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三春物語835番 第一回「まんじゅうこわい!」開催~真照寺・三春昭進堂・三春町観光協会


本日、三春を代表するお寺、旧三春藩所祈願寺”真照寺”と三春昭進堂のコラボ企画!
三春町観光協会主催の三春通年型イベント企画「第一回まんじゅうこわい」が開催され、25名のお客様に参加いただきました。

頭もお腹も大満足できる三春を満喫する旅と題しての企画です。




饅頭つくり体験 (場所:三春保健センター)
 
 講師:三春昭進堂でのおとどけです。

 おたりまんじゅうの昭進堂から、簡単にできる饅頭つくりを伝授します。


三春町保健センターで饅頭つくり体験です。



当女将の指導の下、餡玉を、おたりまんじゅうの皮で包んでいきます。

皆様悪戦苦闘しながらも、いい塩梅の饅頭が包みあがりました。

早速三春昭進堂工場にて蒸かします。





場所を真照寺本堂に移動して、落語「まんじゅうこわい」です。

 話し手は、独快亭来歌の名を持つ、元校長先生の田部洋靖さんです。
独快亭来歌?続けて読んでみてください、”どっかいってくっか”→何処かに行って来るか!・・・・

とんちが利いた洒落た芸名ですね!

よ!来歌~


落語の定番「まんじゅうこわい」の三春バージョンでのおとどけです。

三春の各饅頭屋の饅頭や、御茶屋の名前が飛び交い皆様充分に楽しめたようですね!

しかし、真打顔負けの噺家ぶりですが、この先生の多彩さには驚かされます。



そして、真照寺住職による「こわ~いお話」です。
真照寺の本堂で聞く、「三春藩御家騒動と化け猫騒動」という怖い話です。

今、三春民俗資料館では、「化け猫騒動」展を行っており、正にタイムリーなお話でした。



江戸時代の化け猫騒動のお話を、その現場とも云うべき真照寺で聞く・・・・

何とも化け猫を身近で感じるお話でした。


三春御家騒動・正徳、享保事件と「三春猫騒動」
 
 三春藩主継嗣問題に端を発し、「三春猫騒動」にまつわる正徳事件と、家老荒木玄蕃高村、および四代藩主秋田頼季(玄蕃の子)の閉門を中心とした享保事件は、徳川幕府幕閣から、町方まで巻き込こんだ御家騒動といわれます。



正徳事件・「三春猫騒動」・当時、家老荒木内匠は、世継ぎとなりうる幼君を亡き者とし、我が子を藩主に据え藩の実権を握ろう企んでいました、しかし、幼君の傳役滋野多兵衛にその野望を阻まれた、やがて滋野は荒木によって無実の罪をきせられ、大町紫雲寺の境内、白梅の木の下で切腹させられ、傍らにいた猫が怨霊と化し、間もなく野望を果たした荒木に祟るようになったと云います。


 
 
享保事件は、家臣団の勢力争い・対立の末、幕府老中同士の対立を呼び、その政治紛争で負けた、荒木玄蕃高村の蟄居と、その子である、藩主秋田頼季の閉門により、正徳の事件より約八年続いた、御家騒動は、幕閣の介入により幕をとじました。

 天明五年二月、八幡町より火の手が上がり荒町、高乾院・荒木家の墓を焼払い、北町を駆け下り、舞鶴城御三階を炎上させました。
その後も火の勢いは衰えず、大町から南町そして新町へと軒並み家屋を灰にしていきました。

消火指揮に出向いた、時の藩主秋田千季(荒木玄蕃の孫)の避難所・真照寺へ追うかの様に火は、勢いを増し南町,山中、新町へと向かいます。
 


丁度、真照寺住職が門前まで迎えに出たところ、殿様の後ろに猫の怨霊が見え、袈裟の袂で殿をかばい隠すようにして寺へ向かい入れました。

火勢は、その場所・今の昭進堂の場所で、三春全域を焼き尽くした火災は、鎮火したと伝えられています。



この大火後も猫(滋野)の怨霊に夜毎魘された千季公は、真照寺へ、弘法・興教両大師像の中に紫雲寺で切腹した滋野多兵衛の位牌を入れて納め、怨霊を鎮めたといいます。

           

続いて、当店女将による、お茶のおもてなしです。

先ほど、ご自身で作っていただいた、おたりまんじゅうを、蒸かし立てのままお持ちしました。



蒸かし立て熱々の饅頭を頂いて、抹茶で一息です。

事前に、お茶の簡単な飲み方の示しましての、お茶会です。

観光協会の職員にも協力いただいて、お運びからのお点前となりました。



もう一つ、参加された方々へのサプライズ企画として「化け猫騒動どら焼き」をプレゼントさせていただきました。



この企画がまとまった先月初めに、真照寺住職より”化け猫騒動に因むお菓子をお客様にお出してはどうか?”という提案とお題を頂きました。

あれこれ試行錯誤の上、猫のお菓子=どら焼き(ドラえもん)、そして上野合羽橋の道具屋に散々探してもらって、やっと見つけた”猫の焼き印”、そして真照寺を表す「三春の祈願所シール」で、仕上げてみました。



参加された皆様、本当にありがとうございました。

観光協会では第2回以降も思案中ですので、今後ともよろしくお願い申し上げます。



観光協会の皆様方はじめ、田部先生、お茶の影点ての面川様、そして真照寺山岸住職、本当にお世話になりました。

三春昭進堂 髙橋龍一

| ryuichi | 18:12 | comments (x) | trackback (x) | 菓匠蒼龍 焦心録::講話集 |