2016-01-07 Thu
田村大元神社明治30年社殿新築寄附受帳及同社昭和3年屋根銅板葺寄付受帳
20年くらい前になりますが、田村大元神社別火講中世話人当時、梅雨時のシトシト雨の降り続くしがない一日、祭典掛の準備のために社殿の方付けをしていました。
拝殿内の倉庫を方付けていたところ、天井板がずれているのに気が付きました。
直そうと、恐るおそる上がってて天井裏を見渡しますと、古い風呂敷包が出てまいりました。
ほこりを払いながら中を見てみますと古い帳面の束になって入っていました。
表紙を見ると、明治30年の田村大元神社社殿新築の時の寄付受帳約100冊と、昭和三年の屋根替え改築の寄付受け帳20冊でした。
当時はまだ、軍事色が強く戦意高揚としての神道が健在な時代でしたので、旧三春藩領六十六郷の村々からの寄付徴収でした。
県知事からの寄付集め許可証が添付され、神社檀信徒総代の発揮人名簿、賛同者名簿には三春町の時の名士の方々が名を連ね、三春領六十六郷にある各村長の方々の名前も明記されています。
筆頭は、三春藩秋田家当主秋田重季公です。
三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 05:17 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩総鎮守 大元帥明王(現・田村大元神社)::大元帥明王社(田村大元神社) |
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