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塵壺平成28年2月号 三春藩主祈願所真照寺の方丈庭園修復 猪苗代磐梯造園


三春藩主祈願所真照寺の方丈庭園修復 猪苗代磐梯造園

この春を過ぎたころから、当店が門前参道をお借りしている旧三春藩主秋田候祈願所真照寺さんの「方丈庭園」修復・作庭がはじまります。
造園請負は、私と兄妹同然のお付き合いのある通称“天狗谷の妹”の修業先である、猪苗代の磐梯造園の親方(渡部公道社長)が手掛けます。

一昨年前、私事ですが同真照寺山内にある老枝垂れ紅桜“蒼龍”の養生(以前塵壺にも記載)がご縁のようです。
磐梯造園さんの仕事ぶりは見事で、跡取りの息子さん夫婦、天狗谷の妹、そして、時々サトー左官の親方哲っつぁんの手伝いを受けて、親方の短い言葉の的確な指示のもとで丁寧に仕事を進めていきます。
真照寺さんでも、この真面目で熱心な姿勢、自然を紐解き樹々や庭石の命を力を借りて庭園という空間を創造する素晴らしさを目のあたりに見て、檀家の皆様と協議を重ねて、この度念願の着工の運びとなったようです。



真照寺は、江戸期末期“天明の大火”では、三春御城御殿(現三春小学校)が火災に遭って喪失した時の仮御殿とされ、その庭園の池には弁財天を祀る小島があり、噴水も完備されていたそうですが、今は面影だけをとどめています。

今回の構想では、萱や蓮が生い茂り、落ち葉や土砂で埋まりつつある池を、三分の一ほどの「心字の池」に作り替え、奥には滝を設えるそうです。

日頃より、親方は「庭造りは、10年後、20年後、もしくは100年、その先も・・・・と云った形の将来・未来を見据えて仕事をしています。これは人・弟子を育てるのと同じ要領です。今回お寺、それも由緒ある三春藩主祈願所の作庭と云うのは、滅多にできることではありません。奴ら(息子さん夫婦や、天狗谷の妹)の為にも良い経験・勉強になるでしょう」
また、「住職や檀家さんの熱い想い、そして三春昭進堂さんはじめ三春町民の心のよりどころの場所となれば、損得は関係なしにやんなんねぇばい・・・」と・・・磐梯山のような大きな懐親と男気で語ってくれました。



人と人のつながりを“ご縁”というのでしょう。
先日、尊敬する三春の大先輩から「人と人につながりを大事にしなさい」と教えられたばかりでしたので、この言葉が心に残ります。

今回も、親方の元で庭師修行に邁進する“天狗谷の妹”のご家族、三春城下清水天狗谷の橋本家との“ご縁”があります。
今から30年ほど前でしょうか、車好きの当時小学校六年生の長男が車洗いの手伝いをするようになってから、その妹や弟、友人たちが遊びやアルバイトに来はじめます。
そして親の代からのお付き合いである“天狗谷のお母さん”と慕うお母さんとその姉妹。さらには祖父母である古川悟郎夫婦といった、三代にわたっての様々なご縁によって結ばれているご家族です。
人が生きていく過程を「人生」と呼ぶんだろうと思いますが、その人生には必ず運命を左右するような「人生の節目」とよばれる「節所」に遭遇します。



そんな時に必ず近くに居て「任せろ!」といって援けてくれる。そして見守ってくれる心強い味方、本当の家族・友人のような存在の方々が近くにいてくれる。
この人と人につながり“ご縁”を“幸せ”と呼ぶんろうだと思います。



   合掌   蒼龍謹白    拝


さあ、2月3日は、真照寺節分会です。

皆様お揃いでお出かけください。
当三春昭進堂では、夕方より「真照寺節分会お汁粉お接待」をさせていただいています。
皆様のお越しをお待ちしています。

尚、雪があります。
くれぐれも足元にがご注意ください!


| ryuichi | 05:05 | comments (x) | trackback (x) | 「塵壺」 三春昭進堂 |