2014-08-19 Tue
【人間本来無一文】
何も無い処から全てが生まれる
人間は本来はだかで生まれてきたのだから、例えば、失敗しても、何も手に入れられなくても生まれたままの状態よりもマイナスになることはありません。
【無常】【無我】【涅槃】と云う禅の基本を言い表わしている禅語として御教授いただきました。
人として生きて行く中で、現実には何も持たず全ての欲を無くすこと、またあらゆる感情(煩悩)を無くすことは難しいことと思います。
しかし、そのような日常生活の中でも禅を忘れず、心身を落ち着ける時間を創り、静かな環境に一人「身」を置いて暫し「無」の気持ちになることも大切なことです。
正に、座禅の基本で在る【無の境地】が大事。と方丈様は説かれます。
また一つ心が洗われました。
【光陰矢の如し】楽しい時間とはあっという間に過ぎるもので、明朝三春へ帰還となります。
方丈様。
敬信様、蔵心様、そして祖燈様の皆様には様々な事を御教授いただきました事心より御礼申し上げます。
三春昭進堂 高橋 龍一
| ryuichi | 08:50 | comments (x) | trackback (x) | 🌸島根石見國浜田 曹洞宗紅蓮山観音寺記::門前小僧の参禅記 |
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