2021-04-01 Thu
桜が開花して三春城下に春が訪れました。
時間を見て三春昭進堂の創業者でもある「おたりさん」の出身地である旧根本村にある「笠石八幡宮」へ、例年の行事として境内の掃除を兼ねてコロナウイルス感染の終息と商売繁盛祈願のために参詣いたしました。
勿論、コロナウイルスの終息祈願でもあります。
門前にある「笠石馬頭観音の紅枝垂れ桜」や染井吉野の大木はまだ咲き始めといった具合です。
いつ行っても、心身を洗い流すような、爽やかな風が通り抜け、とても居心地の良い気持ちのいい場所です。
きっと、頑張って商いをしている私たちを”おたりさん”が褒めてくれているんでしょう。
笠石八幡宮
三春城下から瀧桜を超えてる天領柳橋への街道から駒枝に抜ける途中の集落沿いにあります。
道路沿いに、木の鳥居があり、うっそうとした杉木立に覆われた境内には、本殿を取り囲むように巨岩が累々と積み重なっています。
小さな社殿の横から上方に掛けて、数体の岩が顔を出し、最上部に巨石が鎮座しています。
昔、八幡太郎源義家が安倍一族討伐の時、根本村に立ち寄ったところちょうど村では麻疹が大流行で村人たちは大変困っていた。
これを聞いた義家は、「それは大変だ。その悪魔を征伐してやる」と、笠石八幡の場所より南西の天目がけ、馬上より鋼弓に一矢をつがえて射放した。
麻疹の悪魔もその威勢に恐れて退散したのか、重い麻疹も急に快復した。
今も射放した場所には、馬蹄の跡が石についており、放たれた矢は、遠く堀越村の井堀に落下して井戸となったという。
この間を「一矢間(ひとやま)」と伝えられている。
笠石八幡の祠に至る前に、二つに割れた石の胎内くぐりがあって、笠石と呼ばれる巨大な石が載っているところから、笠石八幡と呼んでいたという。
当三春昭進堂の創始者おたりばあさんの亭主は、民四郎と云います。
込木は柳作の本家から苗字とこの場所を頂いて分家しました。
子供の時分より講釈と物書きが大の得意で、畜産組合の書記・庶務や、目の前にある庚申坂新地の遊廓でも、会計や伝票書きの仕事を手伝う傍ら、酒席が大好きらしく、座敷に入っては太鼓持ちをやっていたと聞き及んでいます。
また、民四郎さんは、政治や時事論が好きで、昼間から客と論じあっていたようです。
その間、おたりばあさんはせっせと饅頭や豆腐等で商いをして、10人の子供を育て上げました。
お世辞にも可愛いとか綺麗という賛辞の語は見当たりませんが、苦労が顔に滲みこの人に人生ありの素敵な尊顔です。
三春っ子の私は、やはり春が大好きです。
もちろん、仕事が忙しくて、面白くて仕方がないというのもあります。
また、寒い冬を越す新春を愛でるという日本人的な感性ということもあろうかと思います。
日暮前の少しの時間に、散歩を兼ねてお城山や寺社のゴミ拾いに出かけます。
気晴らしと運動不足解消です。
これがまた楽しいんです😊
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:34 | comments (x) | trackback (x) | 春陽郷三春 日暮硯::季節のお菓子 |
2021-03-26 Fri

「#酣たけなわプロジェクト」の報道関係者発表会
福島県内の酒蔵と菓子舗がペアを組み、🍶日本酒入りスイーツ🍰を開発!✨
その報道関係者への発表会を開催しました。
.jpg)
ピンク色の「酣(たけなわ)」のロゴが目印です🌸
『#たけなわプロジェクト』で応援してください!
私も、三春昭進堂菓匠蒼龍の法被を纏っての出席です!
