2021-01-24 Sun
豊臣秀吉が実施した文禄検知、いわゆる「太閤検地(たいこうけんち)」の阿久津村検知帖を拝見しました。
三春城主平姓三春田村氏の軍師として名を馳せた田村月斎入道顕頼の六男で、田村(阿久津)右京亮顕義の子孫となる阿久津様に、ご来店いただきお話を伺いました。
阿久津様は、福聚寺住職橋本宗久(玄侑宗久)さんに預かったと、先の郡山美術館で催された収蔵品展のパンフレットを持参していただきました。
そこには宗久さんが講演された戦国期の画僧雪村の記述「雪村庵と福聚寺」があり興味深く拝読させていただきました。
ご来店の折に、私は、阿久津舘主の阿久津の子孫で~ということでお話を伺っているうちに太閤検地の帳面を拝見させていただきました。
小字名の漢字の横に平仮名やカタカナでフリガナが記されているのが見えます。
阿久津村は、元禄期より磐城守山藩の所領です。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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