2019-08-04 Sun
BS11毎週月曜日のよる7時00分~8時00分に放送される「歴史科学捜査班」
8月5日放送の第44回放送は「茶人・千利休はなぜ秀吉に切腹を命じられたのか?」と題して、千利休について放送されます。
番組中で、利休ゆかりの茶室・茶器も分析していますが、CMを見ると田中仙堂先生のお姿が見えました。
茶道「大日本茶道学会会長」、茶人、そして千利休の研究者という観点から解説されるんだろうと思います。
楽しみです。
先にも千利休研究の第一人者である田中仙堂先生著「千利休 「天下一」の茶人」(宮帯出版社・3900円+税)が出版(7月6日)され、早くも増刷されています。
現代の茶人から見た千利休像を、利休が存命中の茶会記などをベースに当時の茶会日記や堺商人の日記等々適切な資料をベースに歴史的史実と照らし合わせて冷静に分析されています。
読み進むうちに千利休はじめ茶人・堺の商人、そして織田信長や秀吉ほか戦国大名などの息づかいが聞こえてきそうです。
田中 仙堂(たなか・せんどう) 大日本茶道学会会長
1958年、東京都生まれ。本名・秀隆(ひでたか)。
東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得。
現在、大日本茶道学会会長。
前会長で学術文庫『茶道の美学』の著者、田中仙翁は父。
『茶道改良論』の田中仙樵は曽祖父。
日大芸術学部、慶応義塾大学、東京大学、お茶の水女子大学、学習院女子大学、青山学院大学の非常勤講師を歴任。
近年、「お茶からつながる和の世界」を提唱し、日本文化の広がりを、茶道を通じて感じてもらう活動を展開している。
主な著書に『岡倉天心「茶の本」をよむ』『茶の湯名言集』、『近代茶道の歴史社会学』、『お茶はあこがれ』ほかがある。
茶人・千利休。
「わび」「さび」を重んじ、日本の茶道に大きな影響を与えます。
そして、茶の湯を通じて織田信長、豊臣秀吉といった名だたる戦国武将たちとの交流を持っていた要人としても知られています。
特に豊臣政権では、秀吉の異父弟 大和大納言豊臣小一郎秀長ととも秀吉を支え、「内々の儀は宗易(千利休)、公儀の事は宰相(秀長)存じ候、いよいよ申し談ずべし」と云われていました。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:11 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
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