2017-08-18 Fri
ご縁があり、以前、浜田観音寺様にてお世話になった野原眞承和尚が住職を勤めている海蔵山龍雲寺方丈の野原眞承和尚にご挨拶に伺いました。
浜田紅蓮山観音寺花吉和尚の下へ参禅するようになったのは、今年二十歳になる長男が生まれてからですのでもう20年余になるかと思います。
眞承様と最初に観音寺でご一緒させていただいたにもその頃です。
今年もまた三春より、龍雲寺参詣、眞承和尚の御尊顔を拝し平和の鐘を打ち鳴らさせていただきました事。改めて御縁の有り難さと平和の尊さを感じました。
本日、津和野のでお墓掃除の際に北朝鮮のミサイル発射に向けたJアラート訓練が聞こえて来ました。バルセロナなどのテロもありました。
この地球には様々な人種様々な宗教がありますが、求めているのは人々の平和なはずです。
みんなで平和の鐘を鳴らしましょう!
以前、眞承様と浜田観音寺さまにて薬石をご一緒させていただいた折に、伺ったご自信が体験されたエルサレムメッカの話を思い出していました。
「宗教や人種を問わず全ての方々が世界平和を祈るという事が理想です」と語っておられましが、そのことが体現されたような平和の鐘だと思っています。
この平和の鐘には曹洞宗老師の言葉と浄土真宗の老師の言葉が刻まれた珍しい鐘です。
浜田市高尾山から搬送移築された平和の鐘です。
この平和の鐘、仏教徒によるものでは日本で1地番最初の物だそうです。
浜田にあった旧帝国陸軍二十一連隊戦没者諸英霊追悼のための鐘です。
ご縁があり龍雲寺山内に檀信徒皆さまのご協力により移設されました。
また一つ心が洗われました。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 17:23 | comments (x) | trackback (x) | 🌸島根石見國浜田 曹洞宗紅蓮山観音寺記::門前小僧の参禅記 |
2017-08-18 Fri
今朝は3時起床にて観音禅寺にむかいます。
洗足し本堂の壁(暑いので花頭窓)に向かって後夜・暁天座禅から朝課勤行です。
老師接心では今年の公案ともいうべき「没蹤跡(もつしょうせき)」を御教授頂きました。
また、今回は一人での帰省ということで朝ごはん(小食)を作法に従って食させていただきました。
方丈様はじめ敬信和尚、蔵心和尚に手ほどきをいただきながら、雲水さんの使用する応量器の作法、要領でいただきました。
本来ならお粥と焼塩や漬物だけですが、酢飯を用意していただきました。
着座するところから既に食事儀式は始まっていて、赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)の作法に則り、偈(呪文)をとなえます。
十年くらい前になりますが、観音寺の修行僧平光嶽堂和尚から手ほどきを受けたことを思い出しながら食をいただきました。
・話は一切しない
・背筋を伸ばし、坐禅を組んでいただく
・食器の音を立てない
・食器は必ず両手で持つ
・食べるときに音を立てない
・すすって食べない
・口いっぱいに食べ物を詰め込まない。
・食べ物を残してはいけない
・舌で口囲をなめない。
・皆と食べる早さを合わせる。
などの決まりごとです。
食事の前に禅僧が唱える「五観の偈(ごかんのげ)」
一つには、功の多少を計り、彼の来處を量る。
二つには、己が徳行の全缺と忖って供に応ず。
三つには、心を防ぎ過を離るることは貪等を宗とす。
四つには、正に良薬を事とするは形枯を療ぜんがためなり。
五つには、成道の為の故に今この食を受く。
上分三宝 中分四恩 下及六道 皆同供養 一口為断一切悪 二口為修一切善 三口為度諸衆生 皆共成仏道
お経は、この食物がどれだけの苦労や手間を労してここにあるのかをよく考えて感謝し、自分が果たしてこの食を得る資格があるのかを省みて、食事に対する貪りや怒り・愚痴(三毒)を捨てて好き嫌いなくいただくこと。
そして、これは枯れた体を癒す良薬であり、この食を摂ることによって即ち人間として
正しい道を歩むことを誓います、という教えを示しています。
正に、食事そのものが修行だということです。
さらに、一人ということは洗濯も自分でやっています。
改めて女房殿のありがたさに手を合わせた次第です。
合掌
また一つ心が洗われました。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 07:53 | comments (x) | trackback (x) | 🌸島根石見國浜田 曹洞宗紅蓮山観音寺記::門前小僧の参禅記 |
2017-08-18 Fri
旧暦のお盆、8月16日の夕刻。~稲川淳二の怪談ナイト~ 「MYSTERY NIGHT TOUR 2018」郡山公演に行ってまいりました。
大学一年の次男坊が大好きで、稲川さんの公演は今回で7年連続です。
今年で26周年となる夏定番稲川淳二の怪談ナイト。
毎回、数々の怪奇現象を体験してきた稲川さんの選りすぐりの“怪談話”を堪能しています。
特に今年は3列目のど真ん中!
目の前に座長がいます。
こちらに向かって話をしています~~~!
毎度ながら、稲川さんの 、温かみを感じさせる穏やかな調子で、自身の人生を歩みながらその時々で影響を受けた怪談噺を案内していきます。
人の世を恐ろしくしてしまうのも 狂わせてしまうのも、結局は人の欲であり業なのだと、稲川さんのお話の中に出てきます。
怪談と云う、怖さと恐れと云う異界の話ですが、恐怖の中にも、登場する幽霊が、人間の本心を描く様は温かみを感じ、心温まるお話です。
稲川さんの、人情味あふれる怪談噺の根底には、障害を持って生まれた次男との生活からの現在の障害者支援の活動があり、ご自身も前立腺がんを克服しての毎年精力的にこなすミステリーツアー開催と云う部分が大きく作用しているんでしょう。
前にもまして、心温まる舞台が繰り広げられています。
公演の最後に座長から
「私は幸せです。ファンの皆様に支えられて25年もの長い間怪談ミステリーツアーを続けて来られました。古稀です。心から皆様方に感謝します。」
三春昭進堂代表 髙橋龍一
| ryuichi | 04:48 | comments (x) | trackback (x) | 🌸物見遊山諸国見聞録::エンターテイメント |
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