2023-01-09 Mon

令和4年度収穫の北海道産「新小豆」
「小豆は無精者に煮らせよ」ということわざがあります。
硬いため炊き上がりにくく、じっくり煮る必要がある。ものぐさな人にやらせると、あまり手を加えず放置するため、かえって程よい火加減を保てるとの例えです。

郡山市の郡山菓子商工協同組合で北海道産の新小豆を使ったこしあんとつぶあんの生産が最盛期を迎えています。
炊き上がって薄紫色に染まった小豆に砂糖を加える。冷え込む工場内に湯気が立ち上り、甘い香りが漂う。
今では製あんを続ける県内唯一の組合です。
ひな祭りの桜餅、お彼岸のぼた餅、花見の団子、端午の節句にかしわ餅…。

あんは日本文化に欠かせない存在です。
この正月にあんこ餅をいただいた人も多いことでしょう。

昔は貴重品で”年の初めぐらいは贅沢を・・・・”との思いから食べられたとされていました。
小豆は栄養もあり、年末からの疲れを癒やし、英気を養うための大事な食材です。

三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
| ryuichi | 03:51 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
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