2013-08-18 Sun
本日は出雲大社に参拝に上がりました。
60年毎の「平成の大修復遷宮」にあたりますので、島根帰省20年目にして初めて参拝です。
神々の故郷・出雲のシンボル「出雲大社」は、日本を代表する“縁結びの神様”。
縁というのは、男女の仲だけなく、すべてのものが幸福であるために縁で結ばれていることを指し、お参りすれば、あらゆる良縁に効果をもたらすと伝えられています。
修復遷宮された本殿
出雲大社には旧暦10月になると、日本全国から次の年のことを話しあったり、
新儀のために神様が集まるとされているます。
出雲大社に神様が集まるため出雲地方では、旧暦の10月を”神在月”と呼んでいます。
一方で神様が出張する他の地域からは、神様が出雲へ出張されて留守とされているので、
旧暦の10月を”神無月”と呼んでいいます。
さすが邦造りの神様です。
質素な出雲神殿造りのその荘厳さは、神秘的と云う語がピッタリとあてはまり暑さも忘れ唯々頭を垂れて来ました。
出雲が“縁結びの地”とされるゆえんは、この地に伝わる神話にあります。
出雲大社は、「因幡(いなば)の白兎(しろうさぎ)」でも知られる大国主命が、天照(あまてらす)大神(おおみかみ)に国を譲る際、見返りに壮大な宮殿を造ってほしいと懇願したことから造られたとされていいますね。
このとき大国主命は
「これからはここで“幽(かく)れたる神事”(目に見えない人の縁を結ぶこと)を治めよう」
と言ったことから縁結びの神といわれるようになり、この地は“縁結びの地”とされるようになったとされています。
そして、その効力が1年で最も増す時期が「神在月」です。
直会に昼食を兼ねて出雲大社門前の一番人気の出雲蕎麦屋田中屋で精進上げです。
今夜は、観音寺様での恒例になっている会食会です。
方丈様との会食が楽しみです。
三春昭進堂 高橋 龍一
| ryuichi | 14:39 | comments (x) | trackback (x) | 🌸島根石見國浜田 曹洞宗紅蓮山観音寺記::塵壺西国漫遊記 |
TOP PAGE △