2020-01-27 Mon
くさ (草)地蔵
八幡町裏町、さくら川沿いにある智法院跡地の向かいに小堂があり、石造·木造2体の地蔵歳尊が配られています。
「くさ地蔵」と呼ばれ、疱瘡やくさっぽ(できもの)平癒に御利益があると伝えられ、現在でも人々に親しまれています。
八幡町の二部氏が所有、管理しており、現在地に移ったのは、明治から大正のころであると伝わります。
内陣には、安永2年の建造の銘があり、別当は江戸時代、現中町地内にあった修験宗八幡山大光寺であったことがわかっています。
二度ほど移転を繰り返したと伝えられ、大光寺の八幡山という山号から当初八幡神社付近にあり、その後愛宕神社下(丈六側の中段窪地)に移ったことも考えられます。
日向文書参照
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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