2019-11-10 Sun
昨日は、ご縁がありまして田村市立船引小学校第5学年の親子活動の「和生菓子造り」の講師に招かれました。
上生菓子造りの講習とあっては、「おもてなし」~日本人の心~{わびさび}の世界ですので、お茶はつきものです。
お茶をたしなむ女将と共に船引小学校へ参じました。
第五学年の児童巣109名、父兄合わせて218名と共に和菓子、それも練り切りの上生菓子の製作です。
季節柄テーマは「秋」ですので”菊花”を作っていただきました。
菊花を色違いで二種類、しかもちょっと技術が必要な三重包餡を提案させていただきました。
当店女将は、子供茶道教室や税の教室などで小学校へ出向いているので子供たちの教えるのが上手いんです。
夫婦二人三脚で和菓子作り講習会の開始です。
学年委員長さんの采配で、早速お菓子造り開始です。
それぞれが工夫を凝らしながら、思い思いの意匠を巡らせ、練り切り餡で上生菓子を造っていきます。
そして、皆さん手先が器用なんでしょう、上手に造っていかれます。
白、ピンク、中こし餡の三種類を包餡し、箸や楊枝で花びらを造り、黄色で花弁、そして、抹茶の羊羹で葉っぱを付ける・・・・
自分で造った上生菓子はいかがだったでしょうか?
そてぞれ楽しんでおられた様子です。
そして、ご自身で造られた練り切り上生菓子「菊花」の実食です。
女将より、お茶会での菓子の食べ方を講義されて美味しそうにほおばっている姿に、出張してきたかいがあったように思います。
最後に、代表の児童たちによる和菓子造り体験の感想を発表、そして私たちの御礼の言葉をいただきました。
こちらこそ貴重な経験をありがとうございました。
少しでも和菓子、上生菓子に親しんでいただきお茶の心と合わせて興味を持っていただければ幸いです。
いつしか、自分でもお茶をたしなみ「お茶と和菓子」という日本文化を継承していただけたらなぁと思います。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 05:30 | comments (x) | trackback (x) | 🌸菓匠蒼龍 心洗洞刹記::地域貢献 学校支援 |
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