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「紅蓮山 観音寺だより」第72号(令和元年9月吉日発行)が届きました。



「紅蓮山 観音寺だより」第72号(令和元年9月吉日発行)が届きました。

冒頭の「只今観音寺」方丈様の寄稿住持 穆清(雅号)には、「お慈悲と行持」と題されて典座のお布施、不染汚(ふぜんな)の浄行、そして、一文不知(いちもんふち)の御信心の功徳が記されていました。






典座のお布施

不暁不露の御台所 おゝ忙しし
エプロンの観音さま
包丁の音 軽やかに お鍋 沸騰す
身土不二の作食が 安らけき願をこめて
法喜禅悦食に飽満し 和顔寂静たらん
穆清

方丈さまは、「御台所のお仕事を典座(てんぞ)と申しますが、典座の働きがご信心の佛行に転じたれば、食材も調理人も道具もみな佛さまのお仕事となると、それを浄土と申します。」とご教示されています。
日頃から台所を司っている女房殿へあらためて感謝の意を示し背筋を伸ばして拝読いたしました。








不染汚(ふぜんな)の浄行

開枕罷(かいちんは)の東司掃除(とうすそうじ) 密やかに
玉襷(たまだすき)の観音さま
清々と御厠は 光明発つ
潜行密用は無功に 陰徳積みませり
浄穢不二(じょうえふに)と解脱して 浄土現わる
穆清

修行道場の雲水衆のリーダー首座和尚が行すべき大切な修行の一つに、夜就寝後、修行僧が寝ている間に一人静に東司、お便所掃除を密かに行ずることがあります。
方丈さまは、明治の高僧西有禅師を例に挙げてご教示されています。
西有禅師は八十才まで東司掃除をなされていて、お弟子方が遣らせていただきますと申し上げると、貴様にはまだ東司掃除は出来ぬと云われ、何故ですか?と申し上げると「浄汚の二見、煩悩がまだ解脱しておらぬから」と一言策励されております。
きれい汚いを超越してお掃除をし、私がお掃除をしていますよと見せず密やかに掃除をして、陰徳を積みたいものであります。








一文不知の御信心

宏大無辺のお経一句知らずとも ただ手を合わす
南無南無の観音さま
御佛の御座す御堂に畏まり ひたすら拝む
一切衆生悉皆成仏(いっさいしゅじょうしっかいじょうぶつのお示しあれば あな有難し
恭くも御佛に拝まれし 我が凡夫身なるぞ
穆清

因縁を見つけお寺にお参りください。
本堂に入り佛さまの尊前にしばらく畏まり頂き、合掌礼拝申し上げてください。
遠慮なく思いの丈、煩悩をお話しなされ
御佛さま 慈悲心は無量無辺にて全てをお聞き届けくださいます。
微笑て瞬き、手を差し伸したまう・・・

我ら一切衆生、皆なことごとく成佛しおりと、早く気付き覚めよとお示しあれば、あな不思議。







われら凡夫が佛さまを拝むから救ってくれる前に 佛さまが先に我ら凡夫を拝んでくささっています。私たちが拝むことを得れば 尊き良結縁があります。
さてお彼岸です。
お寺に参って御本尊様の尊い前でしばし拝んでみてはいかがでしょうか?









春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍


| ryuichi | 04:46 | comments (x) | trackback (x) | 石見國浜田 曹洞宗紅蓮山観音寺記::紅蓮山観音寺だより |