2016-11-17 Thu
昨日、久しぶりの飯坂温泉での宴席がありました。
ホテル聚楽でしたが、20年ぶりです。
最近は、お付き合いの範囲が広くなって県外での会合・宴席が多くなってきましたが、遠くの温泉もそれはそれでいいんですが、昔から言っている近場の温泉場というのは妙に落ち着きます。
特にこの時期、忘年会シーズンに入ってきますと、三春馬場の湯、はじめ磐梯熱海や岳温泉などは、子供の頃より親と一緒に行っていたということもあり、別荘感覚で気楽に止まってこれるところですね・・・
飯坂への途中、安達町油井にある円東寺の看板を見つけました。
折角なので、ちょっと参拝してみました。
安達郡油井、奥州(陸羽)街道の二本柳宿の突き当たりにある安達太良山円東寺。
現在ライトアップ真っ最中の真照寺先先代の御母堂(奥様)様は、この円東寺から三春へ嫁いでこられました。
円東寺は、大同二年(西暦807年)、徳一大師によって安達太良寺の北院で光明院として、安達太良山の猿鼻の麓に建立されます。
その後、慶長三年(西暦1597年)、奥州街道の宿場町として二本柳宿が開かれたのを期に、現在の場所に移設されたそうです。
山号を安達太良山とするところに歴史を感じます。
山内には樹齢は400年を超えている円東寺のしだれ桜があり、櫻番付にも載っています。
また、山内には安達三十三観音霊場第十五番札所にもなっている観音堂と、疱瘡神社、稲荷神社がまつられています。
聚楽での宴席の折、たまたま臨席した会津屋食堂のご主人に、円東寺に伺ってきたと話したところ、なんと、会津屋さんはこの円東寺の檀家さんで、油井から三春へて商売を始めたということでした。
また、祖父が疱瘡神社の手伝いをしていたというから、円とは不思議なものです。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
| ryuichi | 05:18 | comments (x) | trackback (x) | 🌸物見遊山諸国見聞録 |
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