2010-11-05 Fri
南小泉村鎮守「國祖神社」
三春城下の西三里余、磐城国と岩代国を分ける阿武隈川と桜川南岸に挟面した南北小泉村
江戸期には御三家水戸徳川家の分家、磐城守山藩徳川家領でした。
祭神を、武甕槌神と天照大御神とする南小泉村の鎮守です。
旧水戸藩の分家の領地ということで、茨城の鹿嶋市に鎮座の常陸国の一宮鹿島神宮の勧請です。
旧神号鹿島神宮
鹿島神宮は、社殿が北面していることからも伺えるように、8世紀以降の大和朝廷の蝦夷征討の水軍の発信基地であり、東国経略の拠点だと考えられています。
神代の昔、武甕槌大神は経津主大神(香取神宮)と共に天照大御人の命を受けて出雲へ下り、
国譲りから国造りに至るわが国の建国に、その御人威が大いに発揮されました。それ以来、
強い心と体をもたらす武の神、開運の神様といわれ篤く信仰されてきました。
静けさと歴史の重みをたたえたこれらの寺社は、歴史的な建物,地域に根ざした文化活動などは,それ自体が独自の価値を持つだけでなく,郷土への誇りや愛着を深め,住民共通のよりどころとなります。
祭礼は、11月3日です。(かつては旧暦5月1日)
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