2014-11-17 Mon
三春の太田さまの揮毫した「塵壺」を拝領いたしました。
”桜雪”という雅号にて、当店発行のチラシの名前を揮毫していただきました。
裏打ち、額装して店内に飾らさせていただきました。
毎月、新聞折込で町内へ、発行しているチラシに「塵壷」というものがあります。
私が家業を継いでから発行しているこのチラシは、単にお菓子の宣伝に限らず、四季折々の「三春の行事」紹介や三春の寺社仏閣・三春藩時代の歴史の紹介そして仏教のお話など、「如是我聞」と題して、コラムを掲載する手作りのチラシです。
この「塵壷」という名前の由来は、幕末の越後長岡藩士河井継之助が、安政六年に越後長岡藩の富国強兵、そして財政建て直しを学ぶべく、備中松山(現岡山県高梁市)藩士山田方谷に勉学修行の為に遊学したときの旅日記「塵壷」から付けています。
コラム「如是我聞」の取材を通じて人生の諸先輩方やお客様から様々な事柄を学ぼうという気持ちから名付けました。
家宝として、大事にしながらもお客様方に見ていただきたく、店内の一番いい場所に掲げてあります。
銀杏の落ち葉に彩られた真照寺山門
三春昭進堂 髙橋龍一
| ryuichi | 05:22 | comments (x) | trackback (x) | 🌸菓匠蒼龍 心洗洞刹記 |
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