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滝桜の種(実生)採取ブルーシート 2021




今朝も三春滝桜まで、朝の賛否に出かけますと、いつもとは様子が違います。





滝桜の枝下根本を囲うように、ブルーシートが敷き詰められています。



これは滝桜の種(実生)の採取の為のシートです。

滝桜保存会の皆様により、三春の桜守として千年後にも生き続ける桜を育てようと、苗木からではなく、種からの育成(実生)しています。






2008年に地元小学生が拾った種(約200粒)は、スペースシャトル・エンデバー号で国際宇宙ステーションに届けられ、日本のモジュール「きぼう」船内で、若田光一宇宙飛行士とともに4100回地球を回る8カ月半(08年11月~09年7月)の旅を行ったことでも話題になりました。









三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 04:06 | comments (x) | trackback (x) | 旧中郷村::柴原・滝・根本 |
滝桜と大蛇




滝桜と大蛇です。

お客様の拝見させていただきました。

40年前位の写真のようです💕

以前、滝桜に隣接する滝公民館に併設されていた滝特別保育所の先生が、桜の開花の記念に園児と記念写真を撮ろうと外に出たところ偶然に撮影された写真です。

当時の子供たちも覚えていたらしく、~ちゃんのおなか位太かった!先生の太もも位!とか・・・枝位太かったといっていました!






枝と桜花から推測するに、3メートル近くありそうです。


御利益がありそうです!








その模様から巨大なシマヘビのように思います。


老桜には精霊が宿るといわれていますが、この大蛇は滝桜の主か神様のようにもかんじます。

そういえば、この付近には蛇石など蛇にちなむ地名もあり、大蛇伝説が多く残されています。







平成版怪奇伝説「蛇石の蛇神様」(2017/12/02 05:27:22)

塵壺平成28年3月号 「三春の昔話」三春町史より 三界滝・不動滝の大蛇(2016/03/13 06:26:04)

三春物語124番 「荻久保不動滝の大蛇」(2009/07/12 05:04:54)

三春物語136番 「蛇石の大蛇退治」(2009/06/16 21:13:06)

三春物語96番 南成田の「蛇なぶり石」(2009/06/05 20:51:53)













三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 04:09 | comments (x) | trackback (x) | 旧中郷村::柴原・滝・根本 |
朝の散歩 滝桜アタック!



朝の散歩が今年は続いています。


春先の夕方、城下やな沿いの散策路の散歩から始め、連休明けから城下寺社仏閣散策散歩、そして、この5日前からは往復8キロの滝桜にアタックしています。





真照寺の参拝してから、滝桜までの田園地帯を速足でウォーキング!


緩やかなアップダウンが続きますが、結構来ます。







さすが、樹齢1000年と云われる滝桜でsす。


朝からパワー感じています。







来てます~!っていう感じですかねェ~






新町から、楽内、芝原、滝へと~



梅雨空の中、稲も徐々に大きくなっていきます。









柴原大橋まで来ればもう一息です。







12300歩くらい、9キロ弱になります。


夏休みまでに痩せられるか~?








これらの運動は、血圧やコレステロールが高めということもありますが、遺伝的要素はなく尿酸値や血糖の数値は平常以下です。

また、スタイル維持と言う訳でもありませんが、一週間の夏休みに島根県浜田の観音寺様での参禅(坐禅)へのアプローチが一番の要因です。

少しでも90分間の「坐禅」を楽に過ごしたくて~


一年間、この参禅に合わせて生活しているところもあります。



しかし、朝食が旨いんです。



春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍




| ryuichi | 04:17 | comments (x) | trackback (x) | 旧中郷村::柴原・滝・根本 |
柴原舘(城)趾  田村四十八舘




柴原館(城)趾

下記は、昭和30年代初頭の三春広報からの抜粋です。

三春ダムの出来る以前の表記となっております。


三春城下新町から込木を通って蛇石に出る県道が、柴原に入って大滝根川にかかった橋を渡る。

その右手に、よく見れば、何か由緒のある処かと思われる、小さな丘がある。

それが柴原城の跡である。

天文、永禄といえば、室町時代の末期で、戦国の乱世、約400年の昔である。


三春城が出来て間もない田村義顕の時、防備を固め勢威を張るため、領内各地に40余の城砦をきずいて、諸将を配置した。

後の田村四十八館と呼ばれていた要塞陣です。

柴原城もその一つらしい。

城将は、橋本助右衛門、禄高450石。

館(城)は、三春札所から1里、根まわり170間、高さ20間、

本丸は南北28間、横18間。

この橋本氏は、下枝城の橋本刑部の一族と伝えられているが、記録が少く、地方の人にも余り知られていないようだ。



春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 04:57 | comments (x) | trackback (x) | 旧中郷村::柴原・滝・根本 |
日暮硯 「滝桜紅葉」


紅葉した滝桜です。

滅多に見られない貴重なショットです。

撮影者曰く7年待ったそうです。

三春城下中町のポリシス代表山口氏提供

| ryuichi | 05:26 | comments (x) | trackback (x) | 旧中郷村::柴原・滝・根本 |
三春物語788番・初夏の滝桜と影滝桜


常葉の瀧太郎さんから、このような写真はがきが届きました。

桜花も終わり初夏を迎えた、皐月末の夕刻。

滝桜が見せる影滝桜です。



手紙にも認められていましたが、滝桜はいろんな見方が出来ます。

もちろん桜花の時期が最高ですが、春夏秋冬と様々な表情を見せてくれる滝桜。

その度に表情を変えて、私たちを楽しませてくれます。




尚、来週の月曜日6月2日は旧の端午の節句となっています。

かしわ餅のご予約はお済みですか?



