2020-05-17 Sun
剪定後
三春城下北町の鎮守さまである北野神社境内の樹木の伐採が始まりました。
剪定途中
参道階段上の銀杏の大木や杉、そして本殿を覆っていた大木、その他境内の樹木の剪定もしています。
社殿保存という意味でもこれは大きな仕事です。
三春城から移したとされる天満宮
その本来の意姿が現れてきます。
ん!拝殿の軒下の色は何?
北町鎮守 北野神社 (旧三春天満宮)
田村氏政権下、三春城大手口の「食い違い」は、当時は無かった「切り通し」入り口前に設けられていて、その上に城の排水を溜める半月形の大きな池がありました。
現在も残る「池之端稲荷」と呼ばれる祠が痕跡となっています。池から二筋の壕が掘られ壕の内側が城内で、北町は西側のみの片側だけでした。
松下政権下でその堀が埋め立てられ、両側に街が形成されます。
三春天満宮(現北野神社)は、正保二年城内から遷宮されました。
北町側から三春城に登る「搦手口」は、「天神口」と呼ばれ、上り口の奥、主排水路に架かっていた橋が「天神橋」と呼ばれ現在も名称だけが残ります。
天満宮は谷の最も奥まったところにあったと考えられます。
名称も天満宮・天神社と変わり、明治12(1879)年に北野神社となりました。
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| ryuichi | 04:20 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春城下北町::北野神社 |
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