2024-11-24 Sun
海老根鎮守 菅布祢神社 (旧菅布祢大明神)
海老根村(現郡山市中田町海老根)の菅布祢神社は大明神と称していたが、明治二年二月神社と改称して社格は村社となった。
その後、明治二十九年に幣殿縦一間半、横二間、拝殿縦二間半、横五間に再築されており、同三十四年三月には土蔵、木造木羽茸、建立壱坪五合を新築しており神楽殿は同三十五年の暴風雨によって破損したなど、神社明細帳えの追記願や、取消願が大正二年一月八日付で知事宛に提出されている。
また、この神社の御由緒調査書によると次のとおり。
祭神一座 猿田産命
右古老伝説
当社の勧請は、平安時代末の永暦元年(1160)田村郡下枝村の菅船大明神の御分霊奉遷する所なり
この時、神殿を新築。
尚、その後に至って、海老根舘主今泉左馬之守なるもの者、特に神社を尊敬したとの伝説があり。
また、室町時代の永京11年(1439)に、海老根の泉舘主熊田右馬之丞藤原重特も、これまた大いに神社を信仰したる由、判然とし口碑にあり。
寛延二年(1749)神殿を改造して明治維新の折の村社に列せられる。
古器物
剣壱振
鏡四面
右之通に相違無之候也
明治三十五年十二月八日
社掌 遠藤直記
| ryuichi | 03:50 | comments (x) | trackback (x) | 🌸戦国大名 三春田村氏::御春輩(みはるのともがら) 田村武士衆 |
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