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「三春今昔物語 三春城下荒町界隈」 塵壺第316号 平成29年11月発行



塵壺第316号 平成29年11月発行

三春今昔物語 三春城下荒町界隈
三春城下の荒町は、明治に“郭境門”が撤廃されてからは、旧町内では一番広い地域を占め、旧藩時代から明治大正にかけて製糸工場、羽二重工場などもあり商工業が盛んなところでした。

日向町、前の三春中学校敷地跡にあった三盛社は、当時女工員150名を使って操業し、県下でも二本松の双松館と一、二を争う機械製糸工場として聞こえたものですが、先の戦時中に閉鎖してしまいました。

荒町本通り西側の山手には、法蔵寺、高乾院、光善寺、龍穏院、華正院、馬頭観音等が立ち並び、寺町を形成していました。

高乾院や龍穏院は藩主秋田家の菩提寺、家老など藩重臣やそれに付随する家臣の墓所でもあり、藩政時代、お盆の墓参には、家老から軽輩まで、それぞれの格式で行列を組んで墓に参っていました。
この場合、当時の町屋の者はその行列に遠慮して、通り過ぎるのを待って墓参に行く有様で難儀をしていました。
 今に伝わるお盆の墓参が、武士は12日、町屋は13日と決めたのも、こうした混雑を回避する為の日程調整でした。

三春藩主秋田家菩提寺の高乾院は、臨済宗の寺院で、ご本尊さまは室町時代の木造釈迦如来坐像、本堂脇の石段を登った秋田家墓所には、歴代藩主や妻子の墓石が立ち並んでいます。

同じく藩主菩提寺の龍穏院は、秋田氏の三春入部に伴って常陸宍戸(現在の茨城県笠間市)から移された曹洞宗の寺で、本堂は14間に7間半の総欅造りの豪壮な建築で、戊辰戦争では官軍の病院として使用され山内には官軍兵士の墓があります。
その後には自由民権運動の拠点となった三師社が置かれました。
また、本堂裏には宍戸より運んで来た秋田家尊霊塔や三春藩主の中でただ一人同寺に埋葬された8代藩主謐季公の墓所があります。

法蔵寺は、鎌倉時代中期の正応2年開山と伝えられる時宗の寺で、本尊は江戸時代の木造阿弥陀如来坐像、その中に鎌倉時代に作られた胎内仏が納められています。また、木造延命寺蔵立像は甘酒地蔵として信仰を集めています。

馬頭観音は、戦国時代の三春城主田村家三代の清顕が安置したというから約500年も昔からありました。小野の東堂山、堂坂(現郡山市富久山町堂坂)と共に“三観音(馬頭観音)”と呼ばれて庶民の信仰を集めていました。
毎年旧暦の3月17日の縁日には、近郷近在から仔馬の出来た飼主たちが多数参詣して、餅を巻いて無事成長を祈願していたそうです。

光善寺は、江戸時代初期の慶長9年に開かれた浄土真宗の寺で、ご本尊さまは阿弥陀如来です。本堂の欄間を江戸時代後期の白河藩の絵師蒲生羅漢の筆による天女図が飾っています。

荒町口から入る城下への街道は本宮口と小浜海道口がありました。
本宮口は、大正三年の磐越東線開通とともに三春駅が出来てその様が一変します。

また、小浜海道口の方は、二本松領川東三万石の小浜・針道方面との物資輸送、羽二重の川俣まで生糸を運ぶ外、馬、繭、葉タバコなどを荷馬車やトラックで運送するために、今の渋池通りの中ほどから上り二折れしていた道を、現在小浜海道である旧三春中学校西側に沿うように道路を作り直します。
以後、交通の利便性を図って往来がスムーズになり三春城下の発展に寄与しています。
昭和30年代の広報三春内コラム参照

蒼龍謹白 さすねぇぞい三春!   拝







 『真照寺ライトアップコンサート』

 旧三春藩主祈願寺の方丈庭園がライトアップされて、幻想的な雰囲気の中でのコンサートが開催されます!

 平成29年11月12日(日)
 時間: 開場16時30分  
     開演17時(18時40分終演予定)

 場所:真言宗智山派 日乗山 真照寺

 前売2000円  当日2500円

 前売チケットご予約yukazou1@gmail.com





 お問い合わせ 0247622705(真照寺)

 ※中学生以下入場無料(要学生証提示)

出演・小川ロン さすらいの吟遊詩人 
  ・MANAMI  酪王カフェオレのCM曲
  ・パイナップル独りウェイ 西田町在住

 出店:三春昭進堂

 主催 真照寺 エスコートYuka Igarashi







「三春城下紅葉ライトアップ」
三春城下旧三春藩主秋田家祈願寺真照寺庭園回遊式方丈池、旧三春藩総社三春神明宮(三春大神宮)のライトアップが始まりました。

時間:午後6時~午後9時

 息をのむほどの美しさに、真言密教でいう金剛曼陀羅の世界を見るようです。

暖かい恰好でお出かけください。




春陽郷三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 05:48 | comments (x) | trackback (x) | 「塵壺」三春昭進堂 |