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三春物語918番「夏越しの大祓(おおはらえ)~鹿島神宮参詣」


先日、常陸一之宮「鹿島神宮」へ参拝してきました。
春先に商売繁盛祈願のお願いをしましたのでそのお礼というわけです。



丁度境内には、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う「夏越しの大祓(おおはらえ)」の「茅の輪(茅草(かやくさ)で作られた大きな輪)」が設置されていました。
この茅の輪をくぐることにより、疫病や罪穢が祓われるといわれています。




春先同じですが、水戸に用事がありまして、その空き時間を利用して・・・というのは表向きで、実は茨城のお客さま方より常日頃お聞きしている「大洗で食す海の幸は旨い!」そして、「商売祈願は鹿島神宮への参拝に限る!」とのことが頭から離れず、日帰りできる距離なんですが、当家の大蔵省である女房殿にわがままを聞いていただいて、前泊したしだいです。




鹿島神宮では、参拝後に先にお邪魔した奥の院傍の茶店の女将さんにご縁をいただいた御礼に行きますと、覚えていただいていまして、何と春先に訪問した次の週に、旦那様と一緒に「三春滝桜と花見山の観桜ツアー」で三春の来られたとの事。
「お宅の看板(おたりまんじゅう)見たわよ~」「ツアーだから店には寄れませんでした」との嬉しい言葉をいただきました。




女将さんから春先参詣の時には「鹿島出発ち」の話を伺いました。

当店では、ちょうどスタッフ不足をどうしようかと思案していた時でしたが、帰宅後すぐに3名のスタッフが加入し無事“春の花見商戦”を乗り切れることが出来ましたが、これも鹿島の神宮さんのご加護なんでしょう、そして茶店の女将さんから頂いた「ご縁(五円)」の口利きがあったんだろうなぁと思っています。



その二つをことにお礼を申し上げたくて、今回の参詣と相成った次第です。

また、6月1日の火曜日の参拝しましたが、毎月1日と15日は神様が人間の近くにお越しになり、願い事を直に言いてくれる特別な日なんだそうです。
これでご利益倍増!かな・・・




良く見てください、奥ノ院参道の杉の巨木にあるハートです。奥ノ院の帰りに見えます。
丁度写真を撮っていた可愛い女子大生さんたちに教えてもらいました。

また、前回同様大洗の旨い海の幸が食べたくて宿泊した割烹旅館「肴屋本店」の若旦那さんも、偶然にもツアーで滝桜を見に来たとのことです。



この肴屋本店さんでは、いつ来てもおいしい海の幸の在りつけます。


丁度お酒を買った、新屋酒店の旦那さんと女将さんから伺いましたが、大洗の「ガールズ&パンツァー」(以下ガルパン)ブームは、3年たっても健在で、ガルパンの聖地として毎日、特に週末には全国から沢山のファンが大洗町を訪れています。

ガルパンブームが始まってから、そのファンの為に、3年間休まず営業している店舗や、毎朝五時開店の肉屋さんとか、大洗商工会でも職員を増員して対応しているそうです。




話を伺うところによると、大洗の商工会加盟店の対応としては、この「ガールズ&パンツァー」のキャラクターが54人いまして、54の加盟店にそのキャラクターを振り分け、等身大の人型看板やキャラ名刺などをおいて、宛もその店舗が当該キャラクターの家?のような感じなんだと云います。




ファンの皆様も、お気に入りのキャラクターがある店舗に行っては、名刺を交換したり、自作のキャラの写真や絵、戦車のプラモデル、イラスト帳を置いていくそうで、店側もそれを店内に配置しています。

また、強者もいまして、店での買い物や、お掃除や店番など店のお手伝いは勿論、正月にはお年玉、誕生会(それぞれのキャラクターが大洗町の住民票もっています)にはプレゼントを置いていくそうです。

もちろんキャラクターにですが、店側としてはキャラクターに会わって何かしらのお返しをしたりして、ガルパンファンとの新しい交流が生まれています。



因みに申し上げますと、ファン層は、30~4・50の男性が約9割だそうです。

このガルパンのアニメによる町そして商工会商業部会の盛り上がりは何とも素晴らしいと思いませんか?
先ず加盟店や街の人たちに楽しんでもらいたい・・・というコンセプトがあったみたいで、どの加盟店の方に話を伺っても皆さんたのしそうに話をしてくれます。

パナマ帽にサングラス、生成り作務衣、そして雪駄ばきの私も、いつの間にかガルパンフリークにひとりと思われてんでしょうか?・・・ナイナイ!



大洗磯前神社の境内にある「軍艦那珂忠魂碑」(第四代艦長今和泉喜次郎<海兵44期>謹書)と記された慰霊碑

日本海軍「長良」型軽巡洋艦の改良艦である「川内」型の二番艦である軽巡洋艦「那珂」

その碑文には艦歴が記されていました。下記はその最後の部分です。
 「トラック島ニ来襲敵機動部隊ト応戦同島南西海域ニ於テ九時間ニ及ブ激烈ナル対空戦斗ノ末満身創痍砲ハ飛散艦首艦橋切断海中ニ没ス 後進交戦魔ノ紅ノ炎ト化シ遂ニ沈没連合艦隊ノ一翼ノ使命ヲ果シ輝シイ武勲ヲ残シテ終焉」



帰りには、笠間胡桃下稲荷神社に参詣です。



このお稲荷さんのある町内名が「高橋町」というのをご存知でしたか?

同じ高橋、グッと親しみがわいてきました。



石碑の説明文には、「この町の西の端に、笠間氏の居館の堀に架かる高い橋があったことが名の由来と云う」と記されていました。

そして、同じく笠間市にある北大路魯山人の寓居を移築した「春風萬里荘」を見て、



那珂の木ノ内酒造の蕎麦屋「な嘉屋(なかや)」で鴨だしつけ汁蕎麦に舌鼓。




休日を満喫してきました。


三春昭進堂 おたりやき本舗 


| ryuichi | 05:07 | comments (x) | trackback (x) | 🌸物見遊山諸国見聞録 |