2019-10-12 Sat
「雪村さんとわたし」 不思議な「縁(えにし)」に導かれて(1)~(4)
李田三悦ノ里 里主 もがみ三悦こと最上三男様より、表記の小冊子「雪村さんとわたし」をいただきました。
三悦さまは、表題にもある様に旧李田村旧跡「雪村庵」の近くに居を構えているということもあり戦国の画僧雪村とその隠棲の地(庵)である雪村庵について研究をされ、ボランティアで見学に来庵される方々に案内をされています。
今回の小冊子は、先に発足した雪村顕彰会・機関紙の創刊に際して、同会会長の冨山章一郎様から寄稿依頼があり、その発行を記念し、ご自身もこの小冊子をまとめて発行したということです。
「雪村さんと~」の副題{不思議な「縁(えにし)」に導かれて(1)~(4)}にもある通り、画僧雪村周継師と三悦さまのご縁についての詳細が記されています。
早速中を拝見させていただきますと、先に行われた雪村庵改修工事の際、御本尊木造阿弥陀如来座像(傳観音像)の下から発見された数個のお位牌。
その中に三悦様の旦那寺である片平町常居寺の二代住職東天和尚の位牌が発見され、法要をされたこと等の不思議な「縁」と「お導き」が記されていました。
また、雪村師の出自とされる常陸佐竹氏との関係や、三悦様の御母堂様関連では関ヶ原以後に転封した出羽國秋田久保田藩秋田氏・佐竹南家家老入江氏・・
佐竹宗家―雪村―佐竹南家―最上というご縁もあります。
参考になる書物です。
供養歌「雪村音頭」
画僧雪村周継を偲び (平成31年4月13日) 供養のためにつくられた歌も添えられていました。
作詞 もがみ三悦さま
作曲 MoCoy(増子良一)さま
唄 MAM(増子・藍原・水野)さま
店内に配しておきますので、手に取ってお読みください。
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