2018-08-05 Sun
観音寺山内衆の一人で定岡蔵心和尚
書道をこよなく愛するお坊さんで、方丈様の佛詩や行事などの観音寺の張り紙や龍雲寺などにある回向柱の書などを手掛けておられます。
当店に掲げてある観音寺方丈様よりいただいた佛詩の書も蔵心和尚の手により力作です。
先の平成30年7月17日~22日まで、東京都中央区銀座にある大黒屋ギャラリー6階で開催された東洋大学卒業生有志の会による「第22回 白山会書展」にも出品されています。
「茶煙軽颺落花風」 茶煙軽(かろ)く颺(あが)る 落花の風
杜牧が記した 題禅院 禅院に題すの一節ですね。
觥船一棹百分空
十歳青春不負公
今日鬢糸禅榻畔
茶煙軽颺落花風
杯をぐいと飲めば 酒はたちまち空になる
青春の日々を十年 赴くままに生きてきた
両鬢もいまは衰え 禅寺の椅子に坐す
立ち昇る茶の煙に 落花の風が吹いている
東洋大学を出てから駒澤大学に進まれたという経歴の雲水で、埼玉県桶川市のご出身です。
ご縁があって観音寺にて雲水修行をされています。
参禅と申しましても、私の場合は”門前の親父”
見よう見まねでお寺にて参禅の為、お寺に出頭させていただいている者です。
観音寺では、蔵心和尚や敬信和尚に手ほどきを受けながら参禅しています。
その際に、丁寧に次のお経や作法等を教えていただいている雲水様です。
私も、蔵心和尚のように自分の行いに責任を持ち、目標を掲げて五年・十年と一つの道を真面目にコツコツと歩き、後悔のない日々を生きてまいりたいと思います。
またよろしくお願いいたします。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:59 | comments (x) | trackback (x) | 🌸島根石見國浜田 曹洞宗紅蓮山観音寺記 |
TOP PAGE △