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三春物語928番 三春城下 時宗「法蔵寺蓮まつり’27」のご案内



   「時宗法蔵寺の蓮まつり」

今年も法蔵寺の境内一面に咲く「蓮の花」が見ごろを迎えました。
見学やカメラマンの方も来山されています。

午前中が見頃ですので、午前中の花見をお勧めします

法蔵寺では、「蓮まつり」が7月中頃から8月中頃日まで開催されます。

期間中のイベント

  ・7月20日(祝月)海の日 「蕎麦打ち体験」 午前十時 参加費 1000円(15日締め切り)

  ・7月20日(祝月)海の日 打ち立て蕎麦の無料試食会 午前十一時より どなたでも参加できます。

  ・7月20日(祝月)海の日~大平千恵子ちぎり絵展~7月30日(木)まで


期間中境内では、大賀蓮(200年蓮)をはじめ、凡そ100種類の蓮が咲き競い、蓮の実菓子や蓮茶などを随時用意して、皆様のおこしを待っています。



法蔵寺夏の風物詩「観蓮会」  
 
日 時:7月26日(日)午前6時より 法蔵寺境内

  内 容:野点大服茶会・・日本三大大服茶碗にて朝茶会。
      :投句会・・・・・優秀賞には記念品進呈
      :写経会・・・・・蓮の露にて墨をすり、心静かに写経
      :象鼻杯・・・・・風流な蓮酒をお楽しみいただけます。
      :花架拳の舞・・・優雅な天女の舞をご鑑賞ください。
      :観蓮会接待・・・蓮茶・蓮おにぎり・蓮饅頭等を用意してあります。



法蔵寺の宗旨は、一遍上人が開祖の時宗です。

この時宗とは、鎌倉から室町にかけて南北朝時代と呼ばれ、当時の日本は戦乱に明け暮れていました。そんな中、戦場で医療に従事し、戦陣に倒れた人を弔っていたのが、時宗一門、即ち時衆の人々でした。また、平和のときは、演芸、文芸、華道、茶道、造園にたずさわり、発展せしめたのも、阿弥と呼ばれる時衆の門徒でした。

一遍上人の有名な逸話があります。
時宗といえば賦算がありますが、この賦算とは念仏のお札で、南無阿弥陀仏決定往生六十万人と刷ってあります。

一遍上人は、一生全国を遊行して賦算を人々に配りましたが、中には、宗旨の違いから受け取りを拒否する方々もいました。
しかし一遍は「あなたが信じなくても、阿弥陀様阿弥陀仏の救いはあまねくゆきわたっています」所謂「盡十万無礙光如来」と配るのをやめなかったといいます。




戦場で傷ついた人への手当てや、戦死者の葬送、そして演技演奏で乱世の世で傷ついた人々の心を和らげ、呈茶献花、造庭造園などの仕事は、労多くして報いられざる、人々の歓迎せぬ業だったのでしょうが、時宗の門徒である時衆は、その教えである「無我の下座行(社会奉仕)」を乱世において、そのように、誰かがしなければならない仕事で、人のやりたがらない仕事を、念仏の声と共に、無我に徹して慈悲に徹した時衆の徒が黙々として手を差し伸べました。
 
 
法蔵寺ホームページより

三春昭進堂 高橋龍一

| ryuichi | 11:15 | comments (x) | trackback (x) | 🌸城下荒町時宗法蔵寺 |