三春昭進堂 髙橋龍一

| ryuichi | 05:06 | comments (x) | trackback (x) | 旧中郷村::柴原・滝・根本 |
春陽郷三春「瀧桜万歳!」


震災以来、マスコミの過剰反応による報道によって、余震や原発関連の風評が加速し、全国的に自粛ムードが蔓延していました。
しかし、千年の寿命をほこる三春瀧桜には、御覧のような人出です。



瀧桜近郊はもちろんですが、三春城下までが大渋滞でした。


車のナンバーを見ると、近県ナンバーの車に混じって、例年並みに首都圏ナンバー車がいました。
風評なんて何のそのです。


やはり、瀧桜の人気は凄いものがあります。
観光バスツアーキャンセルが相次ぐ中、マイカーでの来場です。


震災など無かったかのような観光客の様子です。


当店でも、桜開花以来たくさんのお客様にご来店いただきました。
おかげさまで、花見団子の宴会での注文は減りましたが、店売りは新記録の樹立が毎日続く大盛況で、例年に比べれば倍の売り上げを更新中です。
ほうとうにありがとうございます。
当ブログが更新できなかった理由です!


火曜日朝5時の瀧桜です。


例年のように朝から大盛況です!

日本人は桜の花のはかなさ、潔さになぜか魅かれてしまうが、そこには「パッと咲いてパッ と散りたい」という刹那的な願望があるからだろうか・・・

特に桜に繊細な 生命の美しさを感じてしまうのか・・・・
まだまだ三春は、桜の見ごろです。
はかなく散る桜ゆえ、葉桜になるまでせいぜい桜を楽しむことといたしましょう。



三春滝桜は、その巨樹とその妖艶なまでの美しさに息をのみます。
国の天然記念物に指定されている巨大な紅しだれ桜で、樹齢は1000年以上といわれています。
花見は枝垂れ桜の下で行なうのがおおもとだった、と聞いたことがあります。
 枝垂れ桜は長命で、春陽三春領内各地の寺社などに大木が多く見られます。
平安の昔には、桜の花が散る様子を死んだ人の御霊が荒ぶれているのだとして恐れ、人々はその鎮めのために枝垂れ桜の下に集い、宴を開いたのだという。
 枝垂れ桜の優美な姿は、たしかに、この世とあの世をつなぐような聖なる神秘さを深くたたえているように思えてきます。

「その中でも三春滝桜は、あまりにも壮麗なため、江戸時代から今日の公家や歌人の間でも評判になっていたと伝えられています。
また、江戸時代後期の天保年間、三春藩士草川次栄が上京し、公爵などとの会談の折り滝桜が話題にのぼり、この時に詠んだ桜の賛歌が世に名を知らせたという。
「滝の桜に手はとどけども、殿の桜でおられない」
と三春盆歌で歌われるなど沢山の唄が詠まれました。
いわき市出身の詩人・草野心平もその著書の中に「日本一といわれているベニシダレの この見事な美しさ、背景はあやめの空と羊雲」と書いています。

桜の樹高十二メートル。幹回り十一メートル、枝張りは東西へ約二十五メートルもある。滝桜の名前の由来ですが、四方に伸びた枝から紅色の滝がほとばしるように小さな花を無数に咲かせ、その模様は滝が流れ落ちるように見えることからと伝えられている。
艶やかな花姿に訪れる人々は、しばし立ちすくんでしまうほどです。

そばに寄って見れば、その巨大さは圧倒的で、樹形からしても、神霊が宿る木といわれていたことが少しも不思議でなくなる。
 江戸時代、三春藩はこの桜を「御用木」とし、周囲の畑を無税地にして柵を設け、保護したという。大正十一年(一九二二)には国の天然記念物に指定されている。
 巨大な桜は土地の人々に守られて、長い歳月を生き、山神の依代として畏敬されてきたのである。
 
「三春滝桜碑」

「此の樹は田村郡中郷村大字滝にあり、樹齢六百年を超え、高さ六丈三尺、周り三丈四尺余、枝垂下して地に及び、その花濃紅艶美なるを以て紅枝垂といふ。四方来り観る者頻る多し。
天保の頃加茂季鷹等の詠歌に入り、その図は恭しくも光格天皇の叡感に上り、ご記録に三春滝桜と認めさせられきといふ。
三春藩領の頃は竹柵を繞らし、制札を建て濫に枝を折ることを禁じ、近傍畑高三斗二升五合の貢租を免除せられたり……」


がんばっぺない三春!



| ryuichi | 19:50 | comments (x) | trackback (x) | 旧中郷村::柴原・滝・根本 |