2014-09-05 Fri
京都嵐山 臨済宗天龍寺僧堂の「大般若寶札」です。
天龍寺の僧堂出身の義兄、三春藩主秋田家菩提寺高乾院岡祖伸方丈様よりいただきました。
祖伸和尚は、同僧堂にて7年間修行されました。
その経歴も不思議で、ミッション系の京都の同志社大学を卒業後、学生時代アルバイトをしていたという縁で天龍寺の専門道場である僧堂にて出家されました。
義兄弟の云うことで当店へ御下がりを頂きました。
同封されていた手ぬぐいは、妙心寺派管長の興嶽老大師の筆による「福」~大袋布袋です。
説明文によれば、
おおらかな微笑みを浮かべる福の神・布袋和尚が持っている大きな袋はなんなんでしょうか?
福袋?それとも堪忍袋?
実はこの大きな袋は、どんな人もどんな物も、また、どんな良いことも悪いことも、分け隔てなく包み込んですっぽりと呑みこんで納めてくれる、不思議な布袋(ぬのぶくろ)といわれています。
入れるものに“拘らない”、“捉われない”かぎりなく大きな布袋です。
あなたも持っていますよ・・・・「仏心」という布の出で来た「福袋」を。
心にしみる、有難い言葉が添えられていました。
早速店に張り、戒めとしながら息災を祈願しました。
三春昭進堂 髙橋龍一
| ryuichi | 05:00 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
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