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三春物語828番・次男坊の「HARU FES」三春中学校「文化祭」


三春中学校文化祭「HARU FES」

先ごろ、三春中学校の文化祭が開催されました。
統合してから初めての文化祭です。

中学3年の息子(次男坊)は、夏休み明けから文化祭の出し物について様々な考えを巡らせている様子でした。



日常の過ごし方は、いつものように、パソコンでコントや演劇のシナリオを、何作品かをいっぺんに書きながら、I padで、ユーチューブを立ち上げバンド演奏の曲を探しながら、「ヒューマン・ビート・ボックス」の練習。そして宿題をこなしながら自主勉強もする。
はたまた。ドラムを叩きながら、エレキギターやベースの練習に勤しみ、稲川淳二を聞きながら話し方の練習等々・・・・
この子には一日何時間あれば足りるんだろう?というくらいの容量を、無理やり24時間内に収めています。

さらには、期末テストでは思ったほどの成績が挙げられず、勉強の比重を少し上げながら上記の日課をこなしていきます。



いよいよ文化祭当日
この2.3日、朝が起きるのがやっとくらい、クタクタになった体を引きずるように、学校へ向かいます。
練習やプレッシャーなどで”精も根も尽き果てた”といった体ですが、その瞳の奥に“自信にあふれた燃えるような闘志”は感じられます。

まず、バンド演奏です。
小学校の文化祭的なときにバンドを結成して、あの人気アニメ「けいおん」ばりに全校生徒の前で演奏した経験がありましたので、その時のメンバー+αで「チキンラーメンズ」を再結成しての演奏です。
器用な息子は、ギター・ベース・ピアノ等、何でもこなしますが、今回のステージではドラムを担当しながら、エレキギターやベースの指導にあたっていました。



そして、コント。
「レジスタンス」という3人組のお笑いユニットを結成して、”ラーメンズ”と”東京03”のエッセンスを投入しました。
ラーメンズの小林賢太郎に憧れる息子は、どーしてもコントをやりたくて、何十と云う作品を書き上げたことか・・・・
あの集中力と労力には脱帽です。



そして、クラス発表のコント仕立ての演劇。
やはり小林賢太郎、プラス宮藤官九郎のエッセンスを交えたような超大作のシナリオを描いていましたが、クォリティーが高くとてもとても中学生レベルではありません。
先生もそこに気づいていただき、「その作品は今やるのはもったいない。一回発表した価値が半減する」とナダメ透かしていただき、他者の作品のサポートと云う形落ち着きました。
息子は、面倒クサイ末っ子典型みたいなものです。
当初シナリオを没にされた時の落ち込み様は、尋常ではありませんでしたが、担任のベストアドバイスで見事立ち直りました。



担任の先生には、日頃より息子のハートをキャッチしていただいていまして、本当に感謝をいくら申し上げても足りないくらいです。
本当に、ありがとうございます。

この演劇では、進行役の「髙橋先生」役での登場です。

もう一役、クラスの合掌の課題曲部門の指揮者もありました。
これは、望んでの役ではなかったせいか乗り気ではない様子でしたが、ジャズバンドのバンドマスター的な“斜に構えた”格好でタクトを小ぶりに振るいながらの指揮者役でした。
しかし、このクラスが最優秀賞に輝いてしまいました。
これも、生徒と真剣に向き合う担任の信頼関係と、クラスのまとめ方の賜物ではないかと思います。

そしてオマケは、他の生徒がダンスの披露のために練習をしている横で、曲に合わせて、最近ハマっている「ヒューマン・ビート・ボックス」を使って、リズムを刻んでいると、“本番でもやってよ!”と急遽、本番での演奏が実現しました。

もうこのことで息子は大満足の様子で、今まで紆余曲折あったこの文化祭を大大大満足で終了することが出来ました。

そして、義母に語った話ですが「先生はじめみんなに支えられて成功した文化祭だった」と云う息子の言葉に、成長を感じます。

本当に、皆さんに支えられて楽しく中学校生活を送ることだ出来ることに、感謝申し上げたいと思います。

そして、親として息子を最大級に褒めてやりたいと思います。

よくやったな!ナリ



それにしても、私たち夫婦は、この次男坊や長男坊から日々様々な感動をもらっています。
子育てしながら、その子の新たな面を発見したり、親として成長させられたりと、子供たちに感動を分けてもらうという幸せ。
親として、これに勝る喜びはないんじゃないでしょうか。

「子育ては親育て」と言われます。
子どもの成長に応じたかかわり方を日々模索しながら、その存在に感謝し、日日成長 する子供の姿に感動して、子どもとともに親自身も、親として、また人間として育っていくということなのでしょう。

お父さんとお母さんは、君たち兄弟が大好きです。
君たちが、生まれて来てくれた御蔭で親になることが出来ました。
君たちが笑うととてもうれしいです。
君たちが泣くととても悲しいです。
泣いたり、笑ったり、怒ったり、喜んだり、
私たちも、一緒になって、笑ったり、泣いたり、怒ったり
喜んだりします。
本当にありがとう。
   お母さんの手紙より


まだまだ子供だと思っていても子供は精神的にも日々成長して行くんですね。

ありがとうね! 兼・成

三春昭進堂 髙橋龍一

| ryuichi | 12:21 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春昭進堂菓匠蒼龍 ::劇団きのこ集団プロトマス |