2022-02-09 Wed
紅蓮山観音寺だより 第77号 令和4年 1月吉日
島根県浜田市にある曹洞宗観音禅寺様より、「紅蓮山観音寺だより 第77号 令和4年1月吉日」と、「立春大吉」のお札が届きました。
方丈さまの「年頭のあいさつ」をはじめ、お寺総代長、心華会会長のご挨拶から、お寺の行事報告等々そして檀家の皆様方からのの寄稿なども沢山あり楽しく拝読させていただきました。
穆清道久自賛偈 頂相
参玄室内侍随身 富嶽梅開奉観親 不会行持遅鈍漢 華蔵世界薦何人
白山古佛 駿州官養庵参玄室に坐す
一大事因縁契い相見し、室内に随侍すること幾年ぞ
正法正伝 富嶽は白く高く 梅花開き香しし
面授奉観承事し、嫡々相承有難く親伝なりき
学佛法も不会なり、修佛道も亦不識なり
佛祖行持に因縁会遭なれど、蒙昧遅鈍の漢なるぞ恥ずかしし
卍字紅心字の誓願 自ら発露忙しし
一切衆生何人たりとも、どうぞ華蔵世界にお薦め申さん
観音寺の雲水 定岡蔵心和尚の揮毫です。
檀家の皆様寄稿、そして
蔵心和尚の本師肖像画揮毫についてや、アメリカの坂本穆州和尚の早くも二十年と題された寄稿など、ありがたく読ませていただきました。
昨今のコロナ禍の影響も考慮して、浜田への帰省を自粛しており、もう2年も帰っておりません。
今年こそは、夏に帰省が叶いますように祈念したいと思います。
立春の日の早朝、禅宗の一派曹洞宗のお寺では、門に「立春大吉」と書かれたお札を貼ります。
檀家にも配り、同様に玄関に貼ります。
「立春大吉」の文字を、縦書きにしてよく見てみてください。
左右対称になっていますね。
表から見ても裏から見ても、同じように読めます。
昔、鬼が玄関から入ろうとした時、立春大吉の御札を見かけました。
門をくぐって振り返ると、同様に立春大吉の文字。
鬼は「まだ門をくぐっていなかったのか」と勘違いして、外へ出てしまいました。
この言い伝えから、立春大吉の御札を貼っていると、一年を無事に過ごすことができるという意味を持つようになったと言われています。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:56 | comments (x) | trackback (x) | 🌸島根石見國浜田 曹洞宗紅蓮山観音寺記::紅蓮山観音寺だより |
TOP PAGE △