2023-01-27 Fri

三春城下の冬です。
毎年のことですが、雪の片づけをしていると司馬遼太郎の小説「峠」の一節を思い出します。
幕末の越後長岡藩牧野家の家老河井継之助を描いたその「峠」の中に,「雪が来る」そして「北国は損だ」という言葉が出てきます。
私も、北国に住む者として、司馬作品の中でも最高の文章表現だと思っている箇所の一つです。
さらに続きます。
・・・・北国では町中こうまで働いても、たかが雪をよけるだけのことであり、それによって一文の得にもならない。
が、この城下のひとびとは、深海の魚がことさらに水圧を感じないように、その自然の圧力のなかでにぎにぎしく生きている。
・・・・(北国の人々は)鈍重で、折れ釘や石ころを呑めといわれればのんでしまう連中だ。のむ前はさすがにつらい。
つい大酒をくらう。大酒で勢いをつけ、唄でもうたって騒ぎ、いざのみこんでしまっては、ぼろぼろ涙をながしている。
これは、長岡だけではなく、北国に住む方々の独特な感覚でしょう。
正に的を得た表現だと思っています。

三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
2023-01-26 Thu

2/5,/11,/12に開催するシア・トリエ26回公演「桜の園」です。
人間と人形と昭和歌謡で贈るチェーホフ四大戯曲の集大成。
シア・トリエは福島県福島市を拠点に活動する劇団です。
2015年1月に満塁鳥王一座から改名しました。
第26回公演「桜の園」のお知らせ(チケット販売中)
シア・トリエ第26回公演
桜の園
作/A.チェーホフ 翻訳/神西清 脚色・演出/大信ペリカン
チケット販売中!
わたしの幸福、さようなら!
近代演劇の金字塔、チェーホフ最期にして集大成である桜の園。人の営みにおける挫折や野心、恋愛、希望がふんだんに詰まったこの作品が描くのは、まさに人生そのもの。
時代に、人に惑わされ、それでも生きていくしかない人間の悲しさと美しさ。まぁもっと平たく言うならば人間のダメさを精緻に、滑稽に記した名作が、昭和レトロな歌謡曲に乗って狭小空間に立ち上がる!
公演日時
2023年2月5日(日) 10:30 / 15:00
2023年2月11日(土) 10:30 / 15:00 / 19:00
2023年2月12日(日) 10:30 / 15:00
※ 上演時間:約100分
※ 開場は開演の30分前
会場
ATELIERブリコラージュ
960-8034 福島県福島市置賜町8−30 カスタムビル2F
※ 置賜町郵便局2階
※ 会場には無料駐車場はございません。公共交通機関または周辺の有料駐車場をご利用ください。
料金
前売り2,500円 / 当日2,800円 / 学生1,500円(前売・当日とも) / 県外割2,000円(前売りのみ)
※ 日時指定 各回25席 全席自由 受付順入場
※ 学生券は当日受付にて学生証を確認いたします。
※ 県外割は福島県外からお越しの方限定。当日受付にて住所を証明できる書類を確認いたします。

チケット
❶ LivePocket
https://t.livepocket.jp/e/cherry_orchard
❷ 劇団窓口
当サイトのコンタクトフォームに
①ご来場者名、②ご来場日時、③チケット種別・枚数、④ご連絡先をご記入ください。
料金は当日精算で頂戴いたします。

出演
佐藤隆太 小野瑞穂 流風青波 長門美歩 相良咲 佐々木 雅彦(劇団ユニット・ラビッツ)
スタッフ
作 / A.チェーホフ
翻訳 / 神西清
脚色・演出 / 大信ペリカン
舞台美術 / 大信ペリカン 菱沼直人
背景 / 佐々木 雅彦(劇団ユニット・ラビッツ)
照明 / 麿由佳里
音響 / 大信ペリカン
人形デザイン / 国井沙也加(劇団120○EN)
スタイリング / しゅー
制作 / 鳥居裕美(捨組) 霜山亜美(劇団120○EN) サトウマナミ
宣伝美術 / 紺野ステカセ(捨組)

後援 / FM POCO テレビユー福島 ふくしまFM 福島市教育委員会 福島中央テレビ 福島テレビ 福島民報社 福島民友新聞社 ラジオ福島(五十音順)
協力 / 劇団120○EN 捨組(五十音順)
製作 / シア・トリエ ATELIERブリコラージュ
どうぞご覧ください!
http://www.toriking.net/theatrie/?p=1063
2023-01-25 Wed
令和5年 三春城下 旧三春藩主秋田氏祈願所真照寺の節分会のご案内
2月3日(金) 午後7時より
古いお札はお持ち下さい。
今回も、真照寺節分会は新型コロナウイルス拡大防止観点から規模を縮小しての開催となります。
尚、護摩焚き所願成就御祈祷とお札受けは通常通り実施います。

私も今年で還暦を迎えます。
厄払いの節分会です。
どうぞよろしくお願いいたします。
節分は季節を分けるという意味で、本来は各季節の始まりである立春・立夏・立秋・立冬の前日それぞれを指しています。
立春の前の日が節分というのは、そのうちの「立春の前日」だけが今に残ったものだそうです。
尚、今年令和5年の「初寅祭」は2月1日(水)となります。
午後1時斎行
初寅祭も節分会同様、飲食を伴うお斎を取りやめて、コロナ対策を取っての護摩焚き所願成就御祈祷となります。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
2023-01-21 Sat
令和5年 「初寅祭典」
三春藩主秋田家祈願所 日乗山真照寺
本年の初寅の日が2月1日(水)となっています。
午後1時より祭典 護摩 所願成就祈願
寅年、寅月、初寅の日での祭日となります。
“寅の日”は「毘沙門天(多門天)」の縁日。
この日が、今春節、初めての“寅の日”と云うことで、「初寅祭典」となります。
商売繁盛、厄払い、合格祈願、コロナ退散等々の所願成就の祈祷は、三千円、五千円、一万円などから受け付けています。
前日までに申し込みください。
こちらも飲食を伴う直会を取りやめて、コロナ対策を取っての事前申し込みによる所願成就、コロナ退散等の護摩焚き御祈祷とお札受けのみとなります。

初寅会御祈祷申し込み世話人となっている三春昭進堂でもお預かりいたします。
問い合わせ・申し込み 真照寺0247-62-2705
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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