量です。
黄金色の三方に載せられた黄金に輝く稲穂!
羽一馬一枚仕上げた鳳凰の羽・・・・
本番で乗る四隅に飾られる黄金の折り鶴・・・
板金のプロ、大工さんが手掛ける本格的なお神輿です。
その辺で売っている神輿とは訳が違いますよ!
下地の欅は無垢材から切り出した本格派です。
川崎の祭礼で担がれていたときには夏祭りです。
江戸前らしく、町内巡行の折には家々からは水がバシャバシャかけられながら担いでいますが、この神輿はビクともしません!
さすが無垢材と宮大工の最高の職人技の光る良い仕事です。
普段は、勿論桑原商店の蔵に鎮座してあります。
昨年は、30有余年ぶりに桑原君、そして中町若連様からお誘いを受けまして川崎に出向き大島八幡宮祭礼にて浜町の御神輿を担がせていただきました。
直会を第一屋さんで開催していただきました。
今年は、大島八幡様の祭礼にて神奈川のテレビ局が浜町陸会と三春中町若連の交流を取材に来るということが決まったみたいです。
そして、当店にもテレビ局からお宝関連の番組オファーがあり桑原商店の蔵に鎮座する中町若連御神輿を提案しようと思い、桑原君に連絡を入れようとして矢先の出来事で、御神輿にまつわる逸話とその花棒・・・・これは幸先がいいんじゃないのかなぁ!
ドッコイ! ドッコイ! ドッコイ!
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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