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三春中学校職場体験 2018  がんばれ三春っ子!




昨日から、三春町立三春中学校2年生の生徒4名が、三春中学校職場体験で当三春昭進堂にて職業体験に来ています。

三春昭進堂では、地域貢献事業として地域学習の一環で、三春町立三春中学校の2年生の職場体験学習受け入れを毎年実施しております。


子どもたちに、夢や喜びを与えることのできる社会であることが理想だと思います。

  社会や人とどのように関わり、自分という存在をどのように存在させたいのか、それが自分の人生にとってどれ位意味があることなのかを仕事を通じて考えていくことがとても大切です。
 






昔から三春人は、教育・人間育成ということには驚くほどの力の入れようでした。

  私たち三春昭進堂も、先人に倣いお菓子を通してこれに少しでも貢献したいと思っています。
そして、次代を担う若い人々が夢を持ち働くということは、「社会や人と大きく関わり、そして、つながっていくことだ」ということを実感してほしいと願っています。
 





2日間の職場体験を通して、和菓子屋として、そして商人としての様々な職種について役割と業務内容を説明しました。

中学生の皆さんには、和菓子屋としてだけではなく商売屋としての仕事に興味を持っていただけるように工夫をして実施しました。




朝礼後、店内外の掃除から、饅頭つくり体験、焼物の仕上げと製造補助、一日明るくきびきびとしながら、楽しく仕事をしていました。

そんな姿を見ていると親御さんの温かい子育ての姿が、垣間見れます。


2日間という短い時間ですが、何かを感じてもらえればいいなあと思います。





皆さん、明るく素直で、とてもやる気のある子供たちです。

また、呑込みが早く教えた仕事を器用にこなしていきます。

きっと賢くいい子なんだろうと思います。







当店では、お菓子の製造も体験してもらっています。

自分で造った饅頭は、家族へのお土産としてもって帰ってもらいますが、わが子が作る饅頭はどんな味がするのでしょうかね?






次世代を担う子どもたちに、夢や喜びを与えることのできる社会であることが理想だと思います。






この様々な成長の場を提供していくのも、私たち自身がこどもの頃に先人に学んだことへの 恩返しになるんだろうと考えています。

お菓子を通してこれに貢献したいと願っています。








子供たちに商人として大事にしていることを尋ねられました。


和菓子屋の師匠坂内菓子舗の社長からから教わった言葉の一である「三つのつかず」という語をお話しさせていただきました。

それは
一、 嘘をつかず。
一、 役につかず。
一、 判子つかず。

というものです。


「嘘をつかず」
信用の大事さを諭しています。
商人が、様々な種類の偽装してを商いをしていたのでは、お客様や世間に対して嘘をついているようなものです。
一度失った信用というのはもう元には戻りません。

「役つかず」
煽てられて業界や町内などの各種団体の役や政治職などにつき、商いがおろそかになっては本末転倒です。
小さい街には特に付き物なんでしょうが、これは「名誉欲」というものを厳しく諭しているんだと思います。


そして・・・
「判子つかず」
保証人の捺印です。
義理や人情など様々な要因で引き受けた連帯保証人。
様々なトラブルがあるのをよく耳にします。


 栄枯盛衰が激しい商業の歴史にあって、長く事業継続を果たしてき商人達の行動原理が集約されている言葉として大事にしたい言葉です。









 そして、その真意には、商人は「無功徳」“陰徳を積む”という考え方がります。

「無功徳」とは、人に知られないように善行を施すことです。

“徳は閻魔様に知られないように積め”と云われています。

“人に知られないように”と言うのは、自己顕示や見返りを期待しないという意味もあるんだと思います。

三春の商人は、古より社会貢献の一環として、商いで蓄えた資金を地域社会に積極的に貢献するという「三春商人の精神」を伝え続けていきたいものです。









人間なんて、どっかでちゃんと

帳尻が合うようになってるのね。

20代は20代の青さとか未完成な部分がある。

そこを恥ずかしがったり隠したがったり、

うまくごまかしたりしてきた人は、

あとで絶対しっぺ返しが来るよ。



- 矢沢永吉 -




19~20歳の菓子商人修行中の頃、いつも心のどこかで失敗したくないとか、能力がないと思われたくないと感じていたと思います。
そして分からないことがあっても、先輩や職人に聞けないことも度々ありました。
こんなことも知らないなんて、恥ずかしいとか、相手にどう思われるかなどそんな心配ばかりしていた気がします。

また、ミスをしてもそれを受け入れられずにいた自分がいました。

当時、「矢沢永吉」さんのこの言葉に出会った時には、とても心に響き胸が熱くなり、励まされたような気持ちになったことを覚えています。

この若造が!何も分からないくせに分かったような顔をしてんじゃねぇ!
そんなに粋がっているとずるい大人になってしまうそ!とね・・

そんな生意気な鼻っ柱をへし折ってくれました。


知らないことを知らないというのは、決して恥ずかしいことなどではなく、そこから学び成長していくことが大事なのだと教えてもらいました。


また、ミスをしても、それを“失敗”とするか、成功への肥やしとするかは自分自身だということも・・・・







「てめえの人生だ、自分で走れ!」です。

50を過ぎて言うのも何なんですが、もし「矢沢永吉」に出会わなければ私は、いつまで経っても自分の弱さを認められず、成長できずにいたと思います。

永ちゃんには、弱さを認めることは怖いけれど、それは精神的に強くなって行くための通過点だと教えられました。




最後に、今回の経験を通して感じていただけたことを、将来の進路に結び付けていただければ幸いです。




明治維新後の、三春の教育

「日本の唯一の資源は人であり、人を育てるのは教育しかない」 
                        




春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 04:19 | comments (x) | trackback (x) | 菓匠蒼龍刹記::学校支援 |