2017-02-12 Sun
日本大学工学部二年生の長男坊の友人のお父さんにご来店いただき、お土産をいただきました。
静岡といっても伊豆半島の付け根である、焼津の方ですので、小田原はかまぼこの老舗「鈴廣」の“揚げかまぼこ”と、静岡の田丸屋本店の“酒粕わさび漬け”をいただきました。
春休みを利用して帰省した息子さんを郡山に送ろうとしたところ、大雪の影響で発生した東名高速道路御殿場付近の事故で箱根下り小田原経由で郡山まで送ってきたということでした。
駿河の焼津は、伊豆半島付け根に位置し、NHK大河ドラマ「井伊直虎」の井の国(遠江国井伊谷周辺)同様、今川から徳川へと時代の流れに翻弄された土地で、いわば時代の表舞台といった感があります。
後の彦根藩主井伊直政の子・二代目彦根藩主の直孝は、駿河国中里(焼津市中里)で生まれ、産湯に使われた水をとったといわれる井戸が今も大切に守られています。
以前も、ご来店いただきお話をさせていただきましてこの時も静岡のお茶「小山園のお茶」をいただきました。
さすが本場の日本茶です。
美味しいのなんのって、驚きです。
この時お買い求めいただいたおたりまんじゅうが同僚の方々に好評ということで今回もお買い求めいただきました。
初めてお会いしたはずなのに、なぜか親しみを感じるのはそのお父さんの人柄なんでしょう、打てばすぐに叩いたようにお話しくださる様子は、頭がいいんだろうなあと思います。
正に、一緒にお酒を飲みながらゆっくりお話ししたい方です。
毎年夏に帰省してお世話になる島根浜田の観音寺で、雲水修業を3年間された祖燈和尚さんが、焼津の旭伝院様に修業の為赴かれるのも何か御縁を感じます。
何はともあれ、早速“揚げかまぼこ”に“わさび漬け”を載せてまずは一献!
最高の味です。
今度は、駿河にお邪魔しお父さんのお話を拝聴しながら杯を交えたいと思います。
焼津といえば藤枝の隣?ですよね・・・
一度は行ってみたかった場所です。
それは・・・そうなんです。
海軍航空隊藤枝基地の跡なんんです。
美濃部正率いる夜間攻撃部隊「芙蓉(ふよう)部隊」が出来た場所です。
海軍の編成上は、海軍131航空隊とされていますが「芙蓉部隊」と称されている異色航空隊です。
敗色が濃厚となった太平洋戦争末期。
帝国海軍上層部が推し進めようとする無謀な体当たり攻撃「特攻」を公然と拒み、終戦まで通常戦法を貫いた攻撃航空隊でした。
プロの軍人として、正攻法で戦う信念を曲げず、科学的思考と創意工夫で限界で米英など連合国軍は勿論見方である日本海軍の上層部と戦い抜いた姿には学ぶべき事柄がたくさんあります。
尚、基地から仰ぎ見る富士山の別名(芙蓉峰)にちなんで名付けられました。
焼津で魚を食べて、藤枝行って、伊豆で温泉三昧!
なんて最高ですよね・・・
”旅行けば~ 駿河の国に 茶の香り~♪”
カンパ~イ!
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
| ryuichi | 05:27 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
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