2024-07-22 Mon
「楽内熊野神社」 半夏生 御祈祷 御璽(ごきとうぎょじ)辻切りの御札 五穀豊穣 「洞内安全」
田植えを終える目安とされる「半夏生(はんげしょうず)」の頃、三春城下在の各地の集落入口付近で、細竹の先に「御札」を括り付けて村境付近に建てられているのを目にします。
磐越自動車道と飯野三春石川線の辻
これは「五穀豊穣」と「村内の安全」を祈願して「夏越の祓(なごしのみそぎ)」として神主さんに「辻切り」の御祈祷を受けた「御札」を、村の入口の「辻」と呼ばれる道の交差するところ、特に鬼門(東北)や裏鬼門(南西)の方角に立てて村外からの疫病などの災厄(さいやく)が、村内に侵入するのを防いでいるものです。
この御札には「込木見渡神社」等の鎮守名と「御祈祷 御璽(ごきとうぎょじ)」と共に「村内安全」ではなく「洞内安全」と記載されています。
込木洞…この洞(うつろ・ほら)とは、室町期以降の東国の武士、地侍の一族郎党が所領する集落を指しています。
城下桜口
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 03:25 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
TOP PAGE △