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飯坂温泉小松や 温泉街散策



先日、福島市の「こらっせ福島」で会合があり、その会食会もあり折角なので、鳴子、秋保と並ぶ奥州三名湯の一つ、飯坂温泉は、老舗温泉旅館「小松や」さんに宿を取りました。

「会食会」までの時間に、「高畑天満宮 うそかえ祭」で有名な西根神社の参拝してみました。





社伝によりますと、江戸時代初期に西根堰の開削に尽力した、佐藤新右衛門と古川善兵衛の二人を祀っているとされています。

江戸期、信夫郡と伊達郡の2郡は、上杉米沢藩領でした。

祭神の佐藤氏は伊達郡桑折の地侍で、郡役として農民を管轄していました。

また、古川氏は、上杉氏米沢藩家臣で、信夫郡・伊達郡の郡代で福島奉行です。







鷽替えの木彫りの鳥が、米沢に伝わる郷土玩具「一刀彫」に似ているなあと思っていたら、西根神社の創建に、江戸期の上杉米沢藩も縁があるということが解り、それでの一刀彫が合点が行きました。







飯坂温泉は近くにありますがなかなか泊まる用事が見当たらず、初めてと思っていましたが、小松屋さんの階段やエレベーター、そして、お風呂を拝見して、30年以上も前に来た記憶がよみがえってきました。







多分、お祭りが絡みだったと記憶していますが、とにかく懐かしく感じられました。

先に夕方の番組で小松屋の女将さんがオーップンさせた「足湯カフェまつぼっくり」の取材の模様が放映されそれを見ていたものですから、今回宿を取らせていただきました。







新型コロナ拡大防止の観点から遠出が憚られる風潮の中で、もう一度地元を見つめ直すいい機会です。

飯坂温泉の開拓と思っての小松屋さんでした。

「宿は、跡を継いだ息子さんである若社長と若女将に任せたのよ!」「自分たちで一から十まで経営すれば大人になるでしょう~」と女将さんが話されていました。
いい親離れ、子離れの感じです。





「飯坂には、お茶が飲める店はないの?」というお客様方のご要望にお応えするということと自分が生まれ育った飯坂温泉を盛り上げる!ということで、一念発起しての「足湯カフェまつぼっくり」の開店だそうです。


コロナの影響で当初のオープンより半年遅れでの開店です。

女将パワーには、頭が下がります。







さらに、飯坂温泉では、飯坂温泉アニメキャラクターの温泉娘「飯坂真尋ちゃん」を活用して、堀江屋旅館さんや吉川やさんの社長を中心に温泉街を盛り上げる活動をされています。


この「飯坂真尋ちゃん」とは、全国に120人(2019年10月現在)いる「温泉むすめ」の一人で、飯坂温泉を盛り上げるために活動しています!






この温泉むすめは、日本全国の温泉をモチーフにしたキャラクターと声を担当する声優たちが、全国の温泉地を盛り上げるプロジェクトで、それぞれのキャラクターが、歌と踊りなどの「アイドル活動」通じて、人々に“笑顔と癒し”を与えています。







木枯らしが吹き、里山から雪の田璃々が届くころになるとやはり温泉が恋しくなります。


今年初の忘年会です。

もちろん、コロナ対策を取っての忘年会(会食会)です。


家族経営の温泉旅館は、我が家でくつろいでいるような安ど感があり、妙に落ち着きます。


また、飯坂温泉自慢の温泉も、肌がしっとりとするいいお湯です。


もちもろん、源泉かけ流しのいいお湯です。







鯖湖湯のような激熱の温泉ではありません~








福島の酒蔵「金水晶」で、一献!




春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍



| ryuichi | 04:56 | comments (x) | trackback (x) | 🌸物見遊山諸国見聞録 |