2023-03-19 Sun

先の「中郷さくら学級歴史講話」の際に会員として臨場された貝山の伊藤様から「貝山伊藤家口伝話史」の上下巻という拝見させていただきました。
御先祖様が残した「貝山伊藤家と白山比咩神社に関する資料」をご親戚の方が近年になってまとめられた書物です。
塵壺の参考になればということで借用させて頂きました。

内容は、平安時代から続く伊藤家の歴史、伊勢国から三春貝山までの変遷、そして、貝山鎮守「白山比咩神社」の勧請、さらには戊辰戦争会津攻めに於ける三春藩領人足にかかわってご先祖の資料等々、大変興味深い書物・資料となっています。
大変貴重な資料ありがとうございます。


三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
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2021-08-19 Thu
三春郊外込木の八方谷地内に向日葵畑が出現!
ご覧いただけますでしょうか?
ひまわり畑です。
多目的込木集落の「景観作物」 ひまわり畑2021!
午後は逆光です♪
三春昭進堂から車で3分!
磐越道の高速道路からだとバッチリの角度です。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:33 | comments (x) | trackback (x) | 旧中郷村::楽内・込木・芹ケ沢 |
2021-07-07 Wed
田植えを終える目安とされる「半夏生(はんげしょうず)」の頃、三春城下在の各地の集落入口付近で、細竹の先に「御札」を括り付けて村境付近に建てられているのを目にします。
磐越自動車道と飯野三春石川線の辻
これは「五穀豊穣」と「村内の安全」を祈願して「夏越の祓(なごしのみそぎ)」として神主さんに「辻切り」の御祈祷を受けた「御札」を、村の入口の「辻」と呼ばれる道の交差するところ、特に鬼門(東北)や裏鬼門(南西)の方角に立てて村外からの疫病などの災厄(さいやく)が、村内に侵入するのを防いでいるものです。
この御札には「込木見渡神社」等の鎮守名と「御祈祷 御璽(ごきとうぎょじ)」と共に「村内安全」ではなく「洞内安全」と記載されています。
込木洞…この洞(うつろ・ほら)とは、室町期以降の東国の武士、地侍の一族郎党が所領する集落を指しています。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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2021-06-12 Sat
今朝も三春滝桜まで、朝の賛否に出かけますと、いつもとは様子が違います。
滝桜の枝下根本を囲うように、ブルーシートが敷き詰められています。
これは滝桜の種(実生)の採取の為のシートです。
滝桜保存会の皆様により、三春の桜守として千年後にも生き続ける桜を育てようと、苗木からではなく、種からの育成(実生)しています。
2008年に地元小学生が拾った種(約200粒)は、スペースシャトル・エンデバー号で国際宇宙ステーションに届けられ、日本のモジュール「きぼう」船内で、若田光一宇宙飛行士とともに4100回地球を回る8カ月半(08年11月~09年7月)の旅を行ったことでも話題になりました。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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2021-04-14 Wed
滝桜と大蛇です。
お客様の拝見させていただきました。
40年前位の写真のようです💕
以前、滝桜に隣接する滝公民館に併設されていた滝特別保育所の先生が、桜の開花の記念に園児と記念写真を撮ろうと外に出たところ偶然に撮影された写真です。
当時の子供たちも覚えていたらしく、~ちゃんのおなか位太かった!先生の太もも位!とか・・・枝位太かったといっていました!
枝と桜花から推測するに、3メートル近くありそうです。
御利益がありそうです!
その模様から巨大なシマヘビのように思います。
老桜には精霊が宿るといわれていますが、この大蛇は滝桜の主か神様のようにもかんじます。
そういえば、この付近には蛇石など蛇にちなむ地名もあり、大蛇伝説が多く残されています。
平成版怪奇伝説「蛇石の蛇神様」(2017/12/02 05:27:22)
塵壺平成28年3月号 「三春の昔話」三春町史より 三界滝・不動滝の大蛇(2016/03/13 06:26:04)
三春物語124番 「荻久保不動滝の大蛇」(2009/07/12 05:04:54)
三春物語136番 「蛇石の大蛇退治」(2009/06/16 21:13:06)
三春物語96番 南成田の「蛇なぶり石」(2009/06/05 20:51:53)
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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2021-02-18 Thu
三春在旧貝山村に鎮座する白山比咩神社は、大同年間に加賀国白山比咩神社より分霊を玆(ここ)に移したと伝えられています。
加賀の白山比咩神社は、全国約三千社にのぼる白山神社の総本宮です。
白山比咩神社では、御祭神は、菊理比咩命という『日本書紀』に登場する女神さまです。
菊理比咩命とともに伊弉諾尊・伊弉冉尊も祭神として祀られています。
菊理比咩命(尊)の菊理(くくり)は「括る」にもつながり、現在は「和合の神」「縁結びの神」としても崇敬を受けています。
『日本書紀』によると、天地が分かれたばかりのころ、天の世界である高天原(たかまのはら)に、次々と神が出現し、最後に現れたのが、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)でした。
この男女の神には、国土を誕生させる「国生み」と、地上の営みを司る神々を誕生させる「神生み」が命じられました。
伊弉冉尊が火の神を出産した時のやけどで亡くなってしまうと、悲しんだ伊弉諾尊は、死の国である「黄泉の国」へ妻を迎えにいきます。
ところが、醜く変わった妻の姿を見て伊弉諾尊は逃げ出してしまい、怒った伊弉冉尊は夫の後を追います。
「絹本著色白山三社神像」重要文化財黄泉の国との境界で対峙するふたりの前に登場するのが菊理比咩尊で、伊弉諾尊・伊弉冉尊二神の仲裁をし、その後、天照大御神(あまてらすおおみかみ)や月読尊(つくよみのみこと)、須佐之男尊(すさのおのみこと)が生れます。
享保二年八月土用月に、村中で奉納した石造鳥居です。
飢饉の回避祈願でしょうか・・・
山内西御殿と称される白山公園にあるブナの木です。
昭和二十年四月の日にちと一緒に男子の名前が刻まれています。
出征する我が子の無事帰還祈願でしょか?
郡山市中心部が一望できます。
白山神社のふもとに旧貝山村にある貝山観音堂です。
田村三十三観音の第三十一番札所となっています。
十一面観音をお祀りしてあります。
高速道路建設に関連して、白山神社の麓に移設建立されています。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:44 | comments (x) | trackback (x) | 旧中郷村::貝山・春田・春沢 |
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