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温泉宿で湯浴み~正月休み 竹久夢二考「盆踊り」




平成31年 正月商戦を終えて当三春昭進堂も正月休みを連休をいただき、年末から正月にかけての稼ぎ時を働きづめだった当女将の意向「温泉に行って温泉で温まって宿でゆっくりしたい~」に沿いご要望をかなえるべく義母を伴って会津東山温泉に行ってまいりました。






時節ですので、一宮伊佐須美神社に初詣~ 商売繁盛を祈願!



さすがに正月明けです。

道すがらの商店や食事処でも定休日の看板が目立ちました。







お昼は、会津高田名物「生江食堂のエビワンタンラーメン・デラックス」~ さすがに混んでいました!







東山温泉は新瀧旅館にお世話になりました。


降雪の為に観光もそこそこに、午後1時過ぎには新瀧さんの到着、スタッフさんの好意でラウンジで時間までくつろがさせていただきました。






コーヒーや紅茶、そして私は焼酎をいただきながら本を読んだり、館内にある竹久夢二ギャラリーや売店を眺めたりと思い思いに過ごさせていただきました。







大正ロマンの画家竹久夢二といえば、三春盆踊りを題材とした代表作に「盆おどり」(大正10年)があります。

その絵にまつわるエピソードを思い出していました。

大正10年8月27日、竹久夢二は奥州磐城国三春城下に逗留していました。

当時、東京の川端画学校に通う半五郎少年、後の画家及び美術通信教育などで活躍した磐前半五路(半五郎は本名)。

丁度、夏休みで三春に帰省していた。

絵画が好きの母親から、「川北旅館に竹久夢二という有名な絵描きさんが来てるよ」と教えられた半五郎は、早速、自分の描いた絵を持って夢二の逗留する宿を訪ねた。

一時間ほど隣室で待たされたものの、長髪にナイトキャップをかぶった夢二は半五郎を画室にしていた旅館の一室に招き入れてくれた。

ぼそぼそと話す夢二。

少年の絵については何も語らなかった。

半五郎は、長居は失礼と思い立ち上がった。

すると夢二は「三春の盆踊りができたら教えてくれ給え」声をかけた。







夢二の突飛な要望に驚いたものの、夢二の前で半五郎は三春盆踊りを踊った。

微笑しながら夢二はその姿をスケッチしたという。

その夜、三春城下北町の北野神社で開催された三春盆踊りに夢には出かけます。


その三春盆踊りの輪の中に、芸者から借りた着物、編笠、青手甲腰巻、白足袋をつけ、おしろいまで塗っ て踊りまくる夢二の姿があった。

半五郎少年と川北旅館の番頭 ·白石作蔵、そして三、四人の芸者が同行した。









踊の夜 おとした髯が生えそめて 三春の山に


『随筆、はだかの採点』より「夢二と盆踊り」磐前半五路著、及び『夢二と福島』玄葉与光著参照






東山の温泉には、正月明けで割とすいていたので、女将や義母も温泉にゆっくりとつかり、美味しい食事を食べて大満足な様子です。







これで良い婿さんの仕事は完了です。



目出度しめでたし~



春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍



| ryuichi | 05:30 | comments (x) | trackback (x) | 物見遊山諸国見聞録 |