2018-12-01 Sat
「立川幸之進独演会」ブリキ落語ナイト〜 笑い一杯 はら一杯!
三春城下中町 カフェ・ブリキイヌにて開催された「立川幸之進独演会」
独快亭来歌さんからのお誘いです。
今回は独快亭来歌こと田部先生と三春城下中町のカフェ・ブリキイヌさんがタックを組んでの開催です。
丁度この日はこおりやま落語愛好会肝煎の鬼生田さんが富久山自動車学校で行っている「二つ目の会」があり、その足で三春での落語会となった次第です。
宿泊は、田部先生宅。
高座では二席~
「寄合酒」
そして、「岸柳島」
大笑いさせていただきました!
面白かった~
打ち上げは、ブリキイヌさんの美味しいお料理とお酒!美味しく頂きました。
さすが三春城下の人気スポットです。
立川幸之進さんは現在二つ目で島根県は出雲国松江の出身です〜〜
立川吉幸さんの弟子です。
打ち上げの時に同じテーブルにご一緒させていただき、落語家になった経緯を根掘り葉掘り伺ってみました。
立川流は、いわゆる定席(新宿末廣亭・鈴本演芸場・浅草演芸ホール・池袋演芸場)へ出演ません。
それを承知で立川吉幸さんに弟子入り。
「故立川談志師匠の本流とされる談春師匠、その弟子の吉幸さんの話芸に惹かれ、一番弟子が良いと〜〜」サラッとおっしゃっていました~
そして、立川流では二つ目になっていましたが、談春師匠が立川流を退会し落語芸術協会に入会します。
この時、立川吉幸さんと共に、芸協入りに際し改めて前座修行を課されており、吉幸さんは1年間、幸之進さんは2年間を前座として過ごします。
これはよっぽど落語が好きでなければ出来ない代物ですねぇ。
落語会は師弟関係です。
前座には前座の務めがあり、二つ目には二つ目の、そして、真打にはてな具合です。
それを師匠はちゃんと見ていて昇進と共に対応が変わってくる。
そして、自信も昇進と共にそれまでの経験が無駄ではなかったことを思い知らさせると話していただきました。
これは、島根浜田の観音寺の方丈様に教示される「禅寺の修行と師弟関係」に相通ずるものがありますね。
島根繋がりの不思議なご縁を感じました。
打ち上げの二次会は、おなじみの寿司「大音」
二ツ目
出囃子 関の五本松
芸歴
平成10年 島根県立松江東高等学校 卒業
平成14年 広島国際学院大学 中退
平成16年7月 立川談幸に入門「松幸」
平成23年4月 二ツ目昇進「幸之進」
平成27年4月 落語芸術協会入会
平成29年3月中席まで前座として務める
翌朝、幸之進さん、独快亭来歌さんにご来店いただきました。
春の観桜三春寄席での高座を楽しみにお待ちしています。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 05:16 | comments (x) | trackback (x) | 🌸物見遊山諸国見聞録::エンターテイメント |
TOP PAGE △