報道関係者約20社に来場いただきました。

三春昭進堂では「地酒三春駒どら焼き」を販売いたしました。

三春城下のお酒と云えば何といっても「地酒三春駒」です。
お祭りの樽神輿にも三春駒の樽が使われているほどです。
「地酒三春駒どら焼き」は、その三春駒の中でも三春町内限定販売「三春駒黒ラベル」を使用しています。
三春昭進堂は、旧三春家畜市場(通称セリ場)に隣接し、旧三春畜産組合と共に、明治、大正、昭和、そして、平成から令和へと四世代に亘り時代を乗り越えてきた和菓子屋です。
「地酒三春駒どら焼き」を発売以来、ご来店のお客様には大変親しまれています。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:13 | comments (x) | trackback (x) | 春陽郷三春 日暮硯::季節のお菓子 |
2021-03-05 Fri
酣プロジェクト*日本酒入りスイーツ*
#たけなわ)プロジェクト
福島県内の酒蔵と菓子舗がペアを組み、🍶日本酒入りスイーツ🍰を開発!✨

ピンク色の「酣(たけなわ)」のロゴが目印です🌸
『#たけなわプロジェクト』で応援してください!
三春昭進堂では「地酒三春駒どら焼き」を販売いたしました。
三春城下のお酒と云えば何といっても「地酒三春駒」です。
お祭りの樽神輿にも三春駒の樽が使われているほどです。
「地酒三春駒どら焼き」は、その三春駒の中でも三春町内限定販売「三春駒黒ラベル」を使用しています。
三春昭進堂は、旧三春家畜市場(通称セリ場)に隣接し、旧三春畜産組合と共に、明治、大正、昭和、そして、平成から令和へと四世代に亘り時代を乗り越えてきた和菓子屋です。
「地酒三春駒どら焼き」を発売以来、ご来店のお客様には大変親しまれています。
三春盆踊りの「三春甚句」に「駒の手綱も夜露にぬれて 三春甚句の流し唄」と歌われていまが、田村麻呂の三春駒伝説以来、江戸時代秋田藩政での独特の馬政が功を奏して、三春産馬は、農耕馬や軍馬のかつては全国有数の産地をして知れ渡っていました。
江戸中期より昭和の初めまで、旧三春藩領の馬「三春駒」の競り市は、現在と同じ新町真照寺下の広場でおこなわれてきました。
ここは通称「せり場」と呼ばれ、馬市が隆盛だった頃は、雌馬の市が五月、雄馬の市が十一月に大々的に開かれ、全国の馬喰たちが訪れて、三春の城下は馬市一色の賑わいを見せたと云われています。
競り市の開催時に新町筋には、茶店や露天商の屋台が大元帥明王下の山中まで建ち並びました。
夜ともなれば遠来の馬喰や馬を売りに来た百姓たちが繰り出す「遊郭庚申坂」からは、お囃子の太鼓が鳴り響き、この界隈は祭礼のごとき賑わいでごった返しの人出があったといいます。
添加の効果
酣 takenawa プロジェクトの参加商品「地酒三春駒どら焼き」です。
調味料として1パーセントの三春駒(日本酒)を添加しています。
生地のしっとり感が増し、たまごの甘さを引き出してくれています。
しかも一度沸騰させてから添加し、さらに、どら焼きの生地に練りこんでいるので、銅板の上で焼いている時にアルコール分は飛んでしまいます。
子供さんや車を運転する方にも安心安全でお召し上がりいただけます。
社会人の皆さんは、お酒の席で『宴もたけなわ』というフレーズをお聞きになったことがあるでしょうか😄
宴会の締めとしても使われるこのフレーズは、宴が大盛況している様子を表します✨
では、『たけなわ』の漢字をどこかで目にしたことはあるでしょうか?🤔
『たけなわ』は漢字で… 『酣』と書きます!✨
インスタ映えする乗用可能な三春駒を製作中です!
あまり馴染みがない漢字かもしれませんが、見た目のとおり、『お酒』と『甘い』が合わさった漢字です😊
お酒を造る工程で発酵させた時、だんだんと甘さが増している様子を表し、宴会や行事ごとでは、盛り上がりの最高潮として使われます。
今回は、『お酒』と『お菓子』が合わさった新しいスイーツの開発という意味で、そしてプロジェクトが盛り上がるよう願いを込めて、『酣プロジェクト』と名付けました😊🎉
酣プロジェクト第1弾には、10アイテムが参加します!🧁
スイーツ好きな方も、お酒好きな方も…
#たけなわプロジェクトで応援よろしくお願いします!
このプロジェクトは、福島県菓子工業組合と福島県酒造協同組合の連携により実施しています。
お問い合わせはDMよりお願いします🙇♀️
#たけなわプロジェクト
#福島県スイーツ #sweetstagram
#福島県 #日本酒スイーツ #日本酒
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:48 | comments (x) | trackback (x) | 春陽郷三春 日暮硯::季節のお菓子 |
2021-02-27 Sat
弥生3月【ひな祭り】 2021 御菓子三春昭進堂
女の子が健康で幸せに育つようにと願いをこめて祝う桃の節句、3月3日のひなまつり。
雛人形を飾り、女の子の健やかな成長を祈る行事です。
人形で身体を撫で、けがれを移し、川へ流して身を浄めたのがはじまりといわれています。
赤(桃の花)、白(雪)、緑(草)を表しており、それぞれの色には、厄祓い、清浄、健康の意味があり、子孫繁栄、長寿の願いが込められています。
旧暦の3月3日、おそらくまだ雪深い大地から芽生える緑、花などの自然の力にあやかる意味もあったのでしょう。
いちご大福 150円税別
道明寺桜餅 130円税別
うぐいす餅 120円税別
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:14 | comments (x) | trackback (x) | 春陽郷三春 日暮硯::季節のお菓子 |
2021-02-24 Wed
本日、令和3年2月24日の水曜日は、代休とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
いつになく桜餅の売り上げが好調です!
しかも、小さなお子さんが食べたいといって買い求めてくださいます。
気になって聞いてみると、「鬼滅の刃」の登場する恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)というキャラクターの大好物が「桜餅」ということでした~
「鬼滅の刃」の効果がここでも一役買っくれています!
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
| ryuichi | 05:13 | comments (x) | trackback (x) | 春陽郷三春 日暮硯::季節のお菓子 |
| ryuichi | 05:47 | comments (x) | trackback (x) | 春陽郷三春 日暮硯::季節のお菓子 |
2021-02-13 Sat
地酒三春駒どら焼き 160円税別
福島県のブランド品化をめざし福島県菓子工業組合と福島県酒造組合の共同企画!
酣 takenawa プロジェクトの参加商品「地酒三春駒どら焼き」です〜
調味料としての日本酒添加で、添加1パーセントです。
しかも一度沸騰させてから添加し、さらに、どら焼きの生地に練りこんでいるので、銅板の上で焼いている時にアルコール分は飛んでしまいます。
子供さんや車を運転する方にも安心安全でお召し上がりいただけます。
三春家畜市場(通称「セリ場」」に隣接し、旧三春畜産食い合いと一緒に明治、大正、昭和と激動の時代を乗り越えてきた当三春昭進堂です。
馬さんと牛さんには感謝でしかありません。
三春盆踊りの「三春甚句」に「駒の手綱も夜露にぬれて 三春甚句の流し唄」と歌われていまが、田村麻呂の三春駒伝説以来、江戸時代秋田藩政での独特の馬政が功を奏して、三春産馬は、農耕馬や軍馬のかつては全国有数の産地をして知れ渡っていました。
江戸中期より昭和の初めまで、旧三春藩領の馬・牛の競り市は、現在と同じ新町真照寺下の広場でおこなわれてきました。
ここは通称「せり場」と呼ばれ、馬市が隆盛だった頃は、雌馬の市が五月、雄馬の市が十一月に大々的に開かれ、全国の馬喰たちが訪れて、三春の城下は馬市一色の賑わいを見せたと云われています。
競り市の開催時に新町筋には、茶店や露天商の屋台が大元帥明王下の山中まで建ち並びました。
夜ともなれば遠来の馬喰や馬を売りに来た百姓たちが繰り出す「遊郭庚申坂」からは、お囃子の太鼓が鳴り響き、この界隈は祭礼のごとき賑わいでごった返しの人出があったといいます。
そのせいでしょうか馬の桜肉と牛肉が大好きです!
セリ場にちなみ、三春牛頭天王バターどら焼きと2種類の販売です。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:20 | comments (x) | trackback (x) | 春陽郷三春 日暮硯::季節のお菓子 |
TOP PAGE △