2012-12-17 Mon
「平沢中の道切り地蔵尊」三春郊外平沢にある道切の地蔵尊
村は古くから用いられてきた言葉で、「ムレ」(群れ)とか「ムラガリ」(群がり)を意味し、在所とも呼ばれていました。
今の字がほぼそのムラの単位を示しています。
今でも変わることはありませんが、つい近年まで村は、村人が共に生活を営む拠点であり、村人はムラの中の「安全」と「清浄」とをひたすら願っていました
また、村の外を異界と見て、悪霊、災害や疫病は異界からムラへ侵入してくると考えていた。
疫神は、いつも村人が行き来する道から侵入してくると考え、村の出入り口に呪物を置いて「悪霊防除」を祈願してきました。
道祖神や辻の地蔵、そして塞の神はこうした目的であり、呪い物で道を区切ることを一般に「道切り」と云われています。
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| ryuichi | 05:28 | comments (x) | trackback (x) | 🌸旧御木澤村::御祭 |
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