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”滝桜だけじゃない三春”~小説「影山一族」の世界


先に紹介した八王子在住の法律家吉田幸弘さんこと、小説家の影山ゆきひろさんのミステリー小説「影山一族」をキ-とした”三春へ行きたい プロジェクト”~三春の観光パンフレットを小説で!

この予告のようなプレゼン・ベースが届きました。
ストーリーは小説と旅行パンフレットの融合のようなもので、読んだら是非三春へ行きたいと思わせるような仕掛けが散りばめられています。



ベースとなるミステリー小説「影山一族」は、フィクションとなる“滝桜”にまつわる言い伝えに端を発する因縁と、三春という神の郷に翻弄される影山家の何代にもわたる宿命のフィクションで、”滝桜”を神格化し、そこで懸命に生きる男女が地域の風習などに揺さぶられながら、人生とは何かを考えるという作品になっています。



「三春巡拝」 影山ゆきひろ アマゾンより発売開始!

第一弾としてその派生小説である「三春巡拝」、そして以前紹介した「影山一族」のスピンオフ版である小説「39年前」でもそうでしたが、な、なんと!私らしき三春昭進堂の主人がキーマンとして登場し大活躍するというストーリー展開です。


「滝桜だけじゃない三春」(1) 




4月になると日本三大桜の1つと称される、
国の天然記念物にも指定されている
「滝桜」が開花します。
1~2週間のこの時期に全国から30万人以上の方が
これを観桜に来られます。


滝桜だけじゃない三春」(2) 



この滝桜があるのが福島県田村郡三春町。
東北新幹線が停車する郡山駅から、
磐越東線に乗り換えて2駅目。
この改札には、こんな額が掛かっている。


「滝桜だけじゃない三春」(3) 




三春では13年に一度、梅桃桜が一緒に咲く年が訪れる。
人はそれを「過ぎ越しの年」と呼ぶ。

「滝桜だけじゃない三春」(4) 




滝桜の根元には小さな祠(ほこら)がある。
これは「滝桜の神様」と呼ばれている。
滝桜の下には神の子孫が眠っているからである。
その男女が絡み合い、この滝桜になったというのだ。

滝桜だけじゃない三春」(5) 




「過越しの年」に恋におちた男女は、
「過去帳」と呼ばれる太古から伝わる帳簿に、
その名前を記載される。

滝桜だけじゃない三春」(6) 



その過去帳は三春町のどこかにある社(やしろ)の中に
密かに保管されているという。
その社を見つけてみませんか?




滝桜だけじゃない三春」(7) 




三春の町を散策すると、たくさんの蔵に出逢うことになる。
その蔵には「屋号紋」と呼ばれる家紋のようなマークが
刻まれている。
その中に「吉」と「永」という屋号紋を見つけると
縁起が良いと言われる。
「吉が永く続く」ということだ。

「滝桜だけじゃない三春」(8) 




屋号紋探しで市街地を散策すると、
蓮で有名な法蔵寺、水芭蕉で有名な真照寺がある。



蓮、水芭蕉の花言葉をご存知か?





「滝桜だけじゃない三春」(9) 



新町にある真照寺の隣に三春昭進堂がある。



そこに
「梅桃桜」の謎
「過ぎ越しの年」秘密



「過去帳」の正体を解くある物が
安置されている。



小説「影山一族」の著者吉田幸弘氏のF・B「滝桜だけじゃない三春」より転載 画像を追加しました。


| ryuichi | 05:27 | comments (x) | trackback (x) | 🌸小説「影山一族」~滝桜 |