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平成27年度三春昭進堂えびす講


   「えびす講」~商売繁盛 

本年平成27年の 「三春昭進堂えびす講」は、旧暦の十月二十日(本年は12月1日)でしたが、火曜日で定休日となっていますので、その前の土日である、11月28日(土)、29日(日)に実施します。

この11月28日(土)と1月29日(日)の二日間ご来店のお客様には、日ごろの感謝を込めて「紅白すあま」をプレゼントいたします。

両日とも、先着百名様を予定しています。



当店では、店内にえびす様の掛け軸を飾り、家にあるお金を一升枡に入れて供え、ほかにフナなどの生きている魚やカブ、ご飯なども供え、「えびす様大黒様」に対して、商売繁盛、財運に恵まれ、また子孫繁栄が叶う事を祈願します。

この『恵比寿講』の一般的に言われている由来は、我が国の中世末頃から商家 を中心に商売繁盛をもたらす御役目の神様、すなわち「えびす様(事代大神様)」 と「大黒様(大国大神様)」の二柱の神様に、一年に一度その喜びと感謝の心を表して祝う祭事です。

旧暦の冬は神無月から始まります。
旧暦10月は晩秋ではなく初冬の時期なのであって、この月の行事には1年も、いよいよ終わりに近いという気分が込められている用に思います。

昭和8年生まれの父親は、この日に必ず、商家の小僧や丁稚が足袋を履けるのは、恵比須講の日からといっていました。
恵比須講は商人にとって非常に大事な行事であり、商家の正月のようなものであったようです。

業種によっても異なりますが、多くの商家では春から秋にかけての繁忙期、いわゆる「掻き入れ時」がほぼ済んで一年間の取引状況を総括して次年度への見通しと計画とを立てるべき時期にあたっており、この日に商売の神である恵比須神を祀って繁昌を祈願し、盛大な祝宴を催すことになっていたと伝えられています。
 
三春商人の先人から、商いとは「天平道」「黄熟行(あきない)」「商魂」の3つが大事であると教えられました。
 
「天平道」とは商人から学ぶ商いの道で“商道は人道である”ということです。

商いの道は、そのまま人の道、人間性に通じる道となっていました。

そのことをふまえて、ひたすら人間性を磨くことを通じてお菓子をつくりあげ、お客様にお届けするというのが「天平道」です。
 二つ目の「黄熟行(あきない)」とは、黄熟(あき)はお菓子の源である旬の果実が色づき、熟れることを示しています。




商いは、秋に実った果実を交換することに始まったといわれています。このことから私どもは“手塩にかける”ことを学んでいます。これこそが商いの原点であると思います。
 
三つ目の「商魂」ですが、一般的には、商売を繁盛させようとする心構えを表す言葉として用いられています。

そして先の二つに魂をこめて日々の商いの中で実行していくことと捉えています。

恵比須講には、恵比寿大黒様に商売繁盛を祈願するとともに「天平道」「黄熟行(あきない)」「商魂」を改めて肝に銘じました。

   蒼龍謹白    合掌

三春昭進堂 菓匠蒼龍




| ryuichi | 05:30 | comments (x) | trackback (x) | 春陽郷三春 日暮硯 |