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新潟加茂市の「善作茶屋」ご主人夫妻にのご来店



時折伺う、新潟は加茂市にある「善作茶屋」ご主人夫妻にのご来店いただきました。



水戸の偕楽園に行く途中にに立ち寄っていただきました。


今年の新潟豪雪を伺うと・・・「まだ店に屋根ほど雪がありますよ~」と・・・


やはり雪国なんですね。





この善作茶屋は、三春(郡山東)から磐越道に乗り、安田で降りて、五泉から村松、加茂経由で三条、長岡へ向かいます。

その途中、村松と加茂の境目になるんだと思いますが、周りに何もない山の中にポツンと1軒ある街道筋の茶店です。








時折加茂の市街地に行くときに見かけていましたが、いつも往路でしたので、ついつい見逃していました。


お休み処「善作茶屋」、正に時代劇に出てくるような茶店です。






約150年前からの営業ということですが、その長い歴史の中でも先代のおばあちゃん(四代目女将)が60年営業していたそうです。

さすがに先代もご高齢となったため、今年の4月からは娘さんである5代目女将が店を切り盛りしています。

看板にもありますが、名物の“ところてん”が絶品です!


優しそうな女将さんの雰囲気通り、優しい味の中に、腰のある美味しい“ところてん”です。

ここも名水が生む加茂の味なんですね。







加茂市の有名なお店らしく、テレビにも取り上げられているそうです。

150年位営業しているといいますから、坂本龍馬が薩長同盟をプロデュースした幕末の慶応二年間からの営業になるんしょうか・・・ここ中越では河井継之助が郡奉行、町奉行兼帯奉行格可判などの役職に就き藩政改革の真っ最中の頃です。

歴史を感じながら、ところてんをすすっていました。


尚、茶店の営業は4月から11月初旬までとなっています。






お土産に新潟のお米「新之助」をいただきましてありがとうございます。



私はどうも新潟に来るととても心が休まるような気がします。

実は、私の母方である本宮町太郎丸の小山家は、新潟出身なんです。


まして、私は、母、そして母の弟である本宮の叔父にそっくりなんです!

母の実家は、福島県中通りの本宮町字太郎丸の観音様前、小山菓子店です。

この小山家は、明治の頃に新潟蒲原郡寺尾(現新潟市西区寺尾)の商家の末弟だった曾祖父が丁稚奉公に出されたのが本宮宿仁井田でした。

才覚があったんでしょう。

奉公先の家付き娘と所帯を持ち今の太郎丸にあった二軒長屋(観音様前の現小山菓子店)で商いを始めます。

どこかDNAレベルで望郷感が出てくるのかもしれません・・・



春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 05:36 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |