2018-10-06 Sat
三春総社三春大神宮秋季例大祭
新町睦会 花車と樽神輿奉納
この樽神輿は、長獅子との隔年奉になります。
昭和50年代初頭に、長獅子の無い年に奉納しようと、田村大元神社別火講中の有志で作られ、紆余曲折しながら平成5年に新町睦会として整備されました。
新町の花車は、20数余年前に復元しました。
昭和30年に、一度だけ奉納した旧新町太鼓山車で、田村太元神社の縁の下に70年間眠っていたものです。
彫り物は、盆太鼓櫓や随神門下などに、分散して保管してありました。
恵比寿さまや、鶴に亀など祝いの彫り物があります。
明治期に作られた大太鼓舞台「花車」の遺構です。
来週末は、三春大神宮の祭礼です。
新町睦会、三春最大の樽神輿用樽を三春駒佐藤酒造さんより拝借です。
その数、13樽で三段重ねとなります。
神様にお供えするといったニュアンスから、昭和40年代に始まったとされる三春城下各町会の樽神輿。
派手好きなここ新町では、一番大きな神輿を選択しました!
これが重いのなんのって・・・・両サイドに補助棒も追加しての奉納となります。
注・この補助棒は背の低い人用に作ったんではありませんから・・・あ!俺にぴったりの高さだった。
三春城下新町には、田村大元神社別火講中があり、その講中で二年毎に、三春大神宮に長獅子を奉納してきた町会です。
当時の三春大神宮祭礼の日程は、10月1日から3日までの三日間挙行されていました。
初日の一日の神輿渡御では、中町、八幡、町荒町を巡り、夕刻に八雲神社下荒町公民館から三春大神宮へ還御.
そして3日の渡御は、中町、大町、北町、新町を巡り、夕刻に旧新町公民館から三春大神宮へ還御していました。
各町内の山車や樽神輿の供奉は、この新町出坐の3日目と決まっていました。
3日の夕刻、各町内から樽神輿と太鼓台や山車が神様を迎えに新町に参集してくる様は圧巻です。
当時の別火講中の方々の中で、「長獅子奉納の無い年に、ただ見送るのではなく、自分たちでも樽神輿を作って奉納しよう!」と昭和54年に、別火講中の有志やOB,そして私たち若造を入れて樽神輿を作ったという次第です。
なんと二回目までは、トラック用のバッテリーを仕込み、カラオケセットを搭載して、休憩のたびに歌っていました!
以来、二年毎に奉納してまいりましたが、時代の流れの中で様々な紆余曲折を乗り越えて、私たちが引き受け、新町睦会で運行を始めました。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:49 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩総社神明社(三春大神宮) |
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