2014-06-20 Fri
小林賢太郎演劇作品「ノケモノノケノモ」仙台公演
またまた次男坊に誘われて、小林賢太郎演劇作品の「ノケモノノケノモ」仙台公演を泉ティー21まで見に出かけました。
今回は、高校入学前の春先にチケットを2枚入手していましたが、当時、息子には「これから高校に入学して、もし新たにできた友人で小林賢太郎が好きな子が居たらそいつと見に行っていいよ!お父さんは送迎してやるよ」と云っていましたが、その予想が当たり、違う高校ですが小林賢太郎を知っているどころかファンという友人に巡り合ったようで、3人で出かけました。
今まで、三春中学校ではだれもその存在を知らず、むモヤモヤしていたようでしたが、その友人も本宮の中学校で同じ感じでいたみたいで、二人はすっかり意気投合して、行の車の中で大はしゃぎです。
其れもそのはずですよね、小林賢太郎さんや同じラーメンズの片桐仁さんを知っておるというのは相当の通ですよ・・・
当日、イズミティー21に現着し、ダメもとで当日券を聞きましたら・・・
な・な・なんと!ありました~当日券。
これは奇跡です。
其れもど真ん中が開いていました。
これも日ごろの行いがいいせいでしょうか?
神様からのご褒美ですね。
会場内のレストランで”尾頭付きのエビフライ・タルタルソース添え”を注文して、早速腹ごしらえして、本番に臨んだという次第です。
内容は「ブラボー!ブラボー!ブラボー!」の嵐です。
笑いあり。涙あり、自分自身と向き合えるような余韻があり、やもすればストイックなテーマをさらりと演じ、どの世代にも楽しめる作品となっています。
さすが、”よっ!小林賢太郎~”といった感じで感激しました。
今回の、舞台のテーマを地で行くような二人です。
自分自身の中に在る、自分本位な自己中心的”自我”と、大人の象徴である協調性というという相反する二面性のバランスの上に成り立っている「自分とは何か?」という問い。
多分これは永遠の問いなんでしょうが、その中でもがき苦しんだ思春期、
そして、学生というある意味においての不思議国のなかで、様々な新しい出会いがあり、少しずつ成長・スキルアップしていく・・・。
終焉後、帰りの車の中では感動の余韻に浸りながら、そのテーマにすっかり染まった二人は、今迄の人生での様々な話をしていました。
それぞれの学校での友人関係の話。受験・勉強の話。今の学校での友人や勉強、そして進路。
さらには、其れなりの恋の話等々・・・・
親の私にも記憶の片隅にある、あの青臭くて少しキナ臭いような、今思うと・・・ま、大人になる過程にだれでも経験するようなこと、をわが子も歩んでいるんですね。
本当に良かったです。
洒落がきいてるでしょう?作品のタイトルが「ケダモノノケモノ」と云うだけあって、懐かしのギンビス製「たべっこどうぶつ」のノケモノノケダモノバージョンです。
毎年、少しずつですが成長していく子供を見ていくのも楽しいもんです。
三春昭進堂 髙橋龍一
先日、NHKで放映した「小林賢太郎テレビ」見ましたか?
| ryuichi | 05:50 | comments (x) | trackback (x) | 🌸物見遊山諸国見聞録::エンターテイメント |